2010年09月29日
ベイト難民村キャンプ2010-epilogue
<サブタイトル>
「とある釣人のゆううつ」 を吹っ飛ばせ!

楽しかった ベイト難民村キャンプ2010 も無事終わり
皆それぞれが家路についた頃
じゅんさんと私の二人は
いまだ残る余韻を胸に
湖西の浜に向かった
夏の終わりを色濃く残す湖西の浜は
今にもデカイ魚が飛び出しそうな気配を漂わせていたが
僅かの時間差で強風が吹き始め
とても釣りにくい状況に変わっていった
そんな中でもなんとか一本、小型ではあるがバスが釣れた
しばらくして、じゅんさんと合流すると
なんだかひどく落ち込んだ様子が見受けられた
一発とてつもなくデカイやつが当たり
残念ながらラインブレイクしてしまったそうだ
同じところにキャストすると奇跡的にラインを回収することができ
幸いにも、バーブレスだった為
ルアーも魚の口からはずれていたので
無事に回収することができたらしい
後にそのことをじゅんさん自身のブログで明かすことになるのだが
ラインブレイクはじゅんさんにとっては、いや全ての釣り人にとって
あってはならないこと
そのことを大いに悔やんでいたのだろう
それほどに彼の落ち込みようは大きかった
後に〝もうこんな嫌な気持ち、ごめんやな〟と言わしめるほどに・・・
もしも無事にランディングしていたなら
ベイト難民キャンプの最後を締めくくるに相応しい
とてもドラマティックな展開になっていたであろう
その時、私は心の中で
じゅんさんにもう一度、ドラマティックな出来事が起きることを願っていた
そして、二人で喜びを分かち合いたいと・・・
正直、この時の私の心境は
私自身の釣果など、どうでもよかった
なぜなら
先日記事にも書いた
私がブログを始めるきっかけになった人と
こうして竿を並べているという事実に
心をときめかせていたから
(決してモーホーではないので誤解の無きよう)
約一年前、はじめて目にした美しい魚の画像
波打ち際で撮られた、正に波に洗われているその魚体は
今まで見た中で一番美しいと思った
その魚と一緒に写っていた人と
今一緒に釣りをしている
半ば夢見心地であったと言ってもよい
ちなみに一番最初に目にした記事はコレ
その後、過去記事を読み漁ることになる
その後、時合いが来たのか
じゅんさんが入れ食い状態に入った
私にも何度かアタリがあったがバラしてしまい
獲れずじまいに終わった
結局、残念ながら、いいサイズのやつは獲れなかったが
釣りを終えた後に色々とアドバイスを頂いたり
ブログでは書けない秘密の話も聞かせてもらった
私にとっては、とても勉強になる時間だった
別れ間際に 『今日は、ありがとうございました!』 と
ガッチリと握手を交わしたその手の力強さはとても印象的で
このパワーで、幾多のモンスターと渡り合ってきたんだなぁと
感慨深いものがあった
ブログ〝じゅん屋〟に出会わなければ
ベイト難民の皆様にお会いすることもなかったはずだ
そう思うと、素敵な方々に巡り合わせてくれた
じゅんさんに
感謝の気持ちで一杯である
じゅんさん、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願いします!
追伸;
〝一番いい所にいる〟というアドバイスを頂き
その言葉を頭に置いて獲った一本です
流れ込みのサンドバーのブレイクに居てました
(岸からわずか5m足らず、水深1m足らずの流心の真ん中でした)
無闇に立ち込まない方がよいみたいですね
そのことに気付かされました

〝一番いい所にいる〟というアドバイスを頂き
その言葉を頭に置いて獲った一本です
流れ込みのサンドバーのブレイクに居てました
(岸からわずか5m足らず、水深1m足らずの流心の真ん中でした)
無闇に立ち込まない方がよいみたいですね
そのことに気付かされました

2010年09月28日
ベイト難民村キャンプ2010-宴の夜

本日もお越し頂きありがとうございます
途中になっておりました〝ベイト難民村キャンプ2010〟の続きです
早朝に皆さんにご挨拶した後、一旦仕事に向かうも
気持ちはすでに琵琶湖へと旅立っており
仕事が全く手につかない一日を過ごしたことはもうすでに記事にした
18時、ようやく仕事を終え
もうすでに宴もたけなわになっているであろう四季亭に向かう
〝今から向かいます〟とメールをすると
you-youさんから買出し依頼メールが返ってくる
〝了解!〟と即返事をし木炭を購入
昨年はuedaさんが再三の買出し依頼に四苦八苦されたそうで
これは早く現地に到着しないと、酔っ払い達の
〝追加で○○買ってきて!〟攻撃にやられそうな予感
途中、電話口の向こうの声を聞くと
だいぶ酒が進んでいるのが分かる
やばい、やばい・・・急がねば
なんやかんやで現地到着は20時頃
もうすでに出来上がっているであろうことは容易に想像がつく
暗闇の階段を下りると、そこにはブログで見た光景が広がる
(画像が見づらくてスミマセン)
艇舎前に据えられたBBQコンロに適当に車座に座る面々
白熱球に照らされたセピア色の灯りが
宴を独特な空気に彩る
『こんばんは~、遅くなってすみません』
と軽くご挨拶し、早速車座の一部に溶け込む
もうすでに早朝に皆さんにお会いしているので
堅苦しい挨拶は抜きに『まずは一杯』
朝はいなかった、じゅんさんと小次郎さんもそこにはいる
一際大きな声で何やらしゃべっているのは小次郎さん
あ~あ、完全に出来上がっている
あまりにも典型的な、絵に描いたような酔っ払いの姿に笑けてしまう
ロレツは回っていないは、緩やかな傾斜で転がるは
これほどまでに見事な(?)酔拳を見る機会もなかなかない
you-youさんやキングちんねんさんとのやりとりは実に軽妙で
本当に楽しい時間を過ごす
私の目にはyou-youさんがドランクモンキー酔拳に出てくる
ジャッキー・チェンのお師匠さん
〝ソカシのおじさん〟
に見えていたのは、私も酔っ払っていたせいなのか
そんなこんなで酔拳使いの小次郎さんは酔い潰れて早々にご就寝
実はその後にサプライズがあったのだが
小次郎さんは知る由もない
その後、サプライズゲストのゴッキーさんが
二枚目の運転手さんと共にご登場
ここでは詳しく書けないのが残念ですが
予想もしない大物ゲストの登場です
ゲストのお二人がお帰りになると、にわかに釣りモードに突入
お酒が入っているにも関わらず、釣り竿を握ると本気モードに切り替わる
uedaさんはフローターで、ひでっちさんはゴムボートで
他の方々は陸っぱりで、釣りの時間がスタート
私は湖北の深い暗闇の中で陸っぱり
どこに着水したのかも定かではないくらいの暗闇が広がる
時折、空気を吸い込むようなナマズらしき捕食音が聞こえる
果てしなく続く静寂の中でキャストしていると
時間の経過すらも忘れてしまう
時計を見ると1時を回っている
釣りを終了し四季亭に戻ると、どうやら私が最後まで釣りをしていたようだ
明日に備え、早々に寝息を立てている人もいる
私は楽しみにしていたことがある
あほあほルアーマンの三ツ木左右衛門さんが持ち込んだタックルボックスと
私が持ってきたタックルボックスを見比べること
中身のルアーが違うのは分かり切っているが
このボックス自体の形が、ブログの画像で見る限り同じ形のように見えたので
じっくり見てみたいと思っていた
応接セットのテーブルに二つのボックスを並べて見比べてみると
メーカーや色は違うが、思ったとおり全く同じ形をしていた
『もしかしたら同じ金型で作られたものかもしれないですね』
などと言いながら、懐かしいルアーの数々を手に取りながら
夕べのひとときを過ごす
夜も更けてきて、皆寝静まったようだ
三ツ木さんと二人で
ハンドメイドルアーについて語り合う
他の人を起こさないように、声をひそめての会話

(画像は翌朝撮影した別室です)
趣のあるここ四季亭の一部屋で
語り合ういい歳をした大人二人の至福の時間
私はこの時を待ち望んでいた
できることなら、もっと時間が欲しかったが
それはまた次回のお楽しみ
次にお会いする時までに
それなりにお見せできるルアーを作っておきますね
夜遅くまで語り合っていた私と三ツ木さんは
案の定寝坊して
朝マヅメのチャンスを逃してしまったが
起きるなり釣り開始

cotocas medium で起き抜けの一発を釣り上げ
私自身の釣り欲はほぼ満足
じゅんさんの華麗な竿さばきに見惚れる
部屋に戻ってからは
剛竿のブチ曲げ大会が始まり、驚嘆の声を上げる

片付けが終わると記念撮影をし、四季亭を後にする
皆で竿が振れ、木陰などもある場所を選び移動する
某河口付近でウェーディングをすることに

これだけの人がズラリと陣取り竿を出すと
群れが来たら一網打尽(のはず)だが
結局、魚の群れは回って来ず、単発でじゅんさんが釣ったのみ
密かにメザシサイズのバスをyou-youさんが釣ったのは
私しか知らないことではある
その後は松林を抜ける涼風に吹かれながら
しばし談笑にふける

朝マヅメから一人頑張っていたじゅんさんは少しお疲れの様子で
爆睡していてペットボトルを肘に乗せても気がつかなかった
楽しかった2日間もあっという間に時間は過ぎ行き
もうお別れの時間がきてしまった

別れ間際、遠方から来られた方々と熱く握手を交わし
来年の再会を誓い合う
そして・・・
皆ソレゾレ、各々が住む街へと戻っていった
一台、また一台と車は走り去り
最後は、じゅんさんと私の二人だけになった
名残惜しく、その場の空気を味わうかのように話しながらも
まだ釣り足りない様子のじゅんさんと二人
『じゃあ、行っときますか!』
と祭りの後の余韻を楽しむべく湖西の浜に向かった
私は今回初めての参加だったが、こういう集まりに参加した場合
必ずと言っていいほど最後まで見届けるようにしている
『あの後に、めっちゃおもろいことがあってな・・・』とか言われるのがイヤだし
一番最後までその場にいることの、少し寂しいような感傷に浸るのも
実は好きだったりするからだ
今回初めて参加させていただき、こんな楽しい時間を与えてくれた皆様に
改めて御礼を言いたい気分です
皆様、本当にありがとうございました!
唯一、皆様方と違うのは
再会の喜びをまだ知らないということ
そこだけはまだ不完全なままですが
それはきっと来年、実現できることでしょう
この地でまた笑顔でお会いできることを
心より願っております
素敵な時間をありがとうございました

2010年09月18日
ベイト難民村キャンプ2010-first contact

9月10日(金)
ベイト難民キャンプを翌日に控えたその日のお昼頃
you-youさんからメールがきた
深夜2時に村長とちんねんさんのお二人と
湖西の某駅前で待ち合わせをしています
ご一緒しませんか? という内容
残念ながら明日は朝から仕事があり
仕事が終わってからイベントに合流することを
事務局のuedaさんには連絡してある
はて、どうしたものか・・・
しばし考えた後、出勤前にご挨拶に伺うことに決めた
待ち合わせ場所から勤務地までは
土曜の朝なら1時間もあれば到着できる
さすがに深夜2時には無理だが
早起きして、明るくなる前に現地に着ける時間に行ってみよう
何より、村長である三ツ木左右衛門さんと
湖西の浜でお会いしたい
二年前に三ツ木さんが味わった 静寂の共感 を
一緒に味わってみたい
そして、湖西から見る幻想的な朝焼けを、対岸から昇る朝陽を
一緒に見てみたい
そんな思いに駆られた
深夜3時半起床
夕べは興奮していたのか、それとも緊張なのか
なかなか眠りに就けなかった
ようやく眠れたのは12時半くらいかな・・・
睡眠時間は約3時間
眠い目をこすりながら身支度を整えるとすぐに出発
向かうは湖西の某浜
ここは先日you-youさんとuedaさんに偶然出会った場所
恐らくこの同じ場所が、三ツ木さんの思い出の場所だろう
そのことも何か〝縁〟を感じる
あの場所から眺める朝陽は格別のものがある
今日はどんな素晴らしい景色がみられるだろうか
午前4時45分現地到着
幸い日の出には間に合ったが、東の空が白みかけている
急いでウェーダーに着替え浜に下りる
薄闇の中で人の姿を探すが見当たらない
少しその場で竿を振ってみるが
ハンドルを回しながらもキョロキョロと辺りを見渡し
三人の姿を探しながらなので
まったく釣りには集中できない
ここは一旦釣りよりもお三方を探すことを優先しよう
浜を横に移動し人影を探す
少し離れた場所に5、6人の釣り人が見えた
その中の3人がyou-youさん、三ツ木さん、ちんねんさんだろう
少しずつ近づき様子をうかがっていると
一人の方が近づいてきたが、どうやら違う人のようだ
そのまま通り過ぎて行った
遠くに3人の人影が見える
一人は水に入りウェーディングをしている (you-youさんかな・・・)
もう一人は陸っぱり (三ツ木さんだろうか・・・)
もう一人のやたらガタイのいい人は
竿を持ったまま湖面を眺めている (ちんねんさんかなぁ・・・)
一番手前にいるガタイのいい人に声をかけようか
迷った挙句、you-youさんに電話を入れてみる
呼び出し音♪ 呼び出し音♪
ウェーディングしている方に動きは無い
おかしい・・・聞こえていないのだろうか・・・
しばらく呼び出しを続けたが反応がないので一旦電話を切る
少ししてからもう一度かけなおすことにして
ちょっとだけ竿を振る
数投目、cotocasMをゆっくり表層で引いていると水面が割れた
上がってきたのは20cmくらいのコバス
また釣れるだろうと思って、写真は撮らずじまい
この様子を見ていた人が近寄ってきた
先程すれ違った人がまたこちらに戻ってきて
すぐ隣で竿を振りはじめた
その姿にちょっと興醒めしてしまったので
場所を譲る形で移動をしながら
もう一度you-youさんに電話をすると今度は繋がった
『おはようございます。 simesabaです。 今どちらにおられますか?』
『ごめんね、ドラマの撮影で車止めれないので○○に移動したとこです。』
『分かりました、では今からそちらに向かいます。』
どうやら先程まで目星をつけていた人たちは
まったく関係ない人たちだったようだ
『ちんねんさんですか?』
『はぁ? ・・・。』 ポカ~ン
となるところだった。 あぶない、アブナイ・・・
寸でのところで恥をかくのを回避
どうやらやっとお会いできそうだ
大急ぎで移動し、車を止め
皆さんが居るであろう場所を目指して歩いていく
遠くに何人かの人が見える
石畳の護岸に腰掛けて竿を振る人
立ち上がって竿を振る人
それぞれ皆竿を振っているが
本気モードの空気は出ていない
和やかなムードでおしゃべりしながら
思い思いに竿を振っている感じだ
この自由な感じがきっと
ベイト難民の皆さんの〝距離感〟であり〝空気感〟なのだろう
you-youさんらしき人が見えてきたが
一人の方が釣竿片手に近づいてきた
あ! あの方は・・・ひでっちさんだ!
ひでっちさんの面影は某ガイドのブログでお見かけしている
ほぼ間違いない
ああ、どうしよ・・・どないしょ・・・なんと言えば・・・
『おおお・・・おはようございます!』 と搾り出すのがやっと。
にこやかな笑顔で 『おはようございます』 と返ってきた
予想以上におだやかな印象の生ひでっちさんに少し安堵しつつも
ちゃんと名乗れなかったことに、ちょっと後悔する
後刻、改めてちゃんとご挨拶はしましたが・・・
第一印象悪かったかなぁ
緊張していたのでお許しを・・・
さらに歩いていくと、お会いするのは2回目だが
見覚えのあるお顔を発見
まぎれもなく you-youさん だ
uedaさんの姿もある
『おはようございます!』 とご挨拶。
実際お会いするのはyou-youさんは2回目、uedaさんは3回目なのだが
見知ったお顔があるというのは安心感がある
というか、このお二人が醸し出す空気は
会った回数など感じさせないほどにおおらかで
人間の器の大きさを感じるお人柄である
そして、その横には一際大きな体で豪快に笑う人が座っている
そう、本物の ちんねんさん だ
この時は何かを食べていたかは定かではないが
その巨体を維持するに必要なカロリー摂取の量が半端ではないことを
後に知ることになる
さっき別の場所で、危うく別の人に
『ちんねんさんですか?』と声を掛けそうになった話しなどをして
無事になごやかムードに溶け込む
想像していたちんねんさんは、もっと怖い人かと思っていたが
実に楽しいお人柄で、見る者を飽きさせない
you-youさんとの掛け合いをず~っと見ていたいくらいだ
次に現れたのは〝爽やかカップル〟
Eight Worksさんご夫妻だ
ブログのデザインや載せている画像などから想像していた
〝おしゃれ〟なイメージ通りのご夫婦
そして、なんといっても奥様がお綺麗
噂通り、いやそれ以上かな
綺麗な奥様と一緒に好きな釣りができるなんて
なんとも羨ましい話しである
そして遂に、あの人にお会いする
ハンチングを被った、見るからに優しそうな人が登場する
ベイト難民村村長 三ツ木左右衛門さん
『はじめましてsimesabaです。ようやくお会いできましたね!』
ようやくという言葉を使ったが、他の人に比べれば
お互いの存在を知ってから会うまでの期間は短い
だが、その時は本当に〝ようやく〟という思いがしたのだ
色々とお話しをさせて頂くと、何事も時間をかけてゆっくりと
でも確実に推し進めていくのが好きな性格だということが分かった
決して、バタバタせず、どっしりと腰を据えて行動される
その落ち着きが、言動の端々から窺える
ブログの記事も、三ツ木左右衛門というその人そのものも
奥深さを感じずには居られない
まさに魅力的な人物である
ただ一つ残念に思ったのは
もうすっかり夜が明けてしまってから
平凡な出会い方をしてしまったことである
ある種独特の趣がある暗闇の浜で
ドラマティックな出会い方をしたかった、というのが本音ではある
だが、出会い方はどうあれ
この出会いそのものが素晴らしいことであるのには変わりない
ブログをやっていなければ、知ることも会うこともできなかった人々と
今こうやって笑って会っているという事実
このこと自体が 奇跡の出会い に他ならない
こうしてメンバーとのファーストコンタクトを無事に済ませ
私は一旦仕事へと向かった
その日は一日仕事が手につかなかったことは
先の記事でも書いたとおりである
ちなみにこの時you-youさんからは
『もう今日は、急にお腹痛くなったことにしときません?』
(暗に、もう仕事休んで遊ぼうよ!という意味)
という実に魅力的な提案をされ
私の中の小悪魔は 『いいじゃん、いいじゃん、休んじゃえよ!』 とささやき
私の中の天子は 『ダメだよ!しっかり仕事してから遊びなさい!』 とつぶやいた
その場に居た小一時間、真剣に悩んだのは言うまでも無い
2010年09月15日
ベイト難民村キャンプ2010-prologue

過日、一通のメールが届いた
そこには
ベイト難民・難民キャンプへのお誘い
のタイトルが書かれていた
先輩ブロガーさん達のブログで
何度も目にしてきたこの文字を
私自身が目にすることになろうとは…
それだけで激しい感動が胸を襲う
今までWEB上で見ては、素敵な集まりだなと思い
ああいう集まりに私もいつか参加できたらと思っていた
それが現実のものになった喜びに胸を躍らせた
一読者だった私が、自身でブログを始めてから
まだ一年も経っていない
そんな私にお誘いの声が掛かることになろうとは
ブログを始めた時には予想だもしなかった
今から約一年前
まだその頃、私はブログを始めてはいなかったが
naturum のとあるブログに出会った
そこには、なんとも美しいバスの画像が貼られてあった
琵琶湖のどこかの浜で釣り上げられたバスが
水面の近くで写してあるその画像は
今まで数多く見てきた画像の中でも
一番美しく写されたものだった
その後、ブログを読み続けるうちに
〝水に近いほど魚は美しい〟
というポリシーを持っていることを知り
まさにその通り!と膝を叩くことになる
そしてその美しい魚体を
いたわりや慈しみ優しさに溢れた手つきで触れる
その人の姿に感動を覚えた
そして、すばらしい画像だけではなく
そこに書かれている文章には
読み手をいつの間にか惹き込んでしまう
そんな魔法の呪文のようなストーリーが展開されていた
当然のように私は、いつの間にかそのストーリーに惹き付けられ
貪るように過去記事を読み漁る日々を送る
その後、ブログを読み続けるうちに
やがてあちらこちらのお気に入り欄に登場しているのを目にし
その方がコメントを入れているブログにも目を通すことになる
そうこうする内に、漠然とだがはっきりと
気の会う仲間が集うコミュニティが存在していることを悟り
ベイト難民 と呼ばれるコミュニティがあることを知る
インターネットという二次元の世界で
顔を付き合わして会話をするわけではないが
文字による会話の世界の中に
明らかに一体感のようなものが見え
明らかにコミュニティが存在していた
その誰の口(文字)からも読み取れるものは
爽やかな〝気持ちの良さ〟だった
決して人を傷つけることもなく
お互いがお互いをリスペクトし
お互いの存在を認めている
なんと気持ちのいい人たちなんだ!
その日から、ベイト難民と呼ばれる人たちのブログを
読み始めることになる
そして、この一体感は
二次元の世界を超え、三次元の世界
そう、現実の世界でも繋がっていることを知る
昨年9月、シルバーウィークという近年稀な大型連休があったが
その頃、2回目となる ベイト難民村キャンプ が開催されていた
私はその模様をパソコンのモニターを通して目にした
そこには一年ぶりの再会を喜ぶ姿が
黙して語らずとも分かり合える、そんな姿が
そして終わった後の余韻に浸る、そんな姿が映し出されていた
大の大人を虜にし
幾日かの時間を夢見心地にし
余韻から抜け出せなくさせる
なんとも素敵な集まりである
そんな素敵な人々に多大なる影響を受け
遂には私自身もブロガーの端くれになった
そして徐々に ベイト難民 の皆さんと
少しずつではあるが交流を持つことになる
ベイト難民村の村長である あほあほルアーマンの三ツ木左右衛門さんとは
幼い頃に持っていた思い出のルアー〝バスハンター〟の記事を書いたことから
トラックバックをさせて頂き、コメントのやり取りをさせて頂くことになる
また、表には出ないが、メールでのやり取りもさせて頂き
似たような価値観を持っている方だという思いを抱く
何度かのやり取りの中で
一度目の難民キャンプの話題にも触れられていた
夜の琵琶湖で、誰も何も話さず竿を振っていた時のこと
静寂の中で竿を振っているだけで
黙っていても分かり合える、そんな感覚に襲われたこと
私もそんな感覚を味わってみたいと思った
そして、いつかきっと琵琶湖でお会いしましょう!
とお約束をさせて頂いた
そして遂に
そのお約束を実現する日がやってきた
私にとっては初めての
ベイト難民村キャンプ
初めての参加ではあるが
特別の思い入れのある集まりが
いよいよ始まる
(画像提供uedaさん)
2010年09月14日
2010年09月12日
2010年09月11日
祭りの始まり

美しい払暁の空を、みんな見たかなぁ・・・
お祭りのために、各地より皆さん続々と琵琶湖に集結中
わたくし本日は仕事ですが、ちょっとご挨拶に寄り道
出勤前に琵琶湖にぷら~っと立ち寄り
ほんの少しだけ竿を振る
遊んでくれたのは20cmくらいのコバスちゃん
コトカスMの表層引きに ジュバッ! と心地よい音を響かせ出てくれました
その後、集結している皆さんにご挨拶
もうすでに8名の方々が早朝から集まっていた
私は一旦みなさんとお別れし仕事に向かう
出勤前にちょいのま釣行
清々しい朝の空気を吸い
リフレッシュした気分で仕事に向かうのも
たまにはいいものだ・・・
いいものだ・・・
が・・・
仕事になりませんわ
みんな今頃、気持ちよ~く竿を振っているんだろうな・・・
私も仕事が終わり次第合流するため
いつもは電車通勤だが、今日は車で出勤
当然、車には釣り道具が積み込んである
そして会社に釣り道具を持ち込むと
こんなことしちゃったりするもので

PCの上にルアー出したりして
ますます仕事が手につかない
完全に 心ここにあらず
すでに私の抜け殻は水辺で竿を振っている
何はともあれ、遠方からの方々も無事に到着し
まずはひと安心
さあ! お祭りの始まりですよ~!
久方ぶりのマザーレイクを
存分にお楽しみ下さい!
今日一日、みなさんが良い釣りができますように・・・