2011年06月11日
練習場
本日もお越し頂き、ありがとうございます
朝から降っていた雨が
午後には上がり、晴れ間が見えてきた
ちょっとだけ釣りの気分を味わおうと
家から車で5分の川に向かった
今日は釣り気分が味わえればそれでよい
タックルは1本だけ持ってきた
先日のシーバス釣行にも持っていった4601cD2D2
キャスト時に異音が発生していたので
バラバラに分解しメンテしたら
異音も無くなり、回転も良くなった
ちゃんと直ったかどうか試運転してみる
手首のスナップで無理に初速を上げることをせず
竿のしなりと、その反発を利用してキャストすることを
特に意識しつつ投げると
気持ちよ~く放物線を描いて飛んでいった
異音もなくなり、イイ感じである
だいぶこのリールの扱いにも慣れてきた
そろそろ魚を掛けたいところだ
次に琵琶湖に行く時は
こいつをメインに使ってみることにしよう
そんなことを考えていると
後方から
ああ!!
という声が聞こえてきた
振り返ると、そこにゴッキーさんが立っているではないか
約束をしていたわけではないが
偶然にも同じタイミングで、同じ場所に釣りに来られていた
まあ、同じ京都に住んでいるので
いつお会いしてもおかしくはないのだが
いつも行く琵琶湖ではなく、まさかこんな場所でお会いするとは
思いもしていなかった
ゴッキーさん曰く
「この場所は、以前よくキャスト練習に来てたんですよ」 とのこと
私もここにはよくキャスト練習や試し投げに来る
いわば、二人にとって〝ゴルフの打ちっぱなし〟みたいなものか
ゴッキーさん、あの場所は 〝練習場〟 という呼び名にしときましょか?
小一時間ほど竿を振り、お開きとした
短い時間でしたが、ありがとうございました!
またお会いしましょう、練習場で

2010年08月10日
重なる偶然
本日もお越し頂きありがとうございます
日曜の晩から翌月曜の朝にかけて
琵琶湖に出撃してまいりました
先日の記事にも書いたように
嫁さんにチクリと嫌味で刺されながらも
出撃の了承をもらい
心置きなく意気揚々と車を一路琵琶湖へと走らせる
夜9時半
まだまだ車の通りの多い国道を
東へ向かわせながらも
まだ最初の行先を決め兼ねている
直で湖西に向かうか、それとも・・・
やっぱり気になる東岸某所に向かうか・・・
京都東インターを過ぎ、いよいよ分岐点
左はR161、右はR1
信号は通行可能の右矢印に青色が灯っている
一刻も早く現地に着きたい気持ちから
右矢印に従った
まずは東岸某所へ向かうことにする
前回の釣行でも足を運んだ場所
ボイルの激しかった場所である
某WEBサイトの釣果情報でも
ロクマルが上がっていた場所である
前回は花火に狂う若者達が馬鹿騒ぎをしていたが
今日は静まり返っている
地上と同様に水面も今日は静けさを保ったままだ
キャストを繰り返すが
トロロが絡んでくるばかりで、何の反応もない
早々にこの場所を後にする
次に向かうのは
先日、釣友〝近江の小次郎氏〟に教えてもらった
NAMAZU-PARADISE
バス釣りではメジャーな場所のすぐ近くにありながらも
誰もが見落とし通り過ぎてしまうであろう小さな用水路である
流石に小次郎氏はよくご存知である
車1台だけ止めれる場所に停車し
用水路に向かい下りていく
車道から見下ろすように照らしている街頭の明かりに
私の影が照らされるような形になる
影が水面に落ちないように
何かの影に重なりながら草の坂道を慎重に下りる
静まり返った用水路は、静かにジワーッと流れている
しばし息を潜め聞き耳を立ててみるが
ナマズ独特の捕食音は聞こえない
数度のキャストをした後
もう少し上流に遡ってみることにする
腰の辺りまで生い茂った草を掻き分け藪漕ぎをする
時折くもの巣が顔を覆うが、気にせず前進
ヘッドライトを装着してはいるが
足元が気になる時にしか灯はともさない
暗闇の中でガサゴソという音だけが響き渡る
ただのアホやなと、自分のやっていることに呆れた笑いが込み上げる
水辺から一旦離れて藪漕ぎをしていたが
キャストできそうな空間を見つけ入ってみる
自分が立っている岸側の20mくらい上流で何かが水面に波を作っている
狙いを定めシュンと軽く竿を振る
暗闇の中で毎回狙い通りにキャストが決まるほど私はうまくはない
弧を描いて飛んでいったルアーがコンクリートの護岸に当る音がした
コンッ!
だが、幸いにもコンクリートにぶち当ったルアーが
用水路側に転がり落ちる
ポチャッ!
と同時に
ドバシャッ! と大きな水しぶきが上がった
重みが伝わるその時を待ってアワセを入れるつもりでいたが
水面を騒がせたのはその1回きりで
誘いをかけてみたが、ルアーを襲ってはこなかった
その後、100mほど藪漕ぎしてはキャスト
藪漕ぎしてはキャストを繰り返していたが
ポツリポツリと雨が降り出してきたため車に戻る
その後大きく移動し湖西方面に車を走らせる
今回は私的新規開拓をしてみようと思っている
メジャーな場所ではあるが、私はまだその場所で釣りをしたことがない
以前に一度だけ駐車スポットを探しに昼間偵察に来たことはある
運良くその場所が空いていればよいのだが・・・
その前に、ちょっと寄り道で
前に〝りりパパさん〟に出会ったあの場所に立ち寄る
ちょっとご挨拶だけして行こうと思い駐車場まで行くが
車が見当たらなかった
雨が降り出したこともあり、早々に引き上げたようだ
駐車場に車を止めることもせず目的地へと向かう
今日の目的地は、ここからは目と鼻の先
車で5分も走らせると、すぐに目的地に着いた
運良く車を止める場所が空いていた
ウェーダーに着替え
ヘッドライトで足元を照らしながら浜へと下りる
私が車を止めた場所より少し下った場所に2台の車があった
先行者の方がおられるようだ
1台は京都№、もう1台は名古屋№
この組み合わせに少し思うところがある
だが、浜に下りると先行者の方は見当たらなかった
ここのところ陸っぱりしかしていなかったので
久しぶりの水の感触を確かめるように慎重に歩を進める
目の前には大きく黒々とした湖が広がっている
誰もいない浜辺で一人竿を振る
なんともいえない爽快感が体を包む
天気予報通りの風向きで東南東から吹く風が
頬を伝っていき、日中の暑さを忘れさせるほど心地よい
初めての場所を頭にインプットするべく
地形や風向き水の流れなどを観察する
遠浅の河口付近を早々に流し
航空写真で見た、ブレイクが岸に近い場所へと向かう
ちなみにルアーは
最近巷で流行っているこれ
SUMING PROP 105CW
暗闇の中なので
どんな動きをしているのかは、ハッキリとはつかめない
だが、お尻についたプロップが
絶妙な微波動を出しているに違いない
かなりゆっくり目に引くと頭だけが水面に沈み
プロップがほぼ水面辺りで回転し
微妙な引き波を起こす
もうすこしだけスピードを上げると
水面直下に20cmほど潜り、これまた絶妙な動きでケツを振っている
止めた状態で軽くトゥイッチを入れると
水面でポコッ!とPOP音が鳴る
色々な使い方ができそうだが
どの動きが一番バスにアピールするのだろうか
あれこれと試しながら、フッと頭に浮かんだことがある
先日、某ブログで目にした文章
〝 この時期絶対的に釣れる動きがある 〟
いったいどんな動きなんだろう
そしてそれは
そのルアーが持つ独特の動きなのか
人が意図的に起こす動かし方なのか
そんなことを考えながら
ゆっくりただ巻きしている時
グググンッ! とアタリがあり
反射的にアワセを入れる
サイズはそれほどでもないのが
手に伝わる感触で分かるが
いいファイトで楽しませてもらった
そして、このルアーでの最初の1匹
今日の最初の1匹であり
このルアーでの最初の1匹でもある
魚のサイズはどうあれ、やっぱり嬉しいものである
最近流行の雷大撮り(接写)をしてみる
う~ん、なかなかうまく撮れません
思ったほど大きくは見えませんね
やはりそれなりのお魚は、それなりにしか写らないものですね
やはりライポウさんは大物釣りの達人であり
接写の達人である
その後は、先程釣れた時と同じスピードでただ巻きを繰り返すと
何度かバイトはあるものの乗るまでには至らない
だが、水面付近でのバイトは バシャッ!
と水しぶきが上がるので、やっててたいへん楽しい
夏の夜は明けるのが早い
徐々に空は明るさを増してきて
これまでは見えなかったものが見え始める
水面ギリギリに少しだけ頭を出したウィードがチラホラと
ウィードの隙間を縫うように通すと
足元近くまでコバスがチェイスしてくるのが見える
ウィードを探しながら横移動を繰り返し
河口付近まで戻ってきた時
一人の釣り人が目に入ってきた
少し長めのロッドを、しなやかに操っている
妙に気になる
釣りをしながら時々横目で観察をしてみる
あの背中に背負っているワンショルダーのバッグ
どこかで見たような気がする
それにあの後姿・・・
もう少し近づいてみよう
リールのハンドルノブがやたら巨大だ
やっぱり・・・たぶん・・・きっと・・・
心当たりの人に違いない
お声をかけようか迷い
一旦はゆっくり後を通り過ぎた
その時にはほぼ確信に近いものを持っていたので
釣り方を観察しながら勉強させてもらいました
少し離れた場所で釣りをしつつ
頭の中は 〝いつお声をかけようか〟
そのことで一杯になっていた
すると、もう一人の人が浜に下りて来て
浜辺でリグの調整をし始めた
見覚えのある姿だ
近寄っていきお声をかけた
『uedaさん! おはようございます!』
『おお! simesabaさん! どうも!』
『ご無沙汰してます!』
『噂してたんですよ』
『えっ? 噂?』
意外な言葉が返ってきた
『simesabaさんとか来てるかもしれないですねって話してたんですよ』
『ということは・・・』
『あちらにおられる方は・・・やっぱり・・・you-youさんですよね』
『そうですよ。噂してみるもんですね』
『じゃあ、行きましょう』
とyou-youさんに引き合わせて頂いた
『○○さん(you-youさんの本名)、simesabaさんです』
『初めましてsimesabaです!』
『ああ、どうも初めまして!』
と挨拶もそこそこに
早速釣りの話を色々と・・・
はじめはお二人の釣りを眺めながらお話しをさせて頂いたが
(密かにお二人の釣り方を勉強させていただきました)
途中からは3人並んで釣りをしながら会話する
キャストしてよそ見をしていたら
バッシュッ! と水面を割る音が
『きたッ!』
あまりにもイイ音をさせて出た割には小振りな魚で
釣り上げた瞬間にオートリリースで水中にお帰りになったが
その時uedaさんにチクリと刺される
『感じ悪いですね~(笑) 僕らかれこれ6時間くらいここにいるんですけど・・・』
『す、すみません・・・』
その後、uedaさんは密かに本気モードに突入
時々横を見る度に
『ちいさいですわ~』といいつつも
バスを釣り上げていた、流石です
私はyou-youさんの楽しいお話しに引き込まれ
ついつい色々と根掘り葉掘り状態で質問攻め
釣りの邪魔をしてしまいました
申し訳ございません・・・この場を借りてお詫び申し上げます
初めてお会いするyou-youさんは
とても穏やかで大人の雰囲気たっぷりの方で
時折会話の端々にユニークさが溢れていて
とても魅力的な方でした
実は住んでいる所も同じ市内だということも分かった
また機会があればご一緒させてください!
宜しくお願いします
しかし今回の遭遇は偶然が重なっていた
お二人が日曜の晩に出撃することはほとんどないらしく
uedaさんとyou-youさんのスケジュールがたまたま空いたということ
そこに私が個人的新規開拓で、この日この時間に同じ場所にきた
そしてお二人は私の噂をしていたということにも驚かされた
実は私の中にも予感めいたものがないわけではなかった
なんとなくyou-youさんが通っている場所ではないかという気もしたし
この場所に行けば、お会いできるかも
という気もしていた
上のほうで某ブログで目にした文章も
実はyou-youさんのブログである
あ! そういやそのことについてお聞きするのを忘れていた・・・
また今度、教えてくださいね
色々な偶然が重なり
お二人にお会いすることができ
楽しい時間を過ごすことができました
本当にありがとうございました!!!
私は嫁さんに夜が明けたら帰ることを告げてきたため
7時前には納竿、家路につく
短い時間ではあったが、本当に楽しい時間でした
こうしてまたひとつ素敵な出会いに恵まれたわけだが
もし釣りの神様がいるとしたら
これも神様のお導き なのだろうか
だとしたら・・・
神様! ありがとうございました!

2010年07月27日
moonlight daylight

本日もお越し頂きありがとうございます。
日曜の晩、嫁さんの冷たい視線をよそに
性懲りも無く真夜中の琵琶湖に
出撃してまいりました
深夜12時
これでも私的には
かなり嫁さんに気を使い
少しでも長く家にいるようにし
遅めの出発をしたつもりである
現地到着はちょうど1時
先週に引き続き
南湖東岸の某漁港からスタート
今日はこの後に行く所をメインにするつもり
この漁港は30分だけの予定で
釣りを開始する
しばらくして先行者もいなくなり
私一人の世界に入る
先週居た人懐っこい子猫も
今日は姿を見せない
辺りは静まり返っている
暗闇の中、竿を振る音だけが響き渡る
静寂の中で釣りをしていると
時が経つのも忘れてしまう
気が付くと時刻は1時59分
しまった!長居しすぎた・・・
すぐさま車に戻り移動する
目的地は、この場所から目と鼻の先
あっという間に到着
先週は、入れ替わり立ち代り釣り人がいたが
さすがに日曜の深夜には
私以外には釣り人は居ない
その代わりに
夏休みに入っているであろう学生のグループが
30mくらいの近場で花火をしながら嬌声を上げている
時折、打ち上げ花火を手に持ち
湖面に向かって飛ばしている
あのぅ・・・私釣りしてるんですけど・・・
しかも
そこ、さっきからボイルが激しい場所なんですけど・・・
しょうがないので別の方向に向かって竿を振る
先週、ギルに大人気だったジタバグを
今日は来なくていいよと念じながら投げる
無風でベタ凪の湖面に
時折ボイルの音と波紋が広がる
先週よりも水面に意識が高いのか
何度か15mくらい沖でボイルがある
その方角に向かって
私は20mくらいの位置に投げ
ボイルがあった場所近くを通す
ベタ凪の湖面に映った満月の上に
ひょうきんな顔をしたジタバグが通りかかった時
満月を割るかのように水面が盛り上がり
バシャッ! と水しぶきが上がる
反転する魚の横っ腹が見え
一呼吸置き
魚が水中に消えてから合わせを入れてやる
グンッ! 竿に重みがのしかかる
よっしゃ! 乗った!
ヘビーアクションの竿では少々オーバースペック過ぎる
そんなお相手で、難なく岸に寄ってきてハンドランディング
サイズはもう一つではあるが
長かった坊主地獄の頃を思うと
狙って釣れた1本は正直に嬉しい
遊んでくれて、ありがとう!
その後、鯰狙いで流入河川の水門に移動し
ひょうきん者を投げ続けるも不発
う~ん、やっぱり・・・
もうちょっと鯰に関する情報収集をする必要があるようだ
東岸某所を1ヶ所経由して
久しぶりに湖西に向かう
その頃にはすっかり明るくなり
早くも、今日も猛暑日の様相を呈していた
はっきり言って
今日は湖西での釣果はほとんど期待していない
ただ、湖西のキレイな景色と水に
癒されたいだけ
釣りもそこそこに木陰に寝転ぶ
日向の暑さがウソのように
湖を渡る風が頬に心地よい
草の上に寝転がったまま
頭上の木漏れ日を眺め
しばし自然との一体感を楽しむ
さて・・・
帰って寝るか
腰を上げ車に向かい歩き出す
公園の屋根付きの休憩所のベンチに
二人の釣り人らしき姿を見かける
カップルで釣りに来て、ベンチで仮眠を取っているようだ
爽やかな涼風に吹かれながら快眠しているようだ
静かに横を通り過ぎようとした時
男性が動いた
あ、 起きてらっしゃる
『こんにちは・・・』 と声をかけると
『釣れましたか?』 と返ってきた
『別の場所で1本だけです。どうでした?』
『う~ん、今週はだめですね』
などと他愛もない話に始まり
徐々に釣りの話で盛り上がり始める
そうこうするうちに、横で寝ていた女性も目を覚ます
どうやら深夜からオールナイトでウェーディングしていたらしい
このお二人、相当な釣りキチである
そして二人はご夫婦だった
夫婦でオールナイトでウェーディング
なんとも羨ましい話である
話を伺っていると、旦那様は、この場所の地形を知りたくて
以前に潜ってみたことがあるらしい
そして、ここのブレイクラインはこうなっていて・・・
そこんとこにバスが着いていて・・・云々
色々と教えていただいた
そこまでする人は・・・
私が知っている限り、あの方ぐらいしか思いつかない
そう、先日お会いした〝注意が必要だ!氏〟
世の中にはスゴイ人がいるものだ
その後も色々な話をしていて分かったのだが
どうやら奥様はロクマルを釣ったことがあるらしい
その画像やらファイト中の動画やらを見せて頂き
私は興奮しっぱなしだったのだが
当の奥様は
『たまたまタックルがゴツかったので釣れただけですよ』 と
飄々と語る
先月も58cmを釣ったらしく
ウィードごとぶち抜いたらしい
最近はスピニングはほとんど使っていないらしく
今日もベイトタックルにラインは20lb
本気やがな!
旦那様の影響で釣りを始めたらしいのだが
最初はリールも使わせてもらえなくて
延竿で釣りをしていたらしいが
今では夫婦揃って
ドップリ、コッテリ釣りに浸かっている
そして、旦那様は奥様の専属カメラマンよろしく
大物とファイトする奥様の姿を撮らされる役柄を演じているとか
そんな話を少しのイヤラシサも感じさせずに語る旦那様
実に爽やかなお人柄でした
夫婦揃って爽やかな笑顔だったのだが
特に旦那様の柔和な笑顔は印象的だった
奥様はきっと、この笑顔に惚れたに違いない
女性だったら、この笑顔にはイチコロのはずだ
きっと若い頃はブイブイいわしていたであろうことは
容易に想像がつく (失礼しました)
なんやかんやと話をしている内に
2時間近くも話し込んでしまった
『長々とお引止めしてすみません』
『いえいえ、こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました!』
『またどこかで・・・』
『また現場でお会いしましょう!』
と言って別れを告げた
今まで、現場でこんなにも話し込んだことはない
だが、少しも長いとは感じなかったし
とても楽しい時間だった
ありがとうございました!
このお二人には
きっとどこかで再会するような気がする
『もしかしてブログとかやってらっしゃる?』 と聞かれ
特に隠す理由もないので
ブログタイトル(バカなタイトル)をモジモジしながらお伝えした
ブロガーさん以外にブログのことを言ったのは初めてであり
なんだか照れくさい気もしたが、まあいいか
もし、ここをご覧になられたら
気軽にコメントしていってください
ブログを初めてから、というか
釣りにハマればハマるほど
どんどん素敵な出会いが増えてくる
それもハードコアな釣り師にお会いすることが多い
私などは下手の横好きで、ヒヨッコなのだが
お会いする方々から受ける刺激はとても大きく
勉強になることが多い
そんな出会いが面白くて仕方がない今日この頃
次はどんな出会いが待っているのだろうか
2010年07月13日
遭遇

本日もお越し頂きありがとうございます
土曜の夕方、仕事でトラブル発生
いつも土曜日は17時ごろには仕事が終わるはずなのだが
どうにか片付いたのが20時前
仕事帰りに釣具屋に寄ろうと思っていたのだが
20時には閉店になるので、結局釣具屋へは行けずじまい
まっすぐ帰宅した
通勤時間は1時間強、家に着いたらもう21時を回っている
そそくさと食事を済ませ
『今晩、釣りに行くよ』と嫁さんに伝え、しばし仮眠に入る
本当は、仮眠する時間すら惜しいくらいだが
先日ひいた風邪が治りかけの状態ではあるのだが
なんだか少し体が重い
ここで無理をするとまたぶり返すかもと
無理をせずに仮眠を取ることにした
22時半就寝、2時起床、3時間半の仮眠を取り
午前2時半ようやく出発
目指すは湖西の浜
いつもは日中に比べてサアーッと流れる深夜の道だが
この日はどうもタイミングが悪い
少し進んでは信号に引っ掛かることを繰り返す
少しイライラしたものが込み上げてくるが
タイミングが悪い時はこんなものだと半ば諦め
努めて冷静を装う
この時、嫌な予感が頭をよぎる
湖西道路に入ると午前3時を回っている
この時期の夜明けは早い
早く行かないと夜が明けてしまう
少々焦りを感じるが
ここでも運悪く前を走る▲Kタクシーがノロノロ運転
まあよい、もう少しすれば2車線になる
それまでの辛抱と自分に言い聞かせる
が、更に運悪く
もうすぐ2車線になろうかという最初の出口の手前で
警察車両が赤色灯を振り、強制的に下道に誘導している
なんてこった、出口付近で事故車が道を塞いでやがる
この瞬間にはっきりと悟った
今日はダメだな
こんな日は何をやってもダメな巡り合せになっているのだろう
実は、この時まで行先を決め兼ねていた
湖西は湖西だが
いつもの浜に向かうか
それとも あの方達 がおられるであろう某浜に向かうか
そして後者を選んだ
今までに何度かニアミスを繰り返しては
会えずじまいだったが
今日行けば、まず間違いなく会えるだろう
そう確信し、湖西のとある浜に向かう
特に約束をしていたわけではなく
場所もドコソコと、はっきり地名で話をしたこともない
だが、今日あの場所に行けばきっとおられるに違いない
そんな不確定要素バリバリの状態なのに
確信を持って目的地を目指した
一度下ろされた湖西道路に再び乗り
ようやく空いたほぼ直線の高架道路を北上する
何個目かの出口で高架を下り湖岸に近づく
間もなく未知との遭遇があるかと思うと少し緊張してきた
何度か訪れたことのあるこのポイント
この天気ならきっと駐車場は空いているだろう
ゆっくりと駐車場に入っていく
頭の中にはブログで見たあの白い車をイメージしていた
そしてイメージ通りの車が今目の前に見える
やっぱり、おられました
そして人影が動いている
ああ、やっぱりこの時間にはお帰りになられるようだ
以前、某所でニアミスの時も、ブログの記事からも
夜が明ける前には帰らなければならない事情がおありのようだ
なんとか間に合った
初めてお会いする方なのに
ましてや、お声を掛けたはいいが人違いも十分考えられるのに
なんのためらいもなく、自分でも不思議なくらい
普通に声を掛けることができた
『おはようございます! あの…りりパパさんですよね?』
『はじめまして! simesaba です!』
今思えば、よくまあ、あんなにスラスラと言葉が出てきたものだ
と思うが
それは、やっぱり、今までにコメントでやりとりさせて頂き
頭の中に出来上がっていた人物像が
目の前に居る方そのものズバリ(死語)だったからに違いない
文面からも分かるように、優しさが滲み出ているそのお人柄が
目の前に居るその人から漂っていた
短い時間ではあったが、色々とお話しをさせて頂き
またお会いしたいと思ったし
やっぱり今日ここに来て正解だったと思った
りりパパさんとお別れし、ウェーダーに着替え浜に下りる
まずは少し、目の前の浜で竿を振ってみよう
東の空が明けかかっている
もう間もなく夜明けがやってくる
南東からの微風でさざ波状態の水に静かに入る
前回、湖西でハス釣りをした時は水に浸かってはいない
久しぶりに水に浸かった感触を確かめるように
足にかかる水圧を楽しむ
今日もトップで様子を見るが水面は割れない
少しの時間竿を振ったが
ソワソワして落ち着かない
実はもう一人のブロガーさんが
この近くにおられるはずなのだ
少し南に下がった場所で、その方は釣りをしているが
この場所からは見えない
よし! こちらから出向いて挨拶してみよう!
意を決して南へと歩き出す
もちろん釣り歩きながら南下する
河口をぐるっと巻き取水塔の方角に目を向ける
まだ姿は見えないが、木の影で声が聞こえる
やがて、お連れの方と二人で木の陰から姿を現した
なんとなく、向うもこちらを見ているような気がする
私はいつものトレードマークの黄色のキャップを被っている
恐らく気がついただろう
『おはようございます!』
『不躾ですが、さたーんさんですよね!』
これまたスラスラと言葉が出てくる
『ようやくお会いできましたね!』
過去にこの場所に居ながらにしてすれ違いがあり
今回ようやくお会いするに至った
なにやら先方も、黄色い帽子にもしかしてと
お話しをされていたようだ
『simesabaァ!! ゴルア!!』
と叫ぼうかとかなんとか
そういや過去記事でそんなこと書いたような気がする
もしかして、お連れの方もブログ見てくれてます?
そうだったら、たいへんありがたい話です
初めてお会いする さたーんさん は
はにかんだような笑顔で微笑み
朴訥とした雰囲気を醸し出しているが
とても照れ屋さんな印象を受けた
12時間釣りっぱなしで少々お疲れだったとか
お連れの方も、ブログ上では顔に目隠しが入っているが
何度もお見かけしている感じがし
初対面なのに、不思議とそんな感じがしなかった
歩きながら少しの時間お話しをさせて頂き
『では、またお会いしましょう』 とお別れをした
やっぱり今日
いつもの場所ではなく、ここに来て良かったと思った
その後、お二人と別れいつもの場所に向かう
完全に夜が明けてしまったが
今となっては、そんなことはどうでもよくなっていた
いつもの浜に到着し、広い湖面に向かって竿を振り
爽快な気持ちを味わっていた

一方、釣りの方は・・・
ニゴイはうじゃうじゃいるが
底の何かを必死で貪るばかりで
ルアーには見向きもしない
しょうがねえなぁ・・・また今度出直すか
駐車スペースの脇に咲いているお花の写真を撮ってから
別の場所に移動することにした

一気に南下し、更に東岸に渡り某所で竿を振る
いつものセンコーを投げ、底をズル引きしていると
根掛かりした感触
ゆっくり引っ張ると何やら銀色の小魚が上がってきた
よく見ると鮎カラーのペンシルがフックに絡まっている
で、ペンシルについたラインを巻き取ると
かれこれ20mくらいはついているだろうか
どんなことしたら、こういうことになるのだろうか??
ようわからん
その後、激しい驟雨に見舞われずぶ濡れになったので
早々に退却しました
午前9時納竿
私にしては短か目の釣行でしたが
釣れなかった割りに、それほど凹んでいない自分が居た
それはやはり
お二人のブロガーさんに初めて出会ったからだろう
どうも、ありがとうございました
また次回、お会いしましたら
その時はゆっくり
共に竿を振りましょう!