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Posted by naturum at

2012年04月20日

葉桜の頃



今年は特に長く感じた寒い冬もようやく終わり

短かすぎる桜の季節もいつしか通り過ぎてしまった

美しさを誇る時が、ほんの一瞬で終わりを告げる桜

その花びらが道端に溜まり

道行く人に踏みつけられて無残に汚れている様は

より一層、儚さを感じさせる



だが視線を上へ転じれば

咲き誇っていた花弁の代わりに

今はまだ小さな新緑が

元気に顔を覗かせている



これから夏に向けて

青々とした葉を枝という枝に広げ

萌えるような緑を身に纏う

その新緑もいつしか大きな葉に変わり

やがて秋の終わりには

寒風に身を任せ飛び散ってしまう

一年の内に己の栄枯盛衰を

これほどまでにはっきり現す生命も

他にはなかなか存在しないようにも思える





人々は皆

春のほんのひと時だけ桜に注目を注ぎ

そこに集い、それを愛でる

その季節が過ぎ去れば、その存在さえも忘れてしまうのに

だが、私はむしろ

葉桜の方が断然好きである

まぶしいほどの鮮やかな色彩を放つ新緑

真夏の暑い季節には、その葉の色を濃い緑に染め

厳しい陽光から私達を守るかのように

木陰を提供してくれる

川沿いに並んだ桜並木は

人々に忘れ去られた真夏日に

やさしい涼風をもたらしてくれる

それが桜の木だとは特に意識もさせずに




私はそんな桜が好きだ

人々が注目しない季節の葉桜が




今年も葉桜が広がり始める季節

そろそろ準備を始めるとしようか








  

Posted by simesaba at 10:30Comments(4)思うこと

2012年04月11日

FEN / COCOLO / Walton




本日もお越し頂き、ありがとうございます





FEN と書くと

釣り人の皆様は fenwick を思い出すだろう

そうあの有名なロッドメーカーである

だが私の場合、FEN で頭に浮かぶもの

それはラジオ放送である

FEN  エフ イー エヌ と読む

決してフェンではない

FEN とは Far East Network の略である





元々、太平洋戦争中に

米軍兵士を激励するために始まったのが起源と言われ

戦後は、その名の通り 「極東放送網」 という局名で

在日米軍向けに流された英語放送である





その昔、私が子供の頃

今のようにインターネットなど無い時代

多くの人達がラジオに耳を傾けていた

私もその一人である

深夜放送を流しながら受験勉強に励んだり

夜な夜な夜遊びをしたりしたものだ





そもそも私がFENの存在をどうやって知ったのか

それは今となっては記憶が定かではないが

中学高校の頃、私は間違いなくFENを聞いていた

だが、その当時住んでいた四国松山に

米軍基地などあるはずも無い(現在も)

そう、それは瀬戸内海を挟んだ遠く中国地方の

岩国米軍基地から発信された電波を受信したものである

(AM 1575kHz)

ダイヤル式のチューナーをひねり

周波数を合わせると

zzzzzaa・・・というノイズに紛れ

流暢な英語が流れてきた

それは明らかに日本人が話す英語ではなく

ネイティブのものと思われる

リズミカルで軽快な英語だった

当然、当時の私にその流暢な英語が聞き取れるはずはなく

ただ、その雰囲気に酔いしれていたのだ





アメリカ映画で目にするような

早口で途切れることの無い

それでいて耳に心地よいリズムで

DJの口から発せられるその言語に

なんとも形容しがたい格好良さを感じたものである





この記事を書く前にネットでFENについて調べてみると

今では AFN (American Forces Network)

という名前に変わっていた

私が高校の頃は80年代の後半で

まだFENだったのだが

1997年に今のAFNに変わったらしい

私にとってはAFNよりもFENの方がシックリくるし

Far East 〝ふぁーいーすと〟

という響きの方がカッコイイように思える

日本語にしてしまうと〝極東〟〝キョクトウ〟と堅苦しく

〝極東軍事裁判〟を思わせる前時代的な響きになってしまうが・・・





そんなこんなで

私は今でもラジオを聞くのが好きである

車に乗るとたいがいFMラジオを聞いている

嫁さんは自分の好きなCDを聴きたがるが

私はラジオから流れてくる音楽や、その時々の情報に

聞くでもなしに耳を傾けるのが好きなのだ

そんな私が好んで聞くラジオ局

FM COCOLO(FMココロ)

日本初の多言語放送で

日本語、英語、韓国語、中国語、スペイン語・・・etc

ありとあらゆる国の言葉で発せられるラジオ放送

意味は分からなくても

なんとなく分かるような分からないような

車の中で聞くラジオは、これぐらいで丁度良いような気もする





このFM COCOLOは、阪神淡路大震災をきっかけに

在日外国人向けの情報発信を多言語で行う必要性が生じた為

開局されたラジオ局である

関西2府4県を対象とした超短波で発信される地域密着型のラジオ

2010年からは〝OVER45の為のミュージックステーション〟

と銘打ってリニューアルされた

正に大人のラジオだ





いきなり話は変わるが

そんな FM COCOLO を彷彿させるような釣り雑誌が

近々発刊されるらしい

琵琶湖と西日本の静かな釣り

『Walton』


大人の釣り人向けと限定しているわけではないが

特に40代以上の釣り人に喜ばれる内容になっているとか

私などは、つい先日40代の仲間入りを果たしたばかりの

(40代の)〝ひよっこ〟であるが

「琵琶湖と西日本の静かな釣り」というコンセプトには

惹かれるものがある

特に〝静かな〟というところが

なんとも良いではないか

静かな釣りという言葉からは

のんびりと水に糸を垂れ、ボーっと浮きを眺め

霞を食べて生きている仙人のような釣りを連想しがちだが

そんな釣りだけが

静かな釣りというわけではない

恐らくこの〝静かな〟という部分には

〝落ち着いた大人の〟という意味も含まれているのではないかと思う







創刊準備号の表紙を飾っている大人の釣り人は

サムルアーズのサム山岡氏

綺麗に弧を描いた竿から

今正にルアーが放たれようとしている瞬間の写真だ

そこからは〝静〟と〝動〟が見て取れる

程よくリラックスした状態で竿を振る姿には

無駄なものが一切感じられず、大人の落ち着きが見られ

それでいて躍動感のようなものも感じることが出来る

正に静と動の融合である

創刊を飾るに相応しい一枚だ





今はまだ表紙を目にしただけだが

内容が楽しみな一冊

普段釣り雑誌など買わない私だが

発売されれば、是非読んでみたいと思っている

  

Posted by simesaba at 10:30Comments(2)思うこと

2012年04月08日

春を探しに




春の嵐が過ぎ去り

ようやく訪れた暖かい陽気に誘われ

自然の中のちょっとした春を探しに出掛けてみた

久しぶりに日中に竿を振ることに

喜びと新鮮さを感じる

なだらかな土手に立ち

水辺に向けていた視線を

ふと背後に向けると

土手のそこかしこに

春は訪れていた



例年より長く感じる冬も

ようやく終わりを告げようとしている

過ごしやすい季節の到来に嬉しさもあり

少し寂しさもある

今年の冬は全く思うような釣りが出来なかったことが

寂しさをより募らせているのか

でも、冬はまた巡ってくる

来年も、再来年も

必ず季節は巡る

釣り人の果てること無いロマンと同じに






次の季節に向けて

気持ちを切り替えていこう

  

Posted by simesaba at 14:14Comments(0)思うこと

2012年01月16日

来冬想夏






今年の冬は寒さが厳しい

先日、北海道のどこかの町では1月の降雪量が

観測至上の記録を更新したとかいうニュースを目にした

そこまでとはいかないまでも

私の生活圏であるここ関西

特に京滋地方でも

今年の冬は、ここ数年の内で

最も寒いような気がしている





私は寒い冬の釣りが好きだ

ということは今までにも幾度となくブログ上で書いてきた

冬は数は釣れないが、釣れれば大きい魚が釣れる

だが、それだけが理由ではない

他の季節に比べ、特にスローな釣りになるのだが

なんとなくリズムが合っているというか

妙にシックリくる

キンと張り詰めた緊張感のある冷気に身を包むのも

嫌いではない (ていうか大好き)





そんな私ではあるが

冬の釣りが好きだからといって

冬になれば毎週釣りに行くわけではない

もちろん時間の許す限りは

水辺に立ちたいとは思っているのだが

そこは〝大人の事情〟というやつで

釣りに行けないこともある

モロモロの用事との兼ね合いで

釣りに行きたい気持ちを グッ と堪えるのである

好きな季節が来たからといって

釣行回数が他の季節に比べて多くなるわけではない





そんな時、頭の中にあるのは

次回の釣行では

こんなことや、あんなことを試してみたい

などということを考えるのだが

四六時中

冬の釣りのことばかり考えているわけでもない

次の季節がやってくれば

海であの魚を釣ってみたい

川であの魚を釣ってみたい

などと

常に違う季節のことを考えては

夢を見るのである





ことさらに

何度も何度も頭の中で反芻するのは

昨年夏のあのシーン



蒸しかえるような暑さの中

汗だくになりながら

慣れない剛竿を振り回し

果てしないほどに長い試行錯誤の末に

ようやく手にした貴重な一尾

そこに辿り着くまでの道のりが長かっただけに

尚更に感動が大きかった

今でもあのシーンが脳裏に焼きついて離れない





冬が寒い年は夏が暑くなる

そんな話をよく耳にするが(逆もまた然り)

今年の夏は暑い夏になるのだろうか

是非そうあって欲しいと願って止まない

昨年、私がメインにしていた釣り場は

度重なる天候不順で菱藻の生育が悪かった

一昨年はビッシリ水面を覆っていたが

昨年は真夏のごく短い期間だけしか

菱藻が生えていなかった

今年の夏は、一昨年のように

ビッシリと生えて欲しいと思う

こればっかりは願うことしかできないが・・・



冬の寒空を見上げては

夏のまばゆい太陽を

恋しく思っていたりする今日この頃





この夏も

暑い夏に負けないくらい

熱い気持ちを持って

あの魚に挑んでみようと思う

今年もあの感動に出会えることを

夢見て・・・











  

Posted by simesaba at 11:30Comments(10)思うこと

2011年12月17日

the Earth





「画像提供:NASA」



私達人類が生まれ

暮らしている星 〝地球〟

青く輝く美しい惑星

果てしなく続く宇宙空間に浮かぶ

無数の星の中の一つ

もちろん私を含むほとんどの人々は

外から地球の全体像を見たことはない






だが、何気に過去に撮った画像を見ていると

身近なところに〝地球〟があった















こうして見ると

どうやら至るところに

〝地球〟は在りそうだ






もっと地球を感じてみよう

たまには〝地球探しの旅〟なんてのに

出掛けてみるのも悪くは無い

そんなことを思った

休日の朝



  

Posted by simesaba at 11:53Comments(4)思うこと

2011年11月18日

スピード




私はおそらく 

他の釣り師よりも手返しが遅い

そう自覚している

良く言えば丁寧だとも言えるが

きっと他の人が見た時

なんて手返しが悪いんだろう

と思われるかもしれない

それぐらいゆっくりと巻くようにしている

しかも完全に手元にルアーが帰ってくるまで

岸際ギリギリまで

沖でアクションさせているのと同じように

リトリーブを続けている

それが良いのか悪いのか

賛否両論あるところだろうが

岸際に魚が寄っていることが多いので

回収直前に食ってくることも多い

だから最後まで気を抜かずに巻く

それが手返しの悪さに繋がっている





だが、少々手返しが悪くても

魚が居る場所で

猛スピードで回収するよりはマシだと思っている

場を荒らすことをしないように釣りをすれば

散々粘った後でも

魚が口を使ってくれることもある

ルアーを自然の中に溶け込ませることによって

スレさせず、釣果に繋がるのであれば

手返しの悪さは逆に〝効率的〟とも言える

キャストの回数に対してのバイト率が高い

という風に言えなくも無い (良くいい過ぎ)

本当に魚が居ない場所であれば

猛スピードで回収するのもアリだが

そこは〝見切り〟の世界

私は、そこに魚が居ないと判断するのにも

少々時間がかかってしまうが

これは私の経験の少なさゆえ

〝見切り〟をすばやく付けれるように

もっと精進しなくてはならない





ある時、サムルアーズのレポート常連の方と

共に竿を振る機会があったが

その方は、私から見れば

ものすごく手返しが早く

また、ルアーチェンジが早い

あれよ、あれよという間に

チャチャチャとルアーをチェンジし

その日のパターンを探り出す

状況判断の素早さ

ルアーチェンジの素早さ

そして見切りの素早さ

何もかもが素早い





嗚呼・・・

私もいつか

あの方のように

なりたいものだ

そう願って止まない

今日この頃


  

Posted by simesaba at 13:11Comments(2)思うこと

2011年09月28日

収穫



本日もお越し頂き、ありがとうございます






私は、色々と試行錯誤を繰り返しては、何かを発見したり

答えを導き出したりするのが好きだ

ああでもない、こうでもないと色んなことを試し

失敗を繰り返しながら、少しずつ前進していく感じが

実験のような、パズルのような、謎解きのような

そんな感覚を得られ、ものすごく楽しいと思う

(必ずしも前進とは限らないが・・・)

この夏に本格的に挑戦した雷魚釣りもそうだった





先日の釣行で得られた「今後につながる収穫」

それは〝水面直下〟の面白さを実感できたこと

何を今更、と思われるかもしれないが

恥ずかしながら私は今まで

あまりこれを実感したことがなかったのだ

TOPではなく水面直下というやつの面白さを





サムルアーズの代表作

cotocas & cotocas medium



今までに、このルアーで全然釣っていないわけではないが

爆発的な強さを自分自身で体験したことがなかったし

もひとつ使いこなせていない感があった

人は〝過去にいい釣りができたルアー〟を使いたがるもの

私にとってそれは cotocas ではなく suming だった為

cotocas はこれまで登場する機会が少なかった

使用頻度が低いルアーで、いい結果が生まれるはずもなく

無意識の内に苦手意識すら芽生えていたかもしれない






サムルアーズのルアーの動かし方で

デッドスローという言葉がよく出てくる

とにかくゆっくり動かすことであるが

この、ゆっくり動かすというのが意外と難しいのだ

人によって使用するタックルも違うし

その時その時の状況によっても

魚にアピールする動きは違ってくる

投げてただゆっくり巻くだけだが

一体、どれくらいゆっくり巻くことが

魚にアピールするのだろうか

それがずっと疑問だった

もちろん水中に潜らせてのデッドスロー

suming70sp や suming90cw を使ってのデッドスローは

今までにも多用してきたので

それなりに感覚を掴んでいるつもりではある

だが、水面直下でのデッドスロー

cotocas や cotocas medium のデッドスローは

あまりやってこなかったのだ

正確に言うと、今までも

自分の中ではデッドスローだと思ってやってはいたのだが

今回掴んだ感覚とは微妙に違っていた






これは、それこそ感覚的な話になるので

ここで私が文字にしたところで

人にそれが伝わるとも思わないし

それをうまく文章にする術も持ち合わせていないので

あえて、これこれこういう動かし方とは書かないことにする

とにかく、今までに味わったことのない感覚を

初めて体感することができたことに

私は大きな喜びを感じている






私は人の話を聞くのは好きだし

どうしたらもっと釣れるようになるのか

それは大いに関心がある

だが、たとえ人から

「こんな状況では、このルアーのこんな動かし方が効くよ」

と教えてもらったところで

全く同じ状況に出くわすとも思えないし

同じルアーを同じように動かしたから必ず釣れる、とも思わない

だからといって、その人の言うことを信用していないのではない

きっと、教えてもらったことを試してみると思う

試してみて、それがうまくいくこともあれば

うまくいかないこともある

一瞬たりとて同じ状況は無い自然環境なのだから

当然のことではある

また、人の感覚というのは人それぞれのもの

〝ゆっくり巻く〟にもやはり個人差があって当然

自分の感覚で掴むしか方法は無い

自分自身で体験して初めて

なるほど、こういうことだったのか

という答えに行き着く

結局のところ、自分自身が体験してみないと

気が済まないのかもしれない










今回のこの体験は

私自身にとって、とても大きな財産になった

引き出しがひとつ増えたと言っても良い

だが、次に同じようにルアーを操って

必ず釣れるとは限らない

また前回とは違う状況になっているはずなので






きっと、多くの実績を残してきたベテランの方々は

そういった引き出しを数多く持っていて

刻々と変化する状況に合わせて

使い分けているに違いない

私などは、その引き出しが

ほんのひとつ増えただけで喜んでいるに過ぎない

でも、それでも構わない

ゆっくり時間をかけて

引き出しを増やしていくことに

楽しみを感じているのだから






また、今回知り得たcotocasの力は

このルアーの持つ威力の

ほんの一端に過ぎないのだろう

今後使用頻度が高まれば

その威力をまざまざと見せ付けてくれるに違いない









  

Posted by simesaba at 12:40Comments(6)思うこと

2011年08月30日

鮎 ready?



本日もお越し頂き、ありがとうございます





ここのところ更新が滞りがちですみません

更新していない間も毎日のように訪れてくれる方々

ありがとうございます

釣りにまったく行っていないわけではないのですが

相変わらず新規開拓などをやっているもので

なかなかコレといった釣果もあがっておらず

記事にするほどのことでもないので

更新が滞っておりました






また、この夏の間

ごっつい雷魚ロッドを振り回していたせいか

少々体を痛めておりまして

肘関節がなんかおかしなことになっています

右肘を曲げ伸ばしすると

なんかミシミシと痛むんです

完全に釣竿の振り過ぎですな

もちろん、これは嫁さんには内緒にしています

そんなこと、口が裂けても言えませんわ  hahaha !

まあ、そんなこんなで

身体をいわそうと(壊すの意味ね)何しようと

釣りは行きたくなるもの

相変わらず頭の中にお魚が泳いでいる状態なわけですが






暑い、暑い、熱いと嘆いていた夏も

いつしか終わりが近づいているようで

朝晩などはエアコンなしでも気持ちよく眠れる

そんな時期になってまいりました

そうなると、毎年恒例のあの魚の動きが気になり始めます



そう  鮎  です

恐らく琵琶湖特有?の現象と思われますが

秋口になると大量の鮎が産卵のために浜辺に接岸し

波打ち際を黒く染めます

当然のことながら、それらを捕食する魚食魚も

その周囲に寄ってきては捕食活動を活発に行う

いわゆるボイルというやつが

そこかしこで見られるようになる

魚食魚たちは鮎の群れを取り囲み

まるで追い込み漁をするかのような動きで鮎を追う

追われた鮎は群れのまま水面近くを逃げ惑い

ボール状になって移動を繰り返す

通称  鮎ボール



海でいうところの〝なぶら〟のように

水面を盛り上げ、通り雨が降っているような

シャーッ!という音とともに水しぶきを上げる

時折、その群れの端っこやド真ん中に

突如現れた魚食魚が執拗に鮎を追い捕食する光景が

目の前で繰り広げられる





私たちアングラーもまた

その魚食魚の行動に合わせて右往左往するのは言うまでも無いが

目の前で繰り広げられる光景に、テンションは上がりっぱなし

次にボイルが起きるであろう場所を先読みしルアーを投じるが

いつ、どこでそれは起きるのか、まったく予測不能

ここか!? と思って投げれば、目の前でボイルは起き

目の前に投げれば、今度は少し沖の方、といった具合に

まったく当たらないモグラ叩きのような状態

仮に偶然にもボイルのど真ん中をルアーが通っても

生きた餌が目の前にわんさか居る状態で

なかなかルアーには食ってこない

結局、激しいボイルに翻弄されることに終始し

気が付けばいつの間にか時合いは過ぎている

そんなことはしょっちゅうである






昨年も鮎ボールに翻弄されたまま、結果は出せずじまいに終わったが

今年こそは、この鮎がらみの釣りで結果を出したい

そんなことを目論んではいるのだが、果たしてどうなることやら・・・

まあ、結果は出なくても

あの鮎ボールにかぶりつくバスのボイルを

目の前で見れるだけでも楽しいのは間違いない

今年ももうじき、あと一月もすれば湖西の浜で

鮎ボールを見ることができるはずだ






毎年恒例の秋の風物詩

早く、その時期がこないかなぁと

気の早い想像をしては指折り数える

そんな今日この頃







  

Posted by simesaba at 13:35Comments(12)思うこと

2011年07月09日

夏のはじめに


本日もお越し頂き、ありがとうございます



中国地方から東海地方にかけて
今日梅雨が明けた模様と報じられた
私は昔から、梅雨が明けたその日の空が大好きだ
ひと目でそれと分かる爽やかな夏空が広がり
一年中で最も気持ちよい一日
と言っても過言ではない


昨日までのドンヨリとした梅雨空とは打って変わって
ひと際高く、ひと際濃く、ひと際青い空に
真っ白な入道雲がそびえ立つ
いつもの湖西の浜で、この空を見上げれば
さぞかし気持ちいいことだろうと想像し、今日一日を過ごした
帰宅途中の電車の車窓から眺める夕陽は
いつも以上に赤く、いつも以上に明るく感じた
これからやって来る夏が
明るく楽しいものなることを
予感させるかのようにも思えた


だが、そんな爽やかな日に、毎年思うことがある
あってはならないことではあるが
今年もきっと何処かで
痛ましい水の事故が起きるんだろうな、ということ
暑い夏が来ると、涼を求めて水辺に出かけることも多くなる
海や川で水遊びに興じる子供たち
たまの休日を水辺で過ごし、開放感に浸る大人たち
楽しい夏のひと時ではあるが
ちょっとした不注意で
毎年毎年・・・毎年毎年
多くの命が失われていく


実は先日、釣りに行った時のこと
私が釣りをしていると
京都府警のものと思われるヘリコプターが
私から1kmくらい離れた場所の上空で
ホバーリングしているのが見えた
そこから地上の様子は窺うことはできないが
何かが起きているのは分かった
それから程無くしてヘリコプターは去って行ったため
その時はそれ以上には考えなかったが
帰宅しTVのニュースを見ると
水遊びをしていた人が亡くなったことを報じていた
あの時のヘリコプターは、この事故だったんだとすぐに分かった

あぁ・・・また今年も水の事故が起きてしまったのか・・・

その日は全国で数名の方が水辺で命を落としていた


ここを訪れて下さる皆さんは、恐らく釣りをされる方が多いことでしょう
普段から水辺に立つ機会が多いため
釣りをしない人に比べると、水の恐ろしさをご存知かと思います
でも決して無理はしないで下さい
釣りに深く深くのめり込むほどに
悪天候の日でも釣りに出掛けることを厭わなくなります
天候の変化は、良い釣果をもたらすことも少なくありませんが
危険性が高まるのも事実です
天候の急変だけでなく、落水や落雷、危険な動植物
それに熱中症などの自分自身の身体の変化など
危険なことはたくさんあります


たとえその日、良い釣果を上げたとしても
無事に家に帰りつくことが出来なければ
悲しい結末に終わってしまいます


「家に帰り着くまでが遠足です」


梅雨明けが報じられた今日
改めてこの言葉を思い起こしています
もちろん我が身にも言い聞かせるつもりで書いています
どうかみなさん十分に気を付けて
これから来る楽しい夏をお過ごし下さい


楽しい夏の思い出が
みんなに訪れますように

  

Posted by simesaba at 01:16Comments(12)思うこと

2011年05月02日

竹竿~試し投げ



本日もお越し頂き、ありがとうございます







先日、オーバーホールしたアンバサダーの回転を見るために

近所の川に試し投げに行ってきたことは既に書きましたが

その際に、実はもう一本、試し投げをしたかったタックルを持っていった

それは・・・

以前、竹竿作りの名匠〝甘蛙〟さんから頂いた布袋竹ロッド

早く使ってみたかったのだが

あまりの美しさに、実際使うのがもったいなく感じたこともあり

今まで専ら家の中で鑑賞するにとどまっていた

だが、やっぱり釣り道具は使ってなんぼ

家の中で飾っておくほうが逆にもったいない

それに早く水辺で使ってみたい衝動に駆られ

遂に初導入することになった








乗っけたリールはカルカッタコンクエスト100

少々大きすぎる感はあるが

私が持っているリールの中では一番このロッドに似合う

確か甘蛙さんはカルコン50あたりを乗っけていたように思う

で、サムルアーズのチャンクをつけて試し投げ

布袋竹のしなやかなしなりを利用して

ルアーの重みを感じながら軽く振り抜くと

気持ちよく弧を描いて飛んでいった

チャンクは私が持っているルアーの中では小ぶりな方だが

これでもまだデカ過ぎるように思った

繊細なティップを折ってしまいそうなので

フルスイングするのは控えておいた

キャスト後、リーリングを開始すると

チャンクのブルブル感が気持ちよく手元に伝わる

感度はすこぶる良さそうだ







今日はあくまでも〝試し投げ〟であって

これは〝釣り〟ではない

と自分に言い聞かせながらリーリングするが

そんな気持ちとは裏腹に

軽くトゥイッチを入れて誘ってみたり

気がついたら手元に伝わる感触に神経を研ぎ澄ませてみたり・・・

おおっと!あぶない、あぶない!

真剣に釣りしてる場合ではない

そんなことして不意にデカイ魚でも掛かろうものなら

美しくも繊細なロッドが逝ってしまうではないか

それに、こんな街中を流れる汚れた川は

この美しいロッドには不釣合い極まりない

今日はほどほどにしておこう






早く魚を掛けてみたい気はするが

この美しい竿の入魂は

その姿に相応しい美しい清流で

綺麗な斑点を身に纏った日本の渓魚の引きによって

もたらされたい

そう思うのが本音である






甘蛙さん

入魂のご報告は

今しばらく、お待ちくださいませ






  

Posted by simesaba at 14:00Comments(4)思うこと

2011年04月26日

ド定番



本日もお越し頂き、ありがとうございます







かなり今更ですが


次回釣行時に


こんなルアーを使ってみようと思っている







言わずと知れた超有名なド定番


でも・・・、最近あんまり使っている人を見かけないので


逆にいいかな・・・


なんちゃって・・・

  

Posted by simesaba at 14:00Comments(2)思うこと

2011年04月22日

ご紹介ありがとうございます



本日もお越し頂きありがとうございます






ここ最近、ちょっと忙しくしており

ブログの更新もままならない状態が続いている

もうじき落ち着くはずなので

また、ペースを戻したいとは思っている






そんな今日

スーパーブロガー〝じゅんさん〟の

ブログ「じゅん屋」にて

ありがたい紹介をして頂いた












過日、私にとって人生初のロクマルを釣ったことは

もう既に記事にしていましたが

後日、その魚が釣具店でPOPになっているのを目にした

というのも記事にしました

そして今日

そのPOPをじゅんさんも目にされたことを

記事でご紹介して頂きました






うれしいですね

こうして自分が釣った魚がPOPになり

他の人の目にも触れることになる

また、それを目にした釣友が

ブログでそれを紹介してくれる

じゅんさん、ありがとうございます





そして サムルアーズさま

ありがとうございます





日頃より、ユーザーの生の声を真摯に受け止め

コアなファンの心を釘付けにする製品を作り続ける

ルアーメーカー〝サムルアーズ〟

そんなメーカーさんの販売のお手伝いを

POPという形で出来ることを光栄に思います

複数の店舗でのPOP目撃情報を聞くにつけ

今更ながらに、あの時の状況を、魚を

感慨深く思い返してみたりする今日この頃

今あらためて

忘れがたい一尾になったことは

言うまでも無い






人によって、「大物に対する想い」というのも千差万別かと思いますが

そこらへんの心境については、色々と思うところもあり

また後日、書きしたためてみたいと思っている








(今思えば、初めて手にしたサムルアーがsuming90cwだった、その時の魚がこれ↑)


  

Posted by simesaba at 23:33Comments(0)思うこと

2011年04月07日

さくら




私は春が好きではない

確か・・・昨年もこんなことを書いたように

記憶している

〝春は別れの季節〟

よく言われる言葉だが

私個人的なことで言うと

幾人かの身近な人との永訣を

偶然にもこの季節に重ねて経験しているため

私の脳裏に〝春は別れの季節〟が焼き付いて離れない

〝春〟〝桜が舞う季節〟






日本人の心を象徴するような花

さ く ら

一年の内で、ごく短い期間に限定して

枝枝に見事なまでの美しい花弁を咲かせ

人々の心を打つ

厳しい冬の寒さを耐え忍び

やがて漸く訪れた春に

わずかばかりの儚い表舞台を彩るように

咲き乱れる






モノトーンの冬から一転

明るく温かな季節の到来を祝うかのような

薄いピンクの花弁

決してどぎついショッキングピンクではなく

どこまでも控え目で

ほんのりと頬を紅く染める

乙女の恥じらいのような優しい色合い






しかしながら

人の世の栄枯盛衰を映しているかのように

美しく咲き誇る時は短い

風に舞う花びらは美しい

だが、ひと度地面に落ちると

切なさが込み上げてくる

その儚さに古来から潔さを感じてきた

それが私達〝日本人〟






今年の桜は

いつもの年の桜と比べ

より一層の切なさを感じる

淡く美しい季節

だが、やはり

私はこの季節は好きではない






この季節が・・・嫌い






生命の儚さ脆さ

厳しいまでに突きつける

それが〝春〟

むしろ早く過ぎ去って欲しいとまで願う気持ちが

今私の中にはある

美しくも儚い桜の花が散った後

力強く芽吹いてくる葉桜

そのほうが私は何倍も好き

新しい命の

すくすくと育つ姿に

勇気を、力を与えられる






決して、時が解決してくれるわけではないことは

分かっている

でも

この切な過ぎる時だけは

早く、早く過ぎ去って欲しい

木々に新緑が芽吹く頃

人々の顔にも

今よりも少しだけ

笑顔が戻っていて欲しい

いや、きっと

笑顔を、生きる活力を

取り戻しているはずだ

新緑の頃には

きっと・・・







(森山直太朗 with 宮城県 旧第三女子高等学校)

(冒頭に歓声が沸き上がります。音量を控え目にしてね)

  

Posted by simesaba at 11:27Comments(2)思うこと

2011年03月31日

POP



本日もお越し頂きありがとうございます






先日、とある釣具店に行った時のこと

いつものように sumlures のコーナーに行き

あれこれルアーを手に取り眺めていると

陳列棚の底にPOPが貼られてあるのに気がついた

そこには sumlures のルアーで釣り上げられた魚の画像が

ラミネートフィルムでPOPにされており

所狭しと並べられていた






そういや以前

ゴッキーさんのブログでも紹介されていたなぁ

もしかして・・・と思い

そのPOPを目で追うと

ありました! ありましたよ!








私の記念すべき一尾

人生初のロクマルも

そのPOPの一つになり

販売促進の一役を担っていた






そしてもう一枚



うれしいですね

私が釣った魚がPOPになって

釣具店で人様の目に触れることになるなんて・・・






今回の画像は、魚だけ写したものなので

当然のことながら、他の人が見ても

私との関連性など知る由も無いのだが

私自身は自分が撮ったのが分かるわけで

なんか、嬉しいやら照れくさいやらで

一人ニヤニヤ、モジモジしてしまった

そんな私を、店員さんは変な奴だと思ったに違いない






何はともあれ

sumlures様

ありがとうございます



  

Posted by simesaba at 13:44Comments(6)思うこと

2011年03月03日

想いは遥か



本日もお越し頂きありがとうございます






仕事やら家の雑用やら

なんやかんやで

しばらく釣りに行けそうにない






実釣以外でも

やりたいこと

やりかけのこと

やらなあかんこと

色々あるが

どこから手を付けようか・・・

手をこまねいている







何かしようとしては

こんなものに目を奪われ

手を止めてしまう




・・・ (((  ドバシャッ! ))) ・・・


水柱を上げて、水面を割って出てくる瞬間

乗っても乗らなくても

思わず笑みがこぼれる

出てくれたことに感謝したくなる

そんなアタックの仕方に

思いを馳せる

今日この頃








でも今日は

冬に逆戻りの天気

朝から時折雪が降り

薄っすらと雪化粧の近江の国

釣りに行く時間が取れるなら

冬の釣りの頭になるのだろうが

釣りの時間が取れそうに無い今は

私の中では〝冬の釣り〟は終わりを告げてしまった

思いは春を通り越して

真夏へと向かいつつある



  

Posted by simesaba at 13:48Comments(6)思うこと

2011年02月24日

雨水(うすい)に想う



本日もお越し頂きありがとうございます





今朝家を出ると、路面が濡れていた

久しぶりの雨模様

あ め・・・か・・・





二十四節気で言うところの〝雨水〟(うすい)も過ぎ

今までは空から降ってくるものが雪だったのが

雨に変わってきた

旧暦とはよくできたものだ






日に日に陽の光も明るくなっていき

春の訪れを近く感じる

人にとっては過ごしやすい気候に変わりつつあるが

私は少し寂しくもある






以前から 「冬の釣りが好きだ」 と公言してきた私にとって

好きな季節が過ぎ去ろうとしているのが

寂しくてならないのだ






凍てつく空気の中、寒さに耐え、孤独に耐え

張り詰めた緊張感に耐え忍びながらやる

そんな自虐的な釣り

かといって決して無理をして、頑張って頑張って

釣りをしているのではない

むしろ好き好んでやっているのだから

私自身は楽しくて仕方が無いのだ






常人から見ると〝狂気の沙汰〟とも取れるような

そんな冬の釣りが

もう間もなく終わりを告げる






また一年が待ち遠しい

今日この頃








  

Posted by simesaba at 11:30Comments(6)思うこと

2010年11月16日

興醒めなもの



本日もお越し頂きありがとうございます。






天候不順が叫ばれて久しいが

今年のそれは例年に無くおかしい

思えば春先からしてその兆候は現れていた

4月の後半でも真冬並みの寒波が訪れたり

そして真夏の激しい酷暑

それが終わったと思えば

秋を通り越していきなり冬になったかのような冷え込み

今思い返してみると

春からずっとおかしな天候は続いていた






ここ日本という国は

四季のうつろいがあるからこそ

繊細な感覚や言い回しも育まれてきた

と言っても過言ではない

私は他の言語に長けているわけではないが

日本語は他の言語に比べて

四季折々に自然が見せる変化を

実に絶妙な言い回しで表現できる

数少ない言語だと思っている








例えば緑色のひとつに〝もえぎいろ〟というのがある

漢字にすると 〝萌黄色〟〝萌葱色〟

発音は同じ MOEGI - IRO だが

意味は全く異なる

〝萌黄色〟は芽吹いたばかりの草木の色

〝萌葱色〟はネギの芽の色

他にも微妙な違いのピンクを表現する色にも

桜色、珊瑚色、薄紅梅、曙色、撫子色・・・etc







古代の人々が詠んだ句や歌の中には

四季の微妙な変化を細やかに感じ取り

些細なことにも趣を感じ

それを他の人にも同じように感じてもらえるよう

言葉を選び、駆使して表現してきた

そんな言葉が溢れており

それが現代に生きる我々にも脈々と受け継がれてきた







大袈裟な言い方をすると

日本人のDNAには

そんな太古からの感覚が刷り込まれていて

四季の変化を欲する気持ちが

心の奥底にあるのかもしれない

それが、本能的に天候のズレを感じ

違和感を覚えるのかもしれない








特に今年などは〝四季〟ではなく

夏と冬の〝二季〟しかない

といってもいいくらいに極端だ

まるで熱帯雨林気候の〝雨季と乾季〟のようだ

温暖化が進み

ここ日本でも近年はスコールのような

局地的な集中豪雨が降ることもある

そんな事柄からも

熱帯化しつつあるようにも感じる








日本の四季を形容した随筆

清少納言 『枕草子』

四季それぞれに趣のある瞬間を捉え表現している





春はあけぼの やう/\しろくなりゆく山ぎは すこしあかりて
                      むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる


夏はよる 月の比はさらなり やみも猶ほたるとびちがひたる
                                雨などふるさへをかし


秋は夕暮 夕日花やかにさして山ぎはいとちかくなりたるに からすのねどころへ行くとて
           みつよつふたつなど とびゆくさへあはれなり まして雁などのつらねたるが
                    いとちひさくみゆる いとをかし 日いりはてて、風の音 虫の音など


冬はつとめて 雪のふりたるはいふべきにもあらず
     霜などのいとしろく 又さらでもいとさむきに 火などいそぎおこして
         すみもてわたるも いとつきくし ひるになりて ぬるくゆるびもて行けば
               すびつ 火をけの火も しろきはいがちになりぬるはわろし








日本から春と秋の二つの季節が無くなってしまうと

いったいどうなるのか?







夏は夜・・・

冬はつとめて(早朝)・・・







で?  それがどうしたん?

となるのは必定

春や秋があるからこそ

いとをかし   であり    あはれなり   である







日本人は古来より

春は桜を、秋は紅葉を目で楽しみ

春は筍、秋はまつたけなどを舌で味わい

過ごしやすい季節に

自然を観察して生きてきた

この二つの季節は

次の季節へとゆっくり変化していく中で

気温の違い、色の違い、草花の違い

匂いの違い、味の違いなど

様々な変化を見せてくれる







春と秋のない日本は、それこそ興醒めである


   
  

Posted by simesaba at 11:00Comments(10)思うこと

2010年11月05日

Fish Chart




本日もお越し頂きありがとうございます






私は、子供の頃から図鑑を見るのが好きだった

魚の図鑑はもちろんのこと

動物、恐竜、昆虫、鳥類、宇宙・・・etc






そんな私は、大人になってからも

こういうものを眺めるのが好きである

〝フィッシュチャート〟 と呼ばれるもの







見慣れた ノーザンラージマウスバス や ブルーギルの姿もある

まだ見たことのない スモールマウス や スポッテッド、 ストライプド

ノーザンパイク や キャットフィッシュ の種々

まだ見たことも釣ったこともない魚を眺めては

いつか実物を見てみたい、釣ってみたいと思いを馳せる

できることなら、全ての魚を釣ってみたいところだが

釣らないまでも、海外に旅行に行った折に

現地の市場などに並ぶ魚たちを見て

「 これは○○だ 」  「 こっちは△△だ 」

などと言い当てたりしたいものだ








そして今日は

こんなものを眺めてみたりする







長い旅を終え、生まれ故郷の川に帰ってきた鮭たち

遠い昔から繰り返されてきた生命を繋ぐ営み

己の使命を全うする為に

遺伝子に刷り込まれた故郷の香りに導かれ

生命を与えられた場所に再び戻る

命の始まり、そして命の終わり

ある意味崇高な儀式の場ともいえるその場所で

それを釣ることを許された選ばれし者たちが

東北の地に集う今日







遥か遠い彼の地に想いを馳せながら

今日はこの salmon chart を眺めていよう

そして祈りをささげる

選ばれし者たちに

自然の恵みがもたらされますように・・・





  

Posted by simesaba at 11:38Comments(8)思うこと