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Posted by naturum at

2010年05月25日

Bill Dance








本日もお越し頂きありがとうございます





まだまだ多忙です

申し訳ございません




お~い、Bill Dance君!

読者の皆様を楽しませておくれ



  

Posted by simesaba at 12:30Comments(0)

2010年05月24日

代理人?







本日もお越し頂きありがとうございます





当ブログの管理人は、ただいま多忙につき

執筆できる状態ではございません

代わりに YouTube でお楽しみ下さい





なんだか、やたら楽しそうにはしゃぐ二人です

プロと言えども、基本的には釣りを楽しんでいます

ていうか、この人たち

ロケということ、忘れてんじゃない?





早く釣り行きてーなぁ


  

Posted by simesaba at 14:11Comments(0)

2010年05月20日

minasama   konnichiwa





本日もお越し頂きありがとうございます





ここんところ坊主続きで、まともな記事も書けていない

最近の記事をちょっと振り返ってみたが

よくまあ、こんなにも駄文ばっかり書いたものだと

我ながら呆れてしまう今日この頃





釣れてないので、当然お魚ちゃんは登場していない

こんなにも魚の露出機会の少ない釣りブログって

どうなん?

それにも関わらず毎日、毎回見てくれる方々に

感謝の気持ちでいっぱいです

ありがとうございます






そして

これからしばらくの間 (たぶん2週間ぐらいかな・・・)

更新が滞りがちになると思います

申し訳ございません






ちょいとしばらく、野暮用で忙しくなるので

記事を考えたり、書いたりする時間が削られることになりそうです

でも、まったく放置プレイというわけでありません たぶん

近況報告(日記みたいな感じ)や

思い付きで何か書くかもしれません
kakanai  kamo  siremasenu

薄いうす~い内容になるとは思いますが

一段落ついたら

その内ご報告させていただきます






ということで早速ですが〝やっつけ記事〟

昨晩のおかず

夕べは嫁さんが仕事で遅くなるので

先に適当に食べといてと言うので

はいはい、分かりましたよう と

テキトーに済ませました

それがコレ↓
































〝 さば明太漬 〟

見たまんまですが

さばに明太子が絡んだやつで

味がしみ込んでいるので焼いて食べるだけの

お手軽魚料理

これが実に美味い

ご飯がすすみます

みなさんも一度ご賞味下さい







魚の露出機会が少ない当ブログですが

これも一応

お魚 サカナ

ですかね

釣ったものではないですが・・・







simesaba (しめさば、〆鯖) が

さば食ってたら




























共食い






ですかね


  

Posted by simesaba at 11:27Comments(8)どうでもいい話

2010年05月18日

健 忘 症?


イカ


本日もお越し頂きありがとうございます





一昨日(日曜)の晩、琵琶湖に出撃してまいりました

私が一番好きな曜日、時間帯である

日曜の晩はいつも人が少ない

新しい一週間の始まりに備え

家でゆっくり過ごす人が多いのだろう





19時半、いつもの湖西の浜に到着

ようやく辺りが暗くなり始めた時間

この場所に、この時間に来るのは初めてだ

今まで、夜中から朝にかけてしか来たことがなかった

この時間帯はどんな感じなのだろう

時折魚の跳ねる音が聞こえるが

あの三角の背びれからしてニゴイだろう

いつもと違う時間帯に期待をしたが

期待も空しく時間だけが過ぎていく

約3時間、アタリもカスリもしない時間を過ごす

この時間もだめ・・・か

別の場所に移動決定

さらに北上する






とある漁港に到着

周りに民家があるが、外に人気は全くない

小魚が水面近くをピチャピチャやっている音がしきりに聞こえ

時折、目の前でバスがそれを食っていく

ミノーを投げるが反応なし

水面を意識しているのか?

それなら、ということで

小魚と同じようにトップでポコポコ音を立ててやるが

これまた反応なし

スピナーベイトも、クランクも、センコーも

何を投げても無反応

午前1時、またまた移動





さらに北上

人里離れた漁港へと向かう

港に街灯はあるが

人気のない港をただ照らしているのが

余計に不気味さを増している

一瞬、車から出るのを躊躇うほどの静けさ

何もない暗闇のほうが

視覚からの情報が少ないだけに恐怖心は薄い

中途半端に明かりが灯っているのは

変な想像を掻き立てる

先日見た〝怪談100選〟を思い出す

あんなもの見なけりゃよかった






だが、折角来たのに釣りをしないほどビビリではない

『 よしッ! 行くぞッ! 』

勢いをつける為、あえて口に出し車を降りる

外に出てみると意外と平気である

ここも小魚がわんさかいるが

捕食音は聞こえない

バスはいないのか・・・

何か後で動いたような気配を感じ

振り返るが、誰もいない

そりゃ当然だ

こんな人里離れた場所に

こんな時間に徒歩で来る人はまずいない

サササッ!

視界の端っこで何かが動いた

やっぱり、何かおるやん・・・

イヤイヤ、気のせいやって

自分に言い聞かせて、竿先に集中する

サササッ!

またや・・・

気配のする方を凝視してみる







ニャ

ニャ~ン

どこからか猫が現れ

おねだり声で鳴いている

さっきの気配はこの子だったのか

『ごめんやで、あげるお魚ないねん・・・』

着かず離れずでついてきていたが

釣れないのを確認したのか去って行った

猫にも見放されたか・・・





午前3時半

この場所に見切りをつけ

元の浜に戻る

疲れを感じたので小一時間ほど仮眠

午前4時半、再び浜に下りる

ボイルはあるが

どいつもこいつも三角背びれ

やっぱりバスはいないのか

完全に夜が明け、ボイルも、魚の気配も失せる

こうなったら

三角でもええから (ニゴイさん、すみません)

きて下さい!  お願い!   た、頼むから!



































































午前6時半、納竿 ・・・ 乙枯れ






















ということで

今回も


   
(私の心と同じで、ドンヨリ微妙な色合い)





5連続(だったと思う)ボウズ

完全にボウズ地獄に陥っている







誰もいない湖西の浜で竿を振るのは気持ちがいい

だが、これだけ釣れない期間が長すぎると

竿を振るだけでは物足りなくなってくる








根本的に見直すか・・・

ポイント、釣り方、etc、etc








前回、G W の筋トレ釣行後、師匠に言われた言葉

アクションやアワセは体が覚えている

あとは

『 無心になること 』

やってはいるつもりだが

まだまだ欲が出ているのか

負のオーラが出ているのか

修行が足りないようである

『無心(のフリ)、無心(のフリ)・・・』 ・・・ブツブツ

極力、無心を心がけているのだが

きっと魚には

『おい、みんな、必死で無心のフリしてるやつがおるぞ』

てなこと言われてたりするんだろう、たぶん








今回行った場所は

いずれも湖西だが

いつもの浜以外はワタクシ的新規開拓

釣れる場所、釣れる釣り方を探して

今は試行錯誤を繰り返す

そのうちきっと報われる時がくるだろう

そう信じなければ

やってられない






何の盛り上がりも、結果もオチもない

記事ですみません

とにかく今の私は


























絶不調





















もう

















釣り方

























忘れました

イカの丸焼き


  

Posted by simesaba at 14:59Comments(4)

2010年05月13日

男の・・・




本日もお越し頂きありがとうございます





G W 明けの会社で

狂人的坊主釣行の疲れも癒えぬまま

連休明けの溜まりに溜まった仕事に

尚更疲れを感じていた時のこと





ふわ~~あああ

大あくびをしていると

女子社員♀『眠そうですねぇ』

私  『連休中夜昼逆転の生活してたからなぁ』

♀ 『何してたんですかぁ?』

私 『釣り、夜釣り』

♀ 『どこ行ってたんですかぁ?』

私 『琵琶湖やで』

♀ 『バス釣りですかぁ?』

私 『うん。釣りとかするの?』

♀ 『いいえ』



釣りはしなくても、琵琶湖=バス釣り

というイメージはあるようだ



私 『全然したことないの?』

♀ 『前に海でしたことはありますよぉ』

私 『何が釣れたん?』

♀ 『アジ・・・ですかね・・・』

 『ん?アジ?・・・サバ?やったかなぁ』

 『う~ん、よう分からん』


私 『うまかったやろ!どうやって食べたん?』

♀ 『その場で捌いてもらってお刺身で』

 『めっちゃおいしかったですぅ』


私 『そりゃあ、うまいやろ、釣りたてやし』

 『身がコリコリちゃう?』


♀ 『はい!食感が最高でしたよぉ』






 『ところで・・・バスって、食べれるんですかぁ』


私 『うんにゃ、食べられへんで・・・』

 『いや、厳密に言うと食べれるけど・・・』

 『そのままでは無理やな』

 『きれいな水に2、3日さらして』

 『泥吐かさな、泥臭くてムリムリ』


♀ 『へ~、そうなんや』

私 『でも、ちゃんと調理したら美味いらしいよ』

 『っていうか、昔食べたことあるねん』


♀ 『ゲぇ!? キッショー!!』

私 『き、きっしょーって言うなや!』
 
 『白身魚やで、海の魚で鱸っておるやん』

 『あれの仲間やし』


♀ 『ふ~ん・・・』







 『バス釣ってどうするんですかぁ?』


私 『へ?どうもせえへんよ』

♀ 『・・・???』  ポカ~ン

 『どうもせえへんのに釣るんですかぁ』


私 『そ、そうやで』

♀ 『それっておもしろいんですかぁ?』




きたきた、いつもの質問や




私『おもろいよ』

♀ 『何がおもろいんですかぁ?』

私 『こうしてな・・・』竿を握る格好で

 『ピュッと投げるやん』投げるマネをする

 『ほんでな・・・』左手で竿を持つ(フリ)

 『こうやって・・・』右手でクルクル


♀ 『それ何なんですか、くるくるしてんの』

私『こ、これは・・・リール・・・な』

 『糸巻くやつ』


♀  『ふ~ん』

私 『ほんでな、ガツーンとくるわけよ』

♀ 『え?ぇ?ガツーン?』

 『何が? え? ガツーンて?』





ああ、もう・・・めんどくせえな



私 『魚が食いついた時にな』

 『手元にガツーンっていう感触がくるねん!』


♀  『ふ~ん』

 『ほんで、何がおもろいんですかぁ?』


私 『ええ引きしよるねん!』

『ぐっ!ぐっぐぐぐぅぅ~!』


♀ 『引・・・き・・・ですか・・・』

 『それがいいんですか・・・』


私  『そ!』

 『分かる? 分からんか・・・』


♀ 『よう分からんけど・・・』































































『男の浪漫っていうやつですね!』











よう分かってるやんか!

それさえ分かってたら

君、ええ嫁さんになるで

たぶん
  

Posted by simesaba at 11:00Comments(4)どうでもいい話

2010年05月10日

振り返る




本日もお越し頂きありがとうございます





G W は散々な結果に終わり

正直なところ、かなりへこんだのは事実





連休後の仕事の忙しさもあり

打ちひしがれた心の傷も癒え

ようやく普段の生活が戻ってきて

冷静に考えられるようになってきた





まあ、しかし、今回の2回の釣行ですが

粘りすぎですな

25時間て、ありえへん

そんだけ釣竿振ってりゃ、そりゃあ疲れるさ





ようやく筋肉痛もやわらんできたが

考えれば考えるほど

アホか!

と思う






まあ、昔から体を酷使するのには慣れてはいるが・・・

その昔、まだ学生だった頃

米国式乱暴蹴球に明け暮れていた頃も

しんどい練習が嫌いではなかった

むしろ厳しく激しいスポ根の世界が大好きだった






ランナーズハイ や クライマーズハイ

といった言葉があるように

米国式乱暴蹴球の世界にも似たようなものがあると

私は思っている

頭と頭をぶつけ合い、クラクラするような感覚が

快感に感じることがあるのだ






医学的には軽い脳震盪(のうしんとう)をおこしている状態で

決して良いものではないのだが

そんな状態が 〝痛気持ちよく〟 感じることがある

それは無心になり練習に打ち込んでいる時や

異常な興奮状態になっている試合中に

大量のアドレナリンが脳内に分泌され

その量が過剰になった時

通常なら痛いと思う感覚がアドレナリンによって麻痺し

気持ちよく感じてしまうのではないかと思っている






アドレナリンが出る出ないに関わらず

何かに打ち込む時に〝一時的にしんどい〟思いをすることを

たいへんだとは思わない

逆に、傍目にはしんどいと見えるくらいにストイックな世界が好きだし

そんな自分に酔っているとも言える

まあ、ある意味

ナルシスト であり




























真性のドM 



でもある






でも決して

















縛られたり・・・



















踏みつけられるのは


















好きではないですよ・・・念のため









しばらく滞っていた工作シリーズ

~ 今日の工作 ~

腹部に白を塗り



全体にゴールドを塗る
本当はクリアーイエローを塗りたかったが
見つからなかったので、ゴールドをうすめ液で薄めた



なんか・・・たいやき みたいになってもた















半日乾かした後
濃緑色でさらに重ね塗り
目ん玉も入りましたよ









ちなみに、エアーブラシなどというものを持っていないので

すべて 筆下ろし 筆塗りです






色を塗り始めて、何か・・・思ってたのと・・・

ちょっと違う と感じてはいるが

まあ、1回目やし、しゃーないか

色々と問題点が見つかったので

次回(2個目)に活かすことにしよう

マットピンク1色とかもアリかな・・・

それなら、それなりに見えるかも





まあ、今のところ、こんな感じになってます

まだまだ続く

  

Posted by simesaba at 11:30Comments(4)

2010年05月05日

正に愚行そのもの




本日もお越し頂きありがとうございます




先日の釣行は1バイト、ノーフィッシュに終わり

たいへん悔しい思いをした

なんとか、それを拭い去ろうと

昨晩、性懲りもなく出撃してまいりました





5月4日、17時

今までになく早く家を出る

寄り道をして武器を購入するために

で、買ったのがこれ





ゲーリー ヤマセンコー7インチ

画像では分かりにくいですが

とんでもなく太くでかいです

以前、何かの記事に書いた私なりの作戦

それがこいつです





いつも使っている5インチと比べてみると

こんなにも違います





いまいち分かりにくいので私の手を横に置いてみました





私と師匠の間では、こいつのことを

〝魚肉ソーセージ〟と呼んでいる

そう、あのオレンジ色のビニールをめくって食べるやつ

ほぼあれと同じくらいの太さがある

はっきり言って、常識ある人は陸っぱりでは使わないはず

釣具屋の陳列棚の隣には10インチカットテールなどという

アホみたいに長い奴も置いてましたが





こんなんで本当に釣れるのか? と思うかもしれませんが

昨年、陸っぱりで40UPを何本も釣っています

これは昨年特大級をバラした後に

何度も同じ場所に通い詰め

しばらく使用していたもの

おそらく40cm以上の奴じゃないと食ってきません





使い方は普通のセンコーと一緒

リフト&フォール、ずる引き、放置プレイなど

但し、太さもさることながら

長さもかなりあるため

アタリがあってから

かなり長い時間待たないと

フックまで咥え込まないみたいです

特大級は一息で飲み込むかもしれませんが





ちなみに作戦として一時期

オフセットフックのアイ部分からダブルラインを出し

センコーの尻尾の方にアシストフックをつけてました

残念ながら今のところ、その作戦で結果は出してませんが





デカイのだけ釣りたい人

ぜひ一度お試しあれ(自己責任で)

坊主覚悟でご使用下さい





~ 本題に戻る ~




買い物を済ませ、混雑した山科を抜け

湖西道路に入る

今日向かうのは、いつもの湖西ではなく

南湖西岸

どうしても魚に触りたい一心で

南湖に浮気してしまいました






いつもコメントを下さる

さたーんさん や りりパパさん

が通っているであろう場所

(たぶん合っていると思うが定かではない)





前に一度偵察に寄ったことがあるが

とにかく駐車できるスペースがない

しょうがないので

かなり離れてはいるが

なんかしらんの像がある駐車場に車を置き

そこから歩くことにする

1kmぐらいはあるだろうか





せっかくなので、その場所でしばらく釣りをしてみる

時刻は19時

もうすでに太陽は比叡山の向こうに沈んでいるが

まだ薄明るい

浜から入水し、左手の葦の方へと進む

G W なので、当然先行者あり

しばらくすると先行者にアタリがあり

『最後の最後でアタリがあったわ』

という声が聞こえてきた

ん? 最後の最後?

そんなにアタリが無いの?

少し不安が頭をよぎった





2時間半ほどやってみたが

やっぱりアタリはない

一旦車に戻り休憩したあと

徒歩で目的地へ向かう





22時

汗だくになりながら約1kmの道のりを歩く

15分くらいは歩いただろうか

ようやく浜に到着

たしか、〝 浜から入水して岬へ釣り歩く 〟 だったよなぁ

だが、浜には先行者が3人

浜は諦め、まず岬へ向かう





岬にも先行者が数人いたが

邪魔にならないように静かに水に浸かる

ここではワンナップシャッドに付け替えている

他のブロガーさんの釣果にあやかろうという魂胆





ゆっくりハンドルを回転させる

おそらく、いい感じに例の尻尾が揺れ

小魚が泳いでいるように見えているはず

左右に他の釣師がいるため

投げる角度は限られているが

邪魔にならない範囲で扇状にキャストを繰り返す






アタリがない

じゃあ、もっとゆっくり巻いてみるか

キャスト後かなり間を空けてから

今までよりももっとゆっくり引いてみる

コツコツとウィードに絡む感触がする

何も無い中層を引いてくるより

この方が良さそうな気がする





繰り返すこと数十投

グンッ! と一瞬持っていかれたような感じがしたが

その後まったく異常なし

気のせいか・・・





日付が変わる頃

一旦陸に上がり小休止を入れる

依然釣り人は多い

今晩もずっとこんな感じかもしれない

東の地平線の辺りから

昨日よりも少し遅れて赤い月が昇り始めている





10分ほど休憩し再度入水

ワンナップシャッドを諦め

〝魚肉ソーセージ〟で底を取りながら攻めてみる

ワーム自体がデカイせいか、激しくウィードに絡む

その度に竿先を細かくシェイクしウィードを切る

ウィードから離れた瞬間にバイトがあることが多い

毎回毎回、その瞬間に神経を尖らす



やっぱり反応が無い





1時間くらい経った頃

50mくらい離れた場所でずっと粘っていた人が

立て続けに2本釣り上げた

けっこう良さ気なサイズ

私には相変わらずアタリがない

『ええな~』ポロっと口に出た

本音である





その後、いつものミノーに変え

ウィードの上をかすめるように引いてくる








異常なし








5インチセンコーに変えてみる









異常なし









デスアダーで放置プレイ









異常なし










もう一度ワンナップシャッドに









異常なし







時刻は2時を回っている

いつの間にか右半分欠けた月が

高く昇っている

鏡のように静まり返りベタ凪の湖面に

月が写っている







右の方からずっと聞こえていた竿を振る

ヒュンッ!

という音が聞こえなくなった

どうやら引き上げたようだ







時折、遠くで近くで、ボイルの音は聞こえ

その度に、ベタ凪の湖面に大きな波紋を残している

今のはでかかったな

今のは小さかった

と波紋の残りを目で追いかける







岬の先端に居た人が帰っていった

入れ替わりにその場所に入ってみる

今まで立っていた場所と違い

視界が大きく開ける

南湖の全てが見渡せる

正面には草津の街の明かりが見え

左を見ると、遠くに琵琶湖大橋の街灯が

その形をきれいに形取っている

右に目を移せば大津の夜景が煌びやかに湖面に映っている







キレイな景色ではあるが

大きく開けた湖面に立ち

自分の周りに視界を遮る高い物がない状態は

心理的に少し怖い感覚でもある

夜の砂漠にポツンと取り残されたような

何か掴めるものを探したくなるような

不安な感覚に陥りそうにもなる








先程まで左右にいた最後の二人も移動をしていなくなった

いよいよ私一人になってしまった

遠い浜辺ではまだ数人の人がいる様子が

時折点けるヘッドライトの明かりで分かる








午前3時

アタリらしいアタリもなく

延々8時間

さすがに疲れを覚える

陸に上がり、車を止めた場所まで

約1kmの道のりをトボトボと戻る

疲れのせいか、釣れないせいか

行く時よりも足取りが重い

ゆっくり車に戻ると、ドカリと腰を下ろした

30分ほど休憩を入れる(まだやる気ですか?)








4時頃

夕方入った葦の方へ再度浸かる

東の空がそろそろ白み始めている

今まで静かだった湖面がにわかに騒がしくなる

あちらこちらで小魚が跳ね

それを追う魚食魚も跳ねる

時合いが来たか







水面近くがやけに騒がしい

ワンナップシャッドをキャストし

着水するとすぐに竿を立て少し早めに引くと

小魚が水面を逃げているような

小気味良い音を立てる

トップウォーターのノイジー系のようでいて

もっとやわらかな音がする

これは先日師匠がやっていた引き方である

それを試してみる

いい感じに尻尾が水面を叩く軽妙な音が響く

これを食いにきたら

おそらく ドカン! と水面を割って出ることだろう

だが、そんな想像は空しい空想に終わった

水面を割って出ることはしなかった







ワンナップシャッドに使っている6/0フック

これは魚肉ソーセージに使うのにもちょうど良い

ワンシャがダメなら魚肉でどうだ!

ということで7インチセンコーに付け替える

本来、水面でダメで即底へというのはおかしな選択

付け替えるのがめんどくさいだけ








キャスト後着底してから少しステイを入れる

ラインを張ってみて確認するが異常なし

シャクリを入れて一旦浮かせフォールさせる

何度目かのシャクリを入れた時

何かに触れたような違和感を感じる








少し止めて様子を見る

竿先を軽く上げると

ゴン!

明確なアタリが

焦るな、焦るな

竿先を下げ少し糸を送り出す

10秒くらい待ってみたが動きが無い

ラインを手で少し引っ張り生命感を確認する

ゴゴゴン!

よし!咥えたままだ!

再度竿を下げ、ラインスラッグを取る

心の中で

いち…にの…






















さん!
と同時にフッキング






















が、先日に続いて

またもやすっぽ抜け

一瞬重みを感じ竿が曲がりかけていたが

弧を描きかけていた竿は直線に戻る





回収しセンコーを見てみると尻尾に歯形らしきものがついている

この記事の上の方で自分で書いているが

当たってから、かなり長い時間かかってフッキングしないと

口が針に到達しない

そのことを、この時はあまり考えていなかった






もう一度同じ場所に投げてみた

まさか、今すっぽ抜けてすぐ食ってはこないだろう

と思いながらも、慎重になる





先ほどあたった辺りで長めにステイを入れる

ゴン!

またしても食ってきた

ゴゴン!

さっきより展開が早い

クラッチを切り右手で糸を少し送り出す





鼓動が高鳴る

焦るなよ! 

ゴゴン!

食ってる、食ってる

もうちょい、もうちょい

ゴ!




























ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!




糸が急に走り出す

親指でスプールを押さえ

フッ





キン























グーーーーーーー!!!

これはもろたやろ!!!!!

















と思ったその刹那

ふっ と力が抜けた

ま、まぁーじぃーでぇーー!?

合わせ切れか?

力ない手でハンドルを回し糸を回収する

合わせ切れではなかった

センコーだけ持っていかれたのだ

あれだけ走り出しときながら

針は口に到達していなかったのだ






その後、新しいセンコーをセットし

しぶとく何度も攻め続けたが

一度もアタリはなかった

結局、朝8時まで粘りに粘ったが

魚を触ることはできなかった





前の晩、7時から実に13時間

途中休憩を除いても

約12時間竿を振り続けた

あほちゃうか

もう筋トレか、なんかの修行ですわ

冬のほうが釣れてたやん

冬よりきつい修行です





この記事を書きながら

少しずつ冷静さを取り戻しつつある

たしか休み前

数やサイズにこだわらず楽しもう

そう思ったはず

なのに、結局ガツガツしてるし

何が何でもと粘ってみたり






結局、振り返ってみると

本当に楽しめたのか?

と問われると ???マーク

2回の琵琶湖釣行に費やした時間

実に25時間

それで坊主ってどういうこと

もう 

へ た く そ

としか言いようがありません

何としても魚に触りたくて

南湖まで足を運んでおきながら

魚肉ソーセージで一発大物狙いだったり

でも時々小さいものも投げてみたり

で、結局これ






一体 G W は何だったのだろうか

これはしっかり反省しなくては・・・







『数やサイズに拘ると見失うものがある』

そんな言葉を思い出した

正に私は、数もサイズもどっちも追いかけて

どっちも手に出来なかった

二兎を追うものは一兎をも得ず






そして見失っていたのは



楽しむこと





G W も終わりになって

改めて思い知らされた





やっぱり楽しまなければ意味が無い






最後まで読んで頂き
ありがとうございます
おつかれさまでした  

Posted by simesaba at 23:43Comments(8)

2010年05月04日

長い夜 ②


本日もお越し頂きありがとうございます




<第2部> 昨日の続き

23時、いつもの浜に到着する

G W のため、この場所も多少なりとも先行者がいる

そう思っていたが、予想に反し一人もいない

まあ、この場所自体は意外とマイナーな場所ではあるが

メジャースポットのすぐ近くにあるため

先行者がいても不思議ではない

今日は間違いなく先行者有りと覚悟していたので

ある意味ラッキー




東の地平線に、赤い月が昇り始めている

風は背後からの微風、西からの微風で追い風である

僅かに風はあるものの湖面はほぼベタ凪

まずはいつもの流れ込みに足を運ぶ




波打ち際から少し下がった位置からキャスト開始

まずはドシャローから攻めてみる

流れ込みの流れのど真ん中にベイトを追いに来ているかもしれない





次は波打ち際まで寄り左右の岸から2、3mくらいの辺りを攻める

夜間は、日中では考えられないほどの浅瀬に寄っていることもある

ドシャローに異常なしを確認した後に

沖に向かってキャストする





今のところボイルらしきものも見えない

雰囲気は抜群だが、生命感が感じられない

本当に魚はいるのだろうか





しばらくキャストを繰り返すが、アタリもカスリもしない

いつものストラクチャーに移動をする

途中、いつもは何も無い場所から水が流れ込んでいるのを発見

水は葦原の間から出ているが

普段は水が無いため、川の形にはなっていない

その割にはかなりの流量ではある

しばし、その辺りでキャストをしてみるが

やっぱり反応なし

素直にストラクチャーに移動をする





ストラクチャー周りでは時折ボイルが起こる

やはりここは生命感がある

だが、打てども打てども、何も掴まずに戻ってくるだけ

バスではないのか?





今日は南湖でブロガーさんがいい結果を出していた

ワンナップシャッドを使っているが、今のところ不発

その後あれこれと手を変えて攻めてみる

ミノー、バイブレーション、センコー、デスアダー

どれを使っても全く音沙汰なし





時刻は午前2時を回った

琵琶湖に来たときは気温が高かったが

今はかなり下がってきている

真冬の服装はしていないので、かなり寒く感じてきた

アタリもなく、寒い中ずっとキャストを続けること4時間

集中力が続かなくなってきた

キャストをしてはただ回収するだけ

投げては巻いて、巻いては投げて

その内、疲れを感じたため

投げてはあぐらをかいて座り込み

ボケーっとリールを巻く

そんなことを繰り返すようになった

あかん!あかん!

こんな中途半端なことしてたらあかんわ!

ちょっと区切りをつけよう!

竿を置き、しっかりと体を休めることにする





浜辺にゴロリと横たわり、湖面を眺める

空を見上げると、右側が欠けた月が

だいぶ上空にまで昇っている

昇り始めは赤い色をしていたのが

今は綺麗な黄金色に輝いている

月を眺めながらあれこれと考える





あれほど待ち焦がれた琵琶湖が目の前にあるのに

こんなことをしてていいのか?

だが、アタリもなく何時間も過ごすのは本当につらい

でも、この場所はいつでも釣れるわけではないことは

始めから分かっているではないか

もっと頑張らなあかんやろ

でもなぁ・・・

頭の中で葛藤を繰り返す





ちょっと何も考えずに景色を眺めよう

大きく息を吸い込み湖面を眺め、星を眺め

寄せては返す波の音に耳を傾ける





どれぐらいこうしていただろうか

たぶん10分くらいは経ったはず

少しからだの疲れがましになったような気がする

よしっ! 釣り再開!

気合いを入れるため、あえて言葉を口に出す





ストラクチャー周りをしばらく打った後

もう一度流れ込みに戻りながら釣り歩く

1時間ほど粘ってみたが、やはり反応はない

このポイントを諦め、近くの港に移動をすることにする

ここを暗い時間に立ち去るのは初めてのこと

少し後ろ髪を引かれる思いがする





港に着くと人の声が聞こえる

先行者かと思いきや

浜辺で若者が話ししているだけだった

そういや打ち上げ花火あげてたな




ともかく釣りを開始

センコーを船の際に落としてみたり

壁に沿って落としてみたりするが

アタリなし

水面にはたぶん鮎だろう小魚がぴちゃぴちゃ跳ねている

ベイトはうじゃうじゃいるようだ

バスもいるだろうと気合が入る





港の真ん中辺りでボイルが起きる

すかさずそこへキャスト

1投目

コツッ

何かに当たる感触

ラインを張り、様子を伺うが生命感はない

しばらくステイさせるも同じ

ラインを巻き取り、もう一度同じ場所にキャスト





ステイさせた後、2度シャクリで一旦底を切り

ジワジワとフォールさせる

変化なし

また同じようにシャクリを入れたときに違和感があった

リールとガイドの間のラインに手を沿え

生命感があるか確認する

プルプルとした動きが感じられるが

まだ早い気がした





生命感を確認すると同時に少し誘いを入れてやる

リールを巻くのではなく

糸を手で細かく引っ張って

口から逃げようとする姿を演出してやる

その瞬間

逃がしてなるものか、と言わんばかりに

ゴンゴンッ

と咥えてきた

立てていた竿を下に下げ、その分ラインを送り込んでやり

食わせの間を取る

余分なラインを少し巻き取り

仰け反るように合わせを入れる

オリャーーッ!








ほんの一瞬重みを感じたが

すっぽ抜けてしまった

あーあ、やってもた

残念無念のすっぽ抜け

だが、抜ける瞬間にフックが口のどこかにカスッた感触はあった

咥えなおそうとしたのか、吐き出そうとしたのか

口が半開きだったのか

いずれにせよ乗せることはできなかった





その後、キャストを繰り返すが、アタリはなく

空しく時間だけが過ぎていく

いよいよ激しい疲れと睡魔に襲われ

一旦車に戻り仮眠をすることに

携帯のアラームを1時間後にセット

一瞬にして眠りに落ちたようだ





約1時間後、携帯が鳴っている

アラームを止めようとしてボタンを押す

ん?

今の音、アラームと違うぞ

よく見ると、師匠からの着信音

あと2分後にアラームが鳴る時刻

とりあえずアラームを解除し電話をかける

『毎度!』

『おはようございま~す』

師匠の明るい声が聞こえる

『今から行きますわ』

ということで、師匠と合流

再度、いつもの浜で釣り再開

すっかり夜が明けてしまった









久しぶりに師匠と竿を並べることができ

たいへんいい時間が過ごせた

遠目から師匠の竿さばきを盗み見ては勉強をする

ほほ~、なるほど、ああいう動かし方もありやねんな

ふむふむ、やっぱり勉強になる

たまに上手な人と一緒に釣りするのはいいものだ




アタリがないので、以前二人で行った場所に移動

1時間ほどやってみたが

結局アタリも無く

午前8時半終了





勢い勇んで乗り込んではみたものの

今回もボウズ

湖西はまだ早いのか

魚がいないのか

私が下手くそなのか

残念な結果に終わってしまった






途中、疲れから空しさに襲われもしたが

それでもまた

懲りもせず

この場所に来ることになるのだろう

確信している私がいる






まあ、しかし、長い夜でした

アタリがない時間が

こんなにも長く感じたのは

初めてでした






あー疲れた・・・

  

Posted by simesaba at 14:27Comments(6)

2010年05月03日

長い夜 ①




本日もお越し頂きありがとうございます




待ちに待った私にとっての G W 初日(5月2日)

まずは近場の偵察と釣具屋で備品購入

夜の出撃に備える




だが、偵察に少し力を注ぎすぎたようだ

熱いとも思える日中、必死こいて薮こぎをし

体が火照っているし、なんだか体がだるい

知恵熱か?




これでは

遠足前日にあまりの嬉しさに熱を出してしまう

子供と一緒ではないか

情けない・・・





夕方、犬の散歩を終え家に帰ると

体がフラフラする

そこで初めて気が付いた

朝から何も食べていないことに

体がガス欠状態だ





腹減った・・・

嫁さんは親戚の家に出かけていていない

晩飯どうするかな・・・

めんどくせー

とりあえず出発だ

(めちゃくちゃですな)





夜7時半、出発

途中、牛丼大盛りを無理やり胃に詰め込む

いつもなら美味しく思えるキムチ牛丼を

味が分からないくらい急いで掻き込んだ

ただの燃料補給状態、まったく乱暴な食い方ではある

牛丼の味よりも、思いは琵琶湖に向かっていた

ここ数日、何度同じ妄想を繰り返したことか

晩飯(一応)を食べ終えると

一息着く間もなく、車に乗り込む




連休のせいか、いつもの週末にも増して

他府県№の車が多い

慣れない道を走っているからか

のろのろ運転の車が多く、イライラも募るが

落ち着けと自分に言い聞かせる




トンネルを抜け湖西道路に入る

いつも恒例になっている『また来たよ!』のつぶやきは

『久しぶり! また来たよ!』と大きな声になる

恥ずかしながら、これは本当に声に出している





北上するとともに徐々に車は少なくなってくる

前を走っていた車が居なくなり

私が先頭を走っていたかと思うと

後続の車も居なくなり

ただ一人湖西道路を走っている





今回の目的地はいつもの浜ではない

昨秋、単発ではあるがイイ奴が釣れた葦原

スポーニングに適しているだろうと推測し

そこを目指す





現地到着20時50分

車を降り、外の空気を吸ってみる

気温は・・・見るのを忘れたがかなり高い

いや、私の体温が高いのか?

そっと額に手を当ててみると、少し熱い気がする

こんな時いつも自分に言い聞かせる

『これは熱ではない!』

病は気からというではないか

無理やりではあるが

まだ大丈夫・・・っぽい





葦原に程近い港で、まずは肩慣らし

いつもならこの時間に釣り人が居ることは無いが

今日は7、8人の釣り人が竿を振っている

きっと今夜はずっとこんな調子だろう

だが、誰一人釣れている様子は無い

30分ほど様子を見るが反応なし

浜に向かう





静かに水に入り葦原へと近づく

この場所は遠浅でバスボートもほとんど入っては来ない

だが、昨秋遠浅だった浜は増水で深さを増している

ここから葦原を狙うことはできそうにない

一旦陸に上がり、アプローチできそうな場所を探す





葦原の北側に小さな川が流れ込んでいる

そこからならアプローチできそう

静かに入水し前進する

底は砂地だが、時々ゴロゴロした大きな石が点在し

躓きそうになるのをこらえ、すり足で進む





水の深さは腰高

これ以上進むのは危険と判断し

そこからキャストすることにする





2本3本とまばらに生えた葦の間を通す

1、2本だけ独立して生えている葦を狙う

生えたままで簾のようにびっしり詰まった際に落とす

たまに失敗して葦原にガサッと突っ込む

視線を変えて沖合いにキャストしてみたりする




いろんなことをやってみてみるが

まったく反応なし

港に戻り数投するが

やはり反応なし

この場所を諦め、いつもの浜に移動することに決める

時刻は22時30分

長い夜はまだまだこれから



<第1部>終了
  

Posted by simesaba at 22:18Comments(6)