本日もお越し頂き、ありがとうございます
既報ですが、先日の日曜日
甘蛙さんの工房を訪ねました
ベイトでいこう!のyou-youさんと
お魚釣りが好きの小次郎さんと私の3人で
you-youさんが甘蛙さんに製作依頼されていた竹竿が出来上がり
それを受け取りに行くということで
以前から私も一度甘蛙さんにお会いしたかったので
便乗させて頂くことにした
竹竿についての詳しいことは
you-youさんの記事で見てください
とにかく美しく、かっこいい竿です
当日の朝は、道中大雨の降るあいにくの空模様
しかし日頃の行いの良さが出たのか(?)
現地に到着するとすっかり雨は上がっていた
少し早く着き過ぎたこともあり
どこか良さ気な場所で竿を振ろうということで
雰囲気の良い場所を見つけて竿を出したが
対岸で農作業をしていたおじさんが
「ここは何もおらんで~。川鵜に全部やられてしもた~」と叫ぶ
都会から来た兄ちゃんを敬遠するように
わざと悪い情報を流しているのか?とも思ったが
後で甘蛙さんに伺うと本当に魚が居ないらしい
工房を訪れた後、甘蛙さんが折角来たのだからと
釣り場を数ヶ所案内してくださった
「この先に秘境があるねん」 の言葉通りに
正に秘境に相応しい様相を呈した場所に胸が躍る
一応タックルは持ってきているが
今日は遠足気分でここまでやってきた
正直、私は釣れなくても一向に構わない
そんな気分が胸に宿っていたが
それでも釣れるに越したことは無い
遠くから来た私たちになんとか釣らせようと
色々と気を遣って頂いた甘蛙さんに報いる為にも
何でもいいのでとにかく魚を釣りたかった
それに秘境を目の前にしては、やはり血が騒ぐ
談笑しながら竿を握ってはいたが
そこは一応釣り人の端くれ
竿先に神経を集中することは忘れなかった
しかし、そんな思いも空しく
結果は釣れず終い
だが、釣れなかったことの疲れや残念な気持ちは全く沸いてこず
むしろ心地よい空気に包まれていた
すばらしいロケーションで仲間と共に竿を振ることの楽しさに
満足な気分を味わっていたのは
私だけではないはずだ
そこに居た全員が
どこかしら満ち足りた表情を浮かべていたからだ
今回は、まだ少々季節が早過ぎたみたいで
魚を釣ることはできなかったが
もっと季節が進めば
コバスの数釣りが楽しめるらしい
また、よい季節に来ますね、と言葉を残し
帰路に着いた
雨上がりの澄んだ空に
新緑がまぶしい
色鮮やかな一日だった
甘蛙さん、you-youさん、小次郎さん
楽しい休日を、ありがとうございました!