ベイト難民村キャンプ2010-prologue

simesaba

2010年09月15日 11:15








過日、一通のメールが届いた

そこには

ベイト難民・難民キャンプへのお誘い

のタイトルが書かれていた

先輩ブロガーさん達のブログで

何度も目にしてきたこの文字を

私自身が目にすることになろうとは…

それだけで激しい感動が胸を襲う







今までWEB上で見ては、素敵な集まりだなと思い

ああいう集まりに私もいつか参加できたらと思っていた

それが現実のものになった喜びに胸を躍らせた

一読者だった私が、自身でブログを始めてから

まだ一年も経っていない

そんな私にお誘いの声が掛かることになろうとは

ブログを始めた時には予想だもしなかった







今から約一年前

まだその頃、私はブログを始めてはいなかったが

naturum のとあるブログに出会った

そこには、なんとも美しいバスの画像が貼られてあった

琵琶湖のどこかの浜で釣り上げられたバスが

水面の近くで写してあるその画像は

今まで数多く見てきた画像の中でも

一番美しく写されたものだった

その後、ブログを読み続けるうちに

〝水に近いほど魚は美しい〟

というポリシーを持っていることを知り

まさにその通り!と膝を叩くことになる

そしてその美しい魚体を

いたわりや慈しみ優しさに溢れた手つきで触れる

その人の姿に感動を覚えた







そして、すばらしい画像だけではなく

そこに書かれている文章には

読み手をいつの間にか惹き込んでしまう

そんな魔法の呪文のようなストーリーが展開されていた

当然のように私は、いつの間にかそのストーリーに惹き付けられ

貪るように過去記事を読み漁る日々を送る







その後、ブログを読み続けるうちに

やがてあちらこちらのお気に入り欄に登場しているのを目にし

その方がコメントを入れているブログにも目を通すことになる

そうこうする内に、漠然とだがはっきりと

気の会う仲間が集うコミュニティが存在していることを悟り

ベイト難民 と呼ばれるコミュニティがあることを知る








インターネットという二次元の世界で

顔を付き合わして会話をするわけではないが

文字による会話の世界の中に

明らかに一体感のようなものが見え

明らかにコミュニティが存在していた

その誰の口(文字)からも読み取れるものは

爽やかな〝気持ちの良さ〟だった

決して人を傷つけることもなく

お互いがお互いをリスペクトし

お互いの存在を認めている

なんと気持ちのいい人たちなんだ!

その日から、ベイト難民と呼ばれる人たちのブログを

読み始めることになる

そして、この一体感は

二次元の世界を超え、三次元の世界

そう、現実の世界でも繋がっていることを知る








昨年9月、シルバーウィークという近年稀な大型連休があったが

その頃、2回目となる ベイト難民村キャンプ が開催されていた

私はその模様をパソコンのモニターを通して目にした

そこには一年ぶりの再会を喜ぶ姿が

黙して語らずとも分かり合える、そんな姿が

そして終わった後の余韻に浸る、そんな姿が映し出されていた

大の大人を虜にし

幾日かの時間を夢見心地にし

余韻から抜け出せなくさせる

なんとも素敵な集まりである







そんな素敵な人々に多大なる影響を受け

遂には私自身もブロガーの端くれになった

そして徐々に ベイト難民 の皆さんと

少しずつではあるが交流を持つことになる






ベイト難民村の村長である あほあほルアーマンの三ツ木左右衛門さんとは

幼い頃に持っていた思い出のルアー〝バスハンター〟の記事を書いたことから

トラックバックをさせて頂き、コメントのやり取りをさせて頂くことになる

また、表には出ないが、メールでのやり取りもさせて頂き

似たような価値観を持っている方だという思いを抱く

何度かのやり取りの中で

一度目の難民キャンプの話題にも触れられていた

夜の琵琶湖で、誰も何も話さず竿を振っていた時のこと

静寂の中で竿を振っているだけで

黙っていても分かり合える、そんな感覚に襲われたこと

私もそんな感覚を味わってみたいと思った

そして、いつかきっと琵琶湖でお会いしましょう!

とお約束をさせて頂いた







そして遂に

そのお約束を実現する日がやってきた

私にとっては初めての

ベイト難民村キャンプ

初めての参加ではあるが

特別の思い入れのある集まりが











いよいよ始まる






(画像提供uedaさん)


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