2010年01月31日
夢をもう一度・・・
本日もお越し頂きありがとうございます

先週、ようやく今年の初バスをゲット
それに続け!とばかりに今週も行ってまいりました
今回は前回の好結果をもう一度とさらに意気込んで
昨日の晩から出撃しました
現地到着22時半
目的地は先週のあの場所
〝2匹目のどぜう〟を狙い、同じ場所に
真冬のこんな時間に
釣りしている変人なんていないだろう
と思いきや、先行者が5人
なんや、けっこうおるな
空には大きな満月が
薄曇りの中にぼんやり浮かんでいる
〝満月の夜には何かが起きる〟と期待して
人はこの夜更けに集まってくるのか
もちろん、私もその一人
先週釣れたポイントには3人の人影が見える
ライトを点けて何やらワイワイやっている
大物でも釣れたのか!?
撮影会でもしているのか
や、やられた!もう少し早く来るべきだった
と少し悔やむ
しょうがないので少し離れた場所から始める
小1時間ぐらい経った頃
3人の人たちが向こうからやってきた
防寒具に身を包んでいるが
その手に釣竿はない
私 『こんばんは!』 とこちらから挨拶すると
おじいさん 『バス釣りか? 釣れるけ?』と返ってきた
私 『さっき来たばかりなので…、釣りちゃうんですか?』
おじいさん 『うん、小魚集まってるか思てな、これや』
おじいさんの肩には投網が乗っかっている
ああ、投網か・・・ちょっと安心した
3人組が帰ったあと、しばらく場を休め
ポイントに入る
1週間前の光景が目に浮かぶ
さて、再現といきたいところだ
だが、先週とは明らかに状況が違う
先週は、程よい感じの波があったのだが
今は、無風のべた凪
湖面は鏡のように平らに静まり返っている
今まで昼間の釣りでも
べた凪の時にいい思いをしたためしがない
ましてや湖西のキレイな水が満月に照らされて
水の中からでも、陸上の様子が分かってしまうんじゃないか
そう思うぐらいのパーフェクトベタ凪
見ているだけなら美しくてよいのだが・・・
その後、満月は雲間から顔を見せたり隠れたり
だが風はいっこうに吹く気配はない
確か天気予報では、午前3時からは南東よりの風が吹くはず
風を待ちながら、浜を横に移動しつつ釣りを続ける
無風のせいか、寒さは全然感じない
時計をふと見るといつの間にか4時
え?4時? 相変わらず無風
さすがに少し疲れを感じ、砂浜に腰を下ろす
ちょっと腰にダルさを感じたので
ゴロっと仰向けに転がってみる
砂浜の上に寝そべっても全然寒さを感じない
波の音もなく、風もない
かすかに虫の声がきこえるだけの静寂
やばい、このまま寝てしまいそうだ
寝ようと思えば、たぶん平気で眠れただろうが
無理やり起きあがり、釣りを再開
結局、朝6時過ぎまで粘るもノーバイト
移動を決意する
別の場所を3ヶ所流すがいずれもアタリなし
午前10時半納竿
実に徹夜の12時間釣行でアタリなし
これが真冬の現実
先週が夢のように思える
今回の釣行でした
〝 満月の夜は…
…何も起きませんよ 〟

再び
2010年01月29日
別の世界
本日も起こし頂きありがとうございます
今日はいつもと違うタッチで
コラム風に書いてみたいと思います
では、どうぞ
【 別 の 世 界 】
私は今、夜釣りにハマッテいる
今まで、バス釣りは朝マズメから夕マズメまでのもの
と勝手に思い込んでいた
空が白み始める頃から、日没後完全に暗くなる少し前ぐらいまで、と
そして、特に朝夕のマズメ時の 薄明るい or 薄暗い 時間帯が
一番良い時間帯だと、そう思い込んでいた
確かに、他の魚にとっては良い時間帯なのかもしれない
だからこそ マズメ という言葉があるのだろう
特に、海釣りなどでは、潮が動く時間と夜明け、夕暮れが重なっていたりすると
釣果にいい影響を与えたりする
だが、バスに限っていうと
必ずしもそうとは言い切れない
一説によるとバスは
朝夕の薄暗い時間に一時的にエサを追わなくなる (らしい)
そう、目が悪いのだ
完全に明るくなる、もしくは完全に暗くなると
目が慣れてきて、再度フィーディングを開始する (らしい)
人間の世界で、明け方や夕方に交通事故が多いのと同じ
人間が見づらい時は、バスも見づらいということ
なんとなく思い返してみると
今が一番いい時間だと(勝手に)思っている時間に全くアタリがなく
あ~あ、いい時間帯を逃してしもた・・・
と思っていたら・・・ガツン!
ということが、しばしばあったような気がする
特に、夕マズメの時間に
いかにも釣れそうな感じの
見た目にもイイ雰囲気の時間帯に
今か、今かとアタリを待ちわびるも全然ダメで
一人、また一人と大勢いたアングラー達が帰っていき
遂にはひとりぼっちになってしまった
昼間はそこそこ数は釣ったものの
納得いくサイズが出なかったなぁ・・・
あ~あ、ついに真っ暗になってもーた
そろそろ帰るかな・・・
などと考えている時
急に糸が走り出す
ということが、私個人的には多いのである
それも、昼間に活動していたバスよりも
あきらかに大きなバスがアタックしてくることが多い
また一説によると
バスは捕食に失敗することが多い (らしい)
ベイトフィッシュに逃げられることが多いらしいのだ
要は、関西で言うところの
鈍くさい (どんくさい)
というやつ
ルアーを追ってきたが、ミスバイト連発ということも多い
なんしか ドンクサイ のだ
泳ぐスピードもそうだが、口を使う動作が
ドンクサイ のだろう
目が悪い、ドンクサイ の二拍子揃ったバス
彼らの捕食対象になっている小魚は
逆に暗くなると行動スピードが落ちる
そして完全に暗くなるとバスはベイトフィッシュよりも
目が利くようになる、らしい
それまでと立場(速さにおいて)が逆転するのである
人間が見えづらい時間は、バスも見えづらい、と書いたが
それは単純に視覚だけのこと
人間と違って魚は側線を持っている
側線が水の波動を感じ、気配や音を感じることができる
だから夜でも捕食活動ができるのだ
警戒心の強い大型のバスほど
夜間や夜明け前に捕食活動をすることが多い
逆に、その時間に捕食してきた個体だからこそ
大きく成長するに至ったのかもしれない
日中の大勢のアングラーによるプレッシャーから解放され
積極的に捕食活動を行う大型のバス
そんな大物をどうしても狙いたい、のであれば
他のアングラーが帰った後や
他のアングラーが来る前に
釣りに出かけるのも一つの手ではある
最近の私の思考は
むしろ夜釣りだけでいいかも・・・である
暗くなる頃出かけ、明るくなったら帰る
水商売のお姉さんと同じ行動パターン
そんなの邪道や!
と言われるかもしれない
でも、それでも行きたくなる魅力が夜釣りにはある
もちろん釣果も魅力のひとつだが
それだけではない何かがある
筆舌に尽くせぬことではあるが
あえて言葉にするなら
より感じることができる
とでも言いましょうか
イヤ~ン 感じるぅ

まあ、それも夜はありだが・・・
視覚の利かない夜だからこそ
手で感じ
耳で感じ
肌で感じ
心で感じる
ことができるような気がする
視覚に頼らないからこそ
より竿や糸から伝わってくる信号に意識を集中させる
もしかしたらそれが釣果に繋がるのかもしれない
釣りもそうだが
釣り以外の、自然そのものを
より多く夜は感じることが出来る

暗闇の中、波間に浸かりウェーディングをしていると
波の音が昼間よりも、より心地よく耳に聞こえ
夜は静か過ぎて怖い、などといった思いは少しも浮かんでこない
キーンと張り詰めた冷たい冬の空気も
意外と気持ちよく感じたりする
そして見上げれば、冬の澄み切った空に満天の星が輝いている
昼間は姿を見せない動物たちが現れたりすると
自分も動物のひとつに過ぎないんだな・・・
という思いが浮かび
自然に溶け込んだような錯覚にも陥る
体全体で喜びを感じながら釣りをしていると
何か感覚が研ぎ澄まされていくような、そんな気がするのだ
そして私の中で〝釣り が 狩り〟になる瞬間でもある
ハンターが獲物を狙っている姿に自分をなぞらえる
自分を自然と一体化させ、静かにその時を待つ
そんなどこかストイックな世界
そんな世界が私は好きだ

大げさな言い方かもしれないが
別の世界 がそこにはある
昼間とは違う、何か特別な世界が
そしてそれは、仲間と一緒にワイワイやりながらの釣りではなく
一人で夜釣りをしていると得られる感覚なのだ
単独釣行が好きな人や
単独夜間釣行にハマッテいる人なら
この感覚がお分かり頂けるのではないだろうか
この感覚に心地よさを感じてしまうと
なかなか抜け出すことはできない
最後まで読んで頂き、ありがとうございます
※あくまでも私個人の主観であり
趣味趣向の世界です
夜釣りは危険を伴います
それでも興味のある方は
覚悟を持って臨んで下さい
はまりますよ
2010年01月26日
ど ぜ う
本日もお越し頂きありがとうございます
昨日は、ちょっと調子に乗り気味の記事を書いてしまいまして
たいへん申し訳ございませんでした
お詫び申し上げます
(たびたび登場しますね、この人)
【言い訳】
ただね・・・
〝逃がした魚は大きい〟と昔から言いますように
事実、めちゃくちゃデカかったんですよ
それを単純に思い出しまして・・・
55cmであの引きですやん
じゃあ、あいつはどんだけデカイねん!!
ていうぐらい強烈な引きでして・・・
それと比較した場合、・・・した場合ですよ!
トゥ、トゥ… too スス…スモ・スモ… small
と感じてしまうわけでございます
決して調子になんて乗ってませんです、はい・・・
15kgの鉄アレイを持ったあと
5kgの鉄アレイを持ったら
軽~~く感じますよね
アレですよ、アレ
実際、こないだのバスが釣れた時は
小躍りするぐらい嬉しかったですし
うオッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
と雄叫びを上げ、ガッツポーズなんかしちゃったりして・・・
その直後に急に恥ずかしくなり
誰かに見られてないか
キョロキョロしてしまいましたし・・・
もしかしたら
この先
ずう~~~~~~~~~っと
あんなサイズ釣れへん、かもしれませんし
まあ、出会い頭の交通事故 みたいなもんちゃいますかね
じつりき ではないと思ってます
次、またエエのん釣って初めて
ちょっとだけ、ちょこっとだけ
腕が上がった・・・かも
って、勘違いしても
よろしゅうございましょうか??
芸人さんでもそうですが
一発屋 というのは
一番カッコ悪うございまして
そんなことにならないように
次の作戦を練っているところでございます
人間、一度良い思いをした場所には
また行きたくなるもの
同じ場所にもう一度行くのか・・・
いやいや、あんなんラッキーパンチやで
回遊君、 か・い・ゆ・う・く・ん
『たまたまブラ~っとしてたら
旨そうな小魚おってなあ、
暗いし、寒いし、腹へってるし・・・
で、喰いにいったら、やってもーたで
釣られてもうてん ハハハ(笑)』
てなこと言うてんちゃうか、あのバスは
という気もする
果たして
いるのでしょうか
二匹目の ど ぜ う

乞うご期待
2010年01月25日
回想・・・

本日もお越し頂きありがとうございます
昨日は、たいへん多くの方々にアクセスして頂き
(当ブログ的にはというアクセス数ですが)
多数のコメントも頂きました
(当ブログ的に・・・)
皆様、ありがとうございます
まだまだ昨日の興奮覚めやらぬ
といった今日の私の精神状態
何度も同じ光景を思い出しては
エエのん釣ったな~
ニ タ ~

と気持ち悪い笑みを浮かべております
あの時の感触、バスの姿、景色、空気の冷たさなどを
しっかりと脳に記憶させる作業を繰り返し、繰り返し行っております
昨日の1匹のバスはたいへんすばらしい感動を与えてくれました
が
何度か思い出す作業を繰り返していると
あることに気が付いたんです
(※以下の文章は、別に調子に乗ってるわけではないので念の為、前置きしときます)
ち・・・小さすぎる ( )
イヤ、逆にデカ過ぎたんや
すんません
何のことやら、さっぱり分かりませんよね
『小さすぎるぅ!?』
『55cmが小さすぎるて、お前調子こき過ぎやぞ! ゴルア!!』
という声が聞こえてきそうですが・・・
昨日のバスは、私にとってすばらしい1匹であり
大切な思い出として、これからも私の中で輝き続けると思います
小さすぎるというのは間違いで
あれはアレで十分大物の部類に入るでしょう
では、〝逆にデカ過ぎたんや〟からご説明します
当ブログの最初の頃の記事に
〝私の中の白鯨〟
というタイトルの記事があります
『まだ読んでないよ~』 という方は ココ を見て下さい
この記事中で、超大物を取り逃がしたことを書いてまして
それ以降同じポイントに通い続けることになるのですが
その時のバス(姿は見てませんが引き具合からバスと思います)の引きと比較した時
昨日のバスの引きが、
ち・・・小さすぎる (奴に比べて)
と感じさせるものであることに気が付いたんです
というのも、あの日も、昨日も同じタックルを使用していたので
(ラインは少し太くしましたが)
竿の曲がり具合や、重さ、ラインの出て行くスピードなどが
桁違いのものだったということが、今更ながらに脳裏に浮かんできたんです
昨日の記事の中で、ドラグを締めた時に大きさがある程度分かる
ということを書きましたが
ドラグを締めたらラインの出が止まる
そして、使用しているラインで耐えれるかどうか
誰しも判断しますよね
で、ヤバイ と感じたら、少しドラグを緩めたりしますよね
昨日は、ドラグを締めて、魚 vs ライン のバランスを見た時
これは大丈夫! という感じを受けました
でも、あの日の化け物は、ドラグが全く効かなかったんです
かなりキツイ目に締めても、ドンドン出されていくんです
じゃあ、ガチガチにしたらええやん!!
と言われるかもしれませんが
心の片隅に
うまくやり凌いで、釣り上げたい
という気持ちがあり、ラインブレイクしないギリギリのところまで
ドラグを締めた状態を保ち続けましたが
それによって魚の動きを止めることはできませんでした
幸か不幸か、向うから止まってくれたんです
止まってくれたというか、ウィードの中の奴の安全圏内で落ち着いた
という感じでした
そもそも、もし無抵抗の状態だったとしても
引き寄せることが不可能なくらいの重量感だったんです
想像してみて下さい
ボビン巻きの糸の先を自動車にくくりつけ
引っ張ろうとしても絶対無理ですよね
かなり大げさな例えですが
分かりやすく言うとそんな感じです
それと比較すると
まず間違いなく
昨日の奴より遥かにデカイ
となるんです
昨年、琵琶湖で釣り上げられたバスが
先日、正式に世界記録に認定されましたよね
昨年、私が知っている限りでも、3本の70UPが釣られてます
目撃情報では、ナナマルどころか、ハチマルなんてのもいるらしいです
あれだけ広大な琵琶湖のこと、とてつもなくデカイやつが
生息している、と思うことは決して不思議ではありません
あの日取り逃がした奴は
一体どれだけデカかったんだろうと
気にせずにはいられない・・・
あの場所は、これからも度々行くでしょう、きっと
でも敢えてそれだけを狙う釣り方はしないと思う
あんな化け物、狙って釣れるものではない
でも、いつか、再び対峙してみたい
という思いは心の中にいつもある
そんな 果てしない夢 のようなもの
追い続けるのも
悪くはない
ここをご覧のあなたにも
そんな化け物が掛かるかもしれませんよ!
いつかは釣ってみたいですよね
目ん玉の飛び出してる
それって
クエ ですか?
みたいなバス


まあ、とにもかくにも、やっとの思いで手にした今年の初バス
嬉しくないわけがないですよ!!
今年はイイことありそうだ!
そう思った一日でした
あ! 上の化け物の話
鯰ちゃうか・・・
というのは ナシ ですよ
そんな夢のないこと
言わないでね!

2010年01月24日
本日の釣行詳細
(画像が悪くてすみません)
本日もお越し頂きありがとうございます
今朝は、現場からの速報でしたので
詳しく書かせていただきます
やっと、まともな釣果がご報告できます
ブログを始めたのが11月末
寒さの影響が出始め
バス釣りが難しい季節に差し掛かる頃
今思えば、よくそんな時期にブログを始めたもんだ
と我ながらあきれてしまうが
逆にこれがモチベーションになっていることも事実
次こそは、次こそはと
厳しい季節にもかかわらず、足繁く琵琶湖へ通う
本日(1月24日)午前3時起床
先週は、こともあろうか寝坊してしまった私
今日は先週とは気合の入り方が違う
夕べも床に就いてから、期待と興奮とで、なかなか寝付けなかった
2時間ぐらいは寝ただろうか
なかなか寝付けない時間を過ごしつつ
『どうしても寝付けなかったら、一睡もしてなくてもいいや!』
ぐらいに思っていた
それほど気合が入っていたので
先週はあんなに煩わしく何度も鳴った目覚ましを
今日は一発で止め、目覚める
準備は昨晩バッチリ済ませてある
あとは着替えるのみ
慌てることも無く、しかしすばやく着替えを済まし
寝ている嫁さんを起こさないように静かに家を出る
寝不足の割には頭はスッキリしている
期待のワクワクはあるものの、なんだか妙に心が落ち着いている
夜明けまでにはたっぷりと時間がある
という時間的な余裕からくるものなのか
イヤ、それだけではない
今回は、事前の準備をしっかりしてきたつもりだ
先日、少しご無沙汰の年下の師匠と、電話で話しをした
3連続ボーズをくらっていることも話し、場所の相談もした
私 :『色々行ったけど、どこもあかんねん。どこがイイと思う?』
師匠 :『・・・○○がイイと思うんですよね、この時期』
私 :『やっぱり! 俺も気になっててん、そこ』
意見も一致した
その場所についての情報を出来る限り入手した
航空写真で、どこがブレイクになっているのかも確認し
どこから攻め始めるかも決めた
時間帯も、この時間帯で合っているはず
釣り方も、今回はいつもと違うことをしてみるつもりだ
そして一路琵琶湖、湖西方面へ
先週はすっかり夜が明けてしまった湖西道路を
今日は暗闇の中ひた走る
途中、和邇を過ぎた辺りから白いものがちらつき始める
いつもならブルーになるところだが
先日も記事にしたように、それすらも大歓迎
但し、路面にだけは注意しながら車を走らせる
4時半、現地付近到着
初めて来る場所だが、地形は頭に入っている
ただ駐車スペースだけは、現地に行かないと分からない
どこかよい場所はないものかと探しながら走っていると
突然ふたつの茶色い生き物が目の前を横切る
道路を挟んで両側にある畑を
シカの親子(たぶん)が右から左に渡っていった
『かわいそうに・・・山にエサがないんだろう・・・』
『こんなとこうろついてたら駆除されるぞ』
とつぶやいてみる
それから間もなくして運良く、浜に近い場所に広い空き地を見つけ車を停車させる
車を降りると、思ったよりは寒くない
気温計は2℃
先週はマイナスを示していたはず
これなら水温もさほど冷たくは無いだろう
逸る気持ちを抑えつつウェーダーに着替え
忘れ物がないか確認し車をあとにする
浜に下りてみると、風は微風だが少し波立っている
向かって右前方から斜めに波が押し寄せてくる
これぐらい波があるほうが、今日の釣り方には調度いいかも
いつもは師匠譲りの〝センコーノーシンカー〟でスローな釣り
今日は、昨日の記事にも登場したアレを宣言通りに使う
そう、 サスペンドミノー
夏や秋、活性が高い時には、浜でミノーを使ったことはあるが
この時期に使うのは今日が初めて
しかも先日買ったばかりのドデカイやつ(130㎜)

普段は70~95㎝ぐらいのミノーしか使わない
私にとってはドデカイと感じるもの
今日はこれで、シャローにフィーディングに来ている
食い気のある元気なやつを狙う
長く続く浜の中から、今下り立った場所を選んだのには訳がある
航空写真を見ていると、岸からブレイクまでが一番近いのがこの場所
大遠投をしなくてもすぐ届くところにブレイクがある
距離にして15m以内
浜を横に移動しながらキャストを続ける
このブレイクの底から
食い気のある奴がシャローにベイトを求めて上がってきている
そう信じ、とにかくゆっくりリトリーブする
バスにルアーの存在を気付かせるため
時折軽くジャークをいれてみたり
食わせる間を与えるために少し長めに止めてみたり
繰り返すこと約30分
その時は突然にやってきた
食わせの間を取った直後、再び巻き始める時に
特に注意を払っていた
その時
コツンッ!
頭で考える間もなく、反射的に腕は動いていた
ガッ!
掛かった!手応え十分の重さが手に伝わる
?
一瞬の間を置き、直後に
首を左右に振り、懸命にフックから逃れようとしている動きが
ヨッシャー! 乗ったァー!!
思わず声が出る
次の瞬間、いきなり走り出す
ジッ! ジィィィィィィーーーーーーーーーー!!!!!!
ドラグが鳴り、勢いよく糸が出て行く
すぐさまドラグを締めなおす
ここである程度サイズの想像がつくはず
締めても止まらないのか
ドラグが効く程度の大きさなのか
と、止まった・・・
しっかりと竿に重みが乗り、更にサイズの判断がつく
おっ、重い! デカイな!
でも十分やりとりできそうなことを感覚的に悟る
重みはあるが、主導権は取られてなさそうだ
後は少し弱らせれば上がってくるだろう
しばし、久しぶりのバスの引きを楽しむ
この感覚、やっぱり楽しいなぁ・・・
1、2分は経っただろうか
どうやら観念したようだ
ジワジワと寄ってきた
岸から約10m・・・7m・・・5m・・・
波の影響をモロに受けるこの距離
寄せる波に力を借り
一気に砂浜に引きずり上げる
今年初のバスをようやく手にすることが出来た
暗闇のせいか、第一印象は
『もっとデカイかと思ったけどな・・・』
が、とにかく重い
ライトを付けてみる
『ああ、やっぱデカイわ!』
サイズを測ってみると
55cm
今年の初バスが50UP
なんと幸先が良いことか
喜びが込み上げてくる
ここまで長かった・・・
先月(12月6日)以来のバスの姿にしばし見入る
50UPとなると、11月8日以来、約80日ぶり
湖西のバスはやっぱり美しい
しかも、食い気のある奴だけに、しっかり食っているのか
お腹がパンパン
こりゃ重いはずやわ
思わず 『ありがとう・・・』 という言葉が漏れた
その後も浜を移動しながらキャストを繰り返すが
一度アタリはあったものの
フッキングが決まらずゲットならず
アタリの出方だけならさっきのよりデカかったのだが・・・
結局、お昼前までやって
2バイト 1フィッシュ で終了
いつもなら丸一日粘るところだが
いいのが釣れたこともあり早々に納竿
たまにはこういうのもアリかな
車に戻り後片付けをしながら
今まで背にしていた比良山系の山並みを仰ぐ
気持ちのいい青空が広がっていた

今回の釣行
狙い通りの1本だった
こんなに上手くいくこともあるんですね
そうそうあることではないと思いますが
予想した場所
予想した時間帯
予想したルアー
ピタリとはまった気がします
偶然ですが・・・
それにしても 浜のプラッキング
これヤバイです
面白すぎる・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました
2010年01月24日
2010年01月22日
週末の天気

本日もお越し頂きありがとうございます
この2、3日暖かい日が続いてましたが
暖かさも昨日まで
今日は寒いですね…
今日は金曜日
ということは明日は
土曜日(当たり前やがな)
ということは明後日は
日曜日(もうええっちゅうねん)
そう
釣り曜日

次の釣行では、先日購入した アレ も使ってみたいなぁ
などと考えている
アレ

この時期の釣りとしては
セオリー通りではない
ことは分かっている
でも、買ったら使いたくなりますよね
なので使います!(キッパリ)
が
しかし
またしても
寒い冬に逆戻り
ていうか冬真っ只中ですけど…
yahooの天気予報では
滋賀県北部は
曇り


しかも土曜、日曜と二日続けて


ま、マジですか!?
せっかくの釣り曜日なのに…
ガックシ

と思いきや
ニヤリ

実は、この時を待っていたんですよ、フッフッフッ
前から一度やってみたかったこと
雪の中で釣り



常人なら絶対に考えもしない
こんな日はコタツでまったりミカン

これを待っていた、なんて
ほんまに
アフォ ちゃう?
でも、一説によると
雪の日はバスが釣れる (らしい)
それも予想以上に 〝ド〟シャロー に出る (らしい)
そんな 夢 のようなお話を
本気で信じている私
『あんた一体いくつまでサンタクロース信じてたん?』
とか言われそうだが
そんな何十年も前の話は忘れました
人の話をすぐ信用してしまう
そんな性格です
もうちょっと何事も疑ってかかったほうが
いいんです・・・かね?
まあ、そんなことより
雪の中でデカバス釣りですよ!!

雪 中 釣 行
せっちゅう…ちょうこう

良い響きじゃないですか!!

やっぱり…
狂ってます…かね?
2010年01月19日
釣行記の詳細
本日もお越し頂きありがとうございます
先日(日曜日)の釣行を詳しく
ていうか、結果はボーズやん!
こないだ書いたやんか!
でも、携帯からの簡易バージョンやし・・・
なんかスッキリせーへんので
書いとこか思いまして・・・
気が向いたら読んでください
1月17日
朝6時半起床
え? ロクジハン?
はい、寝坊しました
4時に目覚ましをセットし、5分ごとに再度鳴るように設定
確かに何度も鳴ってましたよ、うるさいぐらいに
何度も何度も止めましたとも
で、何度か鳴ったあと、なんかえらい間があいてるなぁ・・・
ウトウト、マドロミ、ウトウ・・・ン?
ハッ!
やらかしたあッ!
30分のスヌーズ機能が終わったあと2時間も寝ていたらしい
慌てて準備し10分後、家を出る
釣り道具やら、何やかんやは夕べ車に積み込んである
とりあえず着るもの着たら準備OK
一路、琵琶湖へ
ここ最近は湖西方面ばかりだったがボーズ続き
とりあえず今年の初バスをゲットしたい一心で
今回は昨年の自分の実績ポイントをおさらい
琵琶湖大橋を東へ渡る

まずは昨年一番思い出深いあの桟橋へ
桟橋に降りるスロープは鉄板で出来ているが
何かいつもと様子が違う
そう、凍って白い色になってました
車の気温計は-1℃だったな・・・
水温もかなり低いはず(水温計持ってません)
とにかく水温の安定してそうなポイントを選ぶ
船着場の一番奥の風の影響を受けにくいあの一角
ここは昨年50UPがつれたとこ
まずはそこに第1投
・・・
無 反 応
数投するも、無 反 応
桟橋の外側向きも、無 反 応
桟橋に隣接する浜も
無 反 応
だめだこりゃ~
早々に諦め場所移動
次は冬の定番ポイントらしい吉川漁港
(あえて地名書きましたがボーズですので・・・)
ここは初めて来る場所だが
冬場漁港内にバスが溜まると聞いている
細長い長方形の形をしている漁港
幅およそ50m、長さ3~400mてとこか
到着すると先行者が10人はいるだろうか
対岸とこちら側とにズラリと人が
とりあえず人が居なさそうなところに入る
水質はやや濁りが入っているが、まあOK
人が多いのでキャストするのも気を使う
対岸にも人がいるのでなおさら
幅の狭い扇状にキャストする
が
まったく 無 反 応
そうこうするうちに対岸の人にヒット
なんかデカそうだったが、約10分の格闘の末
取り逃がしてしまったようだ
それからしばらくして、また対岸の別の人にヒット
これまたデカそう
掛かってすぐに横に走り、一旦水面を割って姿を現す
遠目に見てもかなりデカイ魚影
1m近くあるんじゃないか?
1m!?
そうです、鯉です
メタルジグを放っていたが、喰ってきたのか
スレ掛かりなのかは不明
かれこれ20分ぐらいは格闘してただろうか
取り込むところを見てから、ようやく自分の釣り再開
港の入口の本湖に突き出たテトラの防波堤に移動
風は完全に止みベタ凪
お昼近くなり、気温もだいぶ上昇した
過ごしやすい天気、ではある
が
やはり 無 反 応
この場所も諦め南湖に移動
その後二ヶ所ハシゴするが、さっぱり
南湖東岸は私が行った場所は二ヶ所とも
西風の影響で泥水状態
壊滅ですわ
午後4時、意気消沈しながら早めに納竿
帰りにタックルベリーで物色し帰宅
ああ、そういや最後の最後に 1個 釣りました 1個

メガバス グリフォン6cc
根掛かりし、切れたラインに引っかかり上がってきた
でもラインは10mくらいはありましたよ
どこから切れとんねん!
ブツブツ言いながらラインを輪っかにして持ち帰る
そんなこんなで連続ボーズ記録を 3 に伸ばしました
東岸の陸っぱりは厳しいことは百も承知だったが
なんとしてもお魚ちゃんを見たい、釣りたい、触りたい気持ちで
昨年のマイ実績ポイントに足を向けたが
どうやらその全てが冬の釣り場ではないようだ(吉川漁港除く)
やっぱりね!
(やっぱりって・・・分かってたんかい!)
きっとこの日一日、私はバスがいないところに糸を垂れていたのかも
(いやいや私が下手クソなだけ)
まだまだ続く厳しい冬
同じボーズになるのなら
デカバス狙ってボーズのほうがまだマシやん
湖西の浜で極寒修行ウェーディングに行くかな・・・
イヤ、でも小さくてもやっぱり釣りたいやん
堂々巡りの葛藤が
来る日も来る日も続いていくのでした
お し ま い
わざわざ最後まで読んでいただき
ありがとうございました
2010年01月18日
今日の釣果

ちゃんとUPできてるかな…
今日の釣果
ズバリ
お坊様 プラスα
プラスαは画像の奴
メガバス
グリフォン6cc
ITO CHART
なぜか、こいつが釣れました
ある意味
プラス…
ですかね?
ほんとは
バスが
釣りたかった…
…
いまだお魚触れず…
どこまで続く
連続ボーズ記録
Posted by simesaba at
00:21
│Comments(2)
2010年01月16日
5W1H

本日もお越し頂きありがとうございます
3日ぶりの更新ですが
更新してない間にも
覘いてくれる方々に感謝しております
ありがとうございます
ここ数日、脳みそが記事を書く頭になっておりませんで
ちょっとお休みしてました
記事を書こうとはしてたのですが
いつもなら割と素直に、スッと入っていけるのですが
起承転結の 起 のとこで
思考が停止状態
我輩は犬である
・・・
・・・
ほんで?
・・・や~めた。
と書き出し以降の展開が全く出てこない
まったく頭が回転していない状態が数日続いておりました
まあ、私のこの拙い文章
元々、起承転結なんてあってないようなもの
起 ・ ・ 結 だったり
・ ・ ・ 結 だったり
起 ・ ・ 投げっぱなし だったり
訳分からんこと書いてるだけですが
一応、無い知恵絞って肉付けし
ここはちょっと間(ま)があったほうが・・・
などと、コチョコチョやったりして
貴重な読者様が少しでも
ほっこり
まったり
ニヤリ
クスッ
とか
んなアホな! そら無いで!
などと一人ツッコミを入れたりとか
して頂けるようなことを書いてる
つもり・・・です・・・たぶん
基本的に、仕事の愚痴などは書きたくないので
詳しくは書かないことにするが
仕事で難しいことを考える日々が続くと
文章を考えることすら疲れ
ちょっと面白い肉付けはおろか
書き出してはダメ出し
書き出してはダメ出し
の繰り返し
起・・・・・・・・・・The end
起・・・・・・・・Fin
起・・・・・終劇
き
止めじゃ! やめッ!!
と、ドラマでよく見る小説家のように
頭の中で、原稿用紙をクシャクシャに丸めては投げ捨て
投げ捨てては ・・・ 投げ捨て
更に脳みそをグチャグチャにちらかし
負のスパイラル にはまっていく始末
最終的には書くことを
投げ捨ててしまいました
すみません・・・
が
そんな時でも頭の中には釣りのことが
とぐろを巻いておりました
他のブロガー様達の釣行記を拝見しては
ふむふむ・・・
なあるほどねぇ・・・
ハハ~ン、あの場所か!
と情報を収集しておりました
書くことはできなくても
読むことはできますので
先週の今頃は
釣りに行けないストレスで
ぱつんぱつん
になってましたが
今週は、週末に釣りにいけることが確定しているので
ずいぶんと心には余裕があります
行きたいけど行けない、いつ行けるかも分からない
のと
今は行けないけど、いついつ行ける
というのでは全然ちがいますね
確実に 行ける んですもの
明確です
今週仕事でぶつかっていた壁
これは正に 不明確さ 故に私をイライラさせるものでした
いつ、どこで、だれが、なにを、何のために(なぜ)、どうやって
when where who what why how
のいわゆる 5W 1H
これがはっきりしていない
至極、単純なことなのに・・・
おエライさん方、もうちょっと
頭使ってくれよ!
これを今週の私の釣りに対する思いに当てはめると
when ⇒ 今週末
where ⇒ 琵琶湖で
who ⇒ 私が
what ⇒ 今年の初バスを(小バスでもいいので)
why ⇒ 釣りたいので
how ⇒ ライトリグで釣る(予定)
となり、単純明解
スッキーリ

何はともあれ
明日は待ちに待った
釣り曜日
クソ寒さが殺人的ですが
殺されないようにガムバッテきます!
良いご報告ができればよいのですが・・・
もし、このまま逃亡していたら
アレだったと思って下さい
ア

レ
2010年01月13日
晴耕雨読

本日もお越し頂きありがとうございます
今日から関西でも大寒波が到来
冬将軍が暴れまくっております
これでまた一段と釣りにくくなるのが心配
週末までに回復してくれればよいのだが・・・
まあ、とにかく週末までは釣りに行けない
しょうがない・・・本でも読むか・・・
ということで、本日は私の愛読書をご紹介します
ドス~ン

あまりにも有名すぎるこの名前
池波正太郎
剣客商売シリーズ
そもそも 剣客 ってなんですか?
はい、 剣の道に生きる人 です (そのまんま)
その昔、時は天下泰平の江戸時代
長く続いた戦乱の時代も終わり
侍が侍としての生きる道を模索する中
剣の道一筋に生きる人を
剣客
と呼んだ そうです
分かりやすく言うと
宮本武蔵 や 佐々木小次郎
みたいな人たち
○○流 △△流
などと様々な流派ができ
剣術道場を開いたり
○○藩 剣術指南役
みたいに剣術を教えたりする人
中には道場破りや
金で人を斬る殺し屋みたいな人もいたり
そんな剣客の物語が
剣客商売
秋山小兵衛、秋山大治郎 親子が
次々と襲ってくる悪に立ち向かう
勧善懲悪モノ
弱きを助け、悪を懲らしめる
勧善懲悪の代表的なものといえば
水戸黄門
暴れん坊将軍
遠山の金さん
などなど、いろいろあるが
まあ、そんな感じと思ってください
で、この剣客商売を読んでいると
無性に酒が飲みたくなってくる
ビール や ワイン
ではなく
S A K E
そう、日本酒
それも熱燗ではなく 冷や酒
それを スルメ かなんかを酒のアテにしながら
チビリ、チビリとやるのがたいへんよい
この小説、とにかく酒を飲むシーンがやたら多い
何かっつーと酒
蕎麦屋に入ってまず酒を一合・・・
小料理屋の二階奥座敷に上がり、酒を飲みながら待つ・・・
『おう、よく来た。 まず飲め!』・・・
『弥七、まずは一杯酒をおくれ』 『こりゃ失礼しました、気が付きませんで・・・』
小兵衛が入ってくるのを見るやいなや、茶碗に波々と酒を注ぐ・・・
といった具合に
まず毎回酒を飲む
昼といわず朝といわず
行く先々で酒を飲む
こんだけ飲むシーンばっかり想像させられたら
私も
じゃあ、まず酒でも飲みましょうかね
となる
テレビで時代劇なんかを見ていると
蕎麦屋で酒を出す店が多い
関東の人は、蕎麦を肴に酒を飲んだりするのが
ごくごく普通のことらしいが・・・
同じ麺類でも、蕎麦とうどんは全く別物
蕎麦派 か うどん派 かと問われると
間髪入れず うどん派です! と答える私
でも最近、蕎麦もいいな・・・と思うようになってきた
ワサビを つけつゆ に溶かず
ひとつまみ蕎麦の上に乗っけて
お刺身のようにして食す
それをアテに一杯
なかなかよいものですな
剣客商売の中には魚も良く出てくる
もちろん 魚を肴に 一杯やるわけだが
鰻、鱸、鰈、鰆、鯰、泥鰌、鯊・・・
挙げだしたらキリがないほど
魚ヘンの漢字の勉強ですか
というほどたくさんの魚が出てくる
釣り好きの人間にとっては(私だけかな・・・)
色々な魚が出てくるだけでも嬉しかったりする
(やっと釣りとくっつけられたなぁ・・・かなり強引やけど・・・)
そして、そんな魚料理の中にも
季節感が盛り込まれている
春は鰆
夏は鰹
秋は平目
冬は鰤
その他にも季節を感じさせる魚が多々出てくる
剣客商売
この寒い冬のお供に
ぜひ一度読んでみては・・・
まあ、私のような中毒患者にとっては
春は
スポーニングの
バス
夏は
トップウォーターの
バス
秋は
荒食いの
バス
冬は
ふゆは・・・
ええと・・・
あのォ・・・
・・・
ボーズのバス
Posted by simesaba at
18:10
│Comments(2)
2010年01月12日
治療
本日もお越し頂きありがとうございます
先日来、バス熱望枯渇症候群を患っている私
それを治療するべく通院してまいりました
び わ こ という名の病院に
日曜日、午前中だけ時間が出来、出撃決定
待ちに待った今年の初釣り
お魚ちゃんを一目みたい
お魚ちゃんを触りたい
という思いはあまりにも強すぎ
少しでも仮眠しようと床に就くも
期待と妄想でなかなか眠れない
それでも2、3時間くらいは眠っただろうか…
夜明けにはまだまだ早すぎる時間に
眠い目をこすりながら
一路琵琶湖へと車を走らせる
向かうは 湖西 方面
先週は雪が降ったり止んだりのこの地域
タイヤはもちろん
ノーマルタイヤ
だ、大丈夫かな…
と思いながらもスピードは落とさず
なんとか路面は積雪も凍結もなさそうだ
まだまだ暗い5時半、現地到着
駐車スペースには1台の車が止まっていた
仮眠しているのか、爆酔しているのか
人が動き出す気配は全く無い
他人のことはさておき支度に取り掛かる
今回からは先日購入した
ネオプレーンウェーダー
果たしてどれほどの効果があるものか
ひじょうに楽しみである
初めてのネオプレーン
ナイロンと比べて分厚いこともあり
着替えるのにずいぶん手間取る
途中転びそうになり
焦るな!焦るな! と自分に言い聞かせ
逸る気持ちを抑えつつ、ようやく準備完了
早速浜に降りてみる
先行者はいないようだ
そりゃそうだ
こんなクソ寒い中、釣りに来るなんて
一般人のすることではない
しかもウェーディングで水の中に
ジャブジャブ入っていくなんて
ごく稀な変人、変態、マニアックな人しかやらないだろう
とうとうそんな世界に足を踏み入れたか…とつぶやく
時折南西からの風が吹き付けるが
これくらいなら十分釣りはできる
風は冷たいが
なんと清清しいことだろう
胸一杯に朝の冷たい空気を吸い込む
まず思ったこと
『 俺、今、釣りに来てるぅ! 』
それだけで嬉しさがこみ上げてくる
数週間溜まりに溜まったストレスが
一気に抜けていく感じがした
そしていよいよ入水
一歩、また一歩、歩を進める
おお! ぜ~んぜん冷たくな~い!
こりゃ快適、快適 ♪
これなら真冬のデカバス狙いの釣りも
楽勝!楽勝!
が、そう甘くはいかない
いくら寒さがマシだからといって
楽勝なわけではない
最初の1時間くらいは
久しぶりに釣りに来たということで
嬉しい、ただそれだけだった
やがて1時間以上が経過し
まだか、まだかとアタリを待ちわびる
性格は適当な私だが
釣り糸を凝視している時の集中力は
ナカナカのもの
完全に時間の経過を忘れるくらいに
集中しきっている
気が付いたら前に時計を見てから
2時間経過
なんてのはしょっちゅう
その分、ひじょうに疲れるのだ
少し疲れを感じ時間を確認すると8時半
3時間やって、1度のアタリもない
真冬の湖西の釣り
釣れたら デカイ らしいが
それは 釣れたら のこと
新年早々ボーズは避けたい
デカバス狙いは諦めて
小バスでも良いので
とにかく釣りたい
冬場バスが集まると言われる
湖北のとある港に移動
さあ、仕切りなおし
今度は大小にかかわらずバスを釣りたい
自ずとリグは小さくなる
湖西の浜でのノーバイトを考えると
とにかくネチネチやるしかなさそう
またもや糸に集中すること
約…たぶん2時間くらい
まったくアタリすらない状態が続く
私が港に到着したとき一人のヘラ釣師がいるのみだったが
気が付くと、小さな港にバサーが10人以上はいるだろうか
さらによく見ると、誰一人として釣れていない
水はキレイに澄んでいて
3~4mくらいの底がはっきり見える
また、所々にウィードの塊が見える
ウィードに潜っているのか…
いや、全然姿もアタリも無い
どうやら港にバスはあまり入っていないようだ
そういや最近見るようになったあるブログにも
同じような事書いてたな…
今年はバスが港に入っていない、と
結局、港を2ヶ所ハシゴして ノーバイト
時間切れで納竿
まあ、しょうがない…
久しぶりに琵琶湖で竿を振れただけでもいいか…
無理やり自分に言い聞かせる
真冬のデカバスはおろか
アタリすら感じることが出来なかった
この時期の釣り
デカバスかBo-zuか
ホームランか三振か
結果は三振
まあ、こんなもんか…
次に期待しよう
ん?
アタリすらないんだったら
完全試合
じゃないのか?
治療釣行のはずが、治療にはなりませんでした
〝診察のみ〟ってとこでしょうか
それでも少しはストレス発散になりましたよ
今後も通院は続きます
2010年01月09日
自己分析

(目の保養して下さい・・・毒かも・・・)
本日もお越し頂きありがとうございます
釣りに行けてないので・・・
なんか ネタ にならへんかな・・・と
今までの当ブログを
振り返ってみました
左のサイドバーにカテゴリーごとの記事数が出てますが
それを 表 にし、グラフ にしてみました


【3大要素】
バス ・・・7件(23%)
中毒 ・・・8件(25%)
カテゴリー入れ忘れ ・・・7件(23%)
合計 ・・・22件(71%)
次いで、どうでもいい話 ・・・4件(13%)
そこから分かる人物像を
プロファイリング
< simesaba > さん の人物像
・
・
・
・
・
・
・
バス
・
・
・
・
・
・
・
中毒
・
・
・
・
の
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
適当な人
2010年01月08日
懐かしい物 其の二
本日もお越し頂きありがとうございます
新年を迎えて早や8日
いまだ初釣りに行けず
悶々とした日々を送っております
そんなストレスフルな状態を少しでもやわらげようと
釣り道具でも触ってみることにした
年末年始、実家に帰った時
クローゼットをゴソゴソやっていると
懐かしいものが出てきた
Olympic Trout Medium 180C


私がまだ学生だった頃使っていたロッド
見るからに時代を感じさせるこの形
昔はこういうグリップが一般的で
当然のことながら、ワンハンドキャストが当たり前
しかもサイドキャスト
その頃のクセがいまだに取れず
両手でキャストするのがどうもシックリこない
ひと昔前から釣りをされている方には
そんな方も多いのではないでしょうか?
Trout Medium というぐらいなので
トラウト用のミディアム なんでしょう
(そのまんまですが)
今のトラウトロッドは、たいへんしなやかでよく曲がるイメージですが
この竿、けっこう ガチガチ です
その当時は今のように管理釣り場などなく
もっぱら バス用 として使っていた
というか、なあ~んにも考えてなかった
で
以前の記事〝懐かしい物〟でご紹介した
マグサーボ
これを乗っけて使っておりました
こんな感じ

久しぶりに見るこの感じ
骨董品
というか
ポンコツ
というか
なんとも・・・古めかしいですね
この竿
残念ながら穂先がトップガイド部分で折れていて使用不可

直せばまだ使えるかな・・・
かれこれ20年近く放置プレイやったしな・・・
ブランク付け替えてグリップだけ使うなら
十分使えそうだが
そんな器用なこと、私にはできません
とりあえず、しばらく眺めとこ
ツーピースのこのロッド
グリップ側だけを握って
部屋の中でビュンビュン振り回してみる
エエ歳こいたおっさんが
家の中でこんなことをしている図
なんとも 滑稽 な姿だが
ここ数日 脳内フィッシング ばかりをしていた私にとって
実際に竿を握るだけでもストレス解消
とまではいかなくても軽減ぐらいにはなる
溜まりに溜まったガスを少しは抜いた気もする
プシュッ! くらい
そういや、ず~っと考えているのだが
この竿をどうやって入手したのか
どうしても思い出せない
お店で買ったのではない、ことだけは確かだが・・・
かといって盗んだわけでは、もちろん ない ない
お決まりのいつもの手口
物々交換





だった・・・かなァ・・・??
2010年01月06日
禁断症状

本日もお越し頂きありがとうございます
日一日と寒さが増していく今日この頃
寒さで釣りに行く気も起きない
と思いきや
相変わらず、頭の中は
釣りのことで
いっぱいイッパイ
情熱の炎は

メラメラと燃え盛っております
暴風雪ゥ?
道路凍結注意ィ?
チェーン規制ィ?
スタッドレスぅ?
そんなもん溶かしたるわァ!!
ノーマルタイヤで
十分じゃー!!
ぐらいの熱い熱いこの想い
毎日毎日、来る日も来る日も
何千回、何万回と
頭の中で竿を振り続け
腱鞘炎になってます
早いとこ水に浸かり
この燃え上がった炎?
欲望?
を鎮めなければ
気が狂いそうです
釣りに行けないストレスという名のガスを
たまにはガス抜きしないと
ホンマに
☆BASSで頭がガス爆発☆
してしまいそうです
そういう意味の
☆ブログタイトル☆ ではないはずなのだが・・・
やばいです
なあ~んにも手につきません
仕事になりませんわ・・・
前回釣りに行ったのいつやったっけ?
12月20日か・・・
バス釣り中毒になってから
こんなに間があいたのは初めてちゃうか・・・
しかもその日は Bo-zu だったはず
ほんじゃ最後に釣ったんいつや?
これ ↓

ジュ・・・ジュウニガツ ムム・・・ムイカ・・・
ジャスタマンサゴー!
すみません、分かりにくいですね
just a month ago
ちょうど、ひと月前
そろそろ禁断症状出そうです
おい!コラ!
バスじゃー!!
バス持ってこ~い!!

2010年01月05日
水
本日もお越し頂きありがとうございます
人間はなぜか水の音を聞くと
心が癒されたり
安心したり
落ち着く
という話
よく耳にします
釣り好きの人は
それにもまして
より幸せになったり
はたまた
血が騒いだり
しますよね
私の場合・・・
小学2年の時、初めて釣りをしてからというもの
川といわず、池といわず、海といわず
水 を見ると、覗き込んでみたくなる
そんな衝動に駆られます
親父の運転する車の窓から
きれいな川が見えたりすると

この川の中に
美しいアマゴやウグイが泳いでいるんだろうな・・・
あ!あの淵はデカイのがいてそうやな・・・
掛けたはええけど、ここじゃ取り込めそうにないな・・・
困ったなぁ・・・
一瞬の間に辺りを見渡し
取り込む場所はあの川原だな
あたかも、その場所で釣りをしているかのような
想像 というか
妄想 というか
脳内フィッシング が一瞬にして始まります
次々と目まぐるしく変わっていく車窓の眺めを見ながら
次々と釣りは展開されていきます
山間を流れる渓流沿いの道から
やがて平野部を流れるゆったりとした流れに変わっていき
釣る魚も変わっていきます

この川ならデカイ鯉が釣れそうだな・・・
今まで握っていた細くしなやかな渓流竿から
吸い込み仕掛けを付けたゴッツイ投げ竿に変わる
竿先にはアタリがくれば分かるように鈴を付け
空に浮かんだ魚の群れのような雲を眺めながら
あの土手に寝転んで昼寝をしよう!
そうこうしている内に、わずかだが潮の香りが漂ってきた
どうやらこの川も終わりを遂げようとしているらしい
そういえば景色の中に
つりえさ
がまかつ
ダイワ
マルキュー
という文字が混ざってきた
(というかそれしか目に入ってない)
やがて
〝この川はここで終了〟
とでも言いたげな橋が見えてきた

早速、ルアーロッドに持ち替える
あの橋脚には
汽水域を行ったり来たりしている
小魚を待ち伏せしているシーバスがいるに違いない!
いや待てよ!
もっと先の川の水と海水とがぶつかり合う
あの辺りにきっと潜んでいるんじゃないか・・・
よし!あの浜からキャストしよう!
更に車は進み
漁師さんが、網やら魚を入れるトロ箱やらを干している漁港に差し掛かる

この辺りでは、潮の香りを通り越して
磯臭い ぐらいだ
お! あの防波堤ならサビキで
アジやイワシがなんぼでも釣れそうやな
けど、サビキって
オキアミ臭くなって、後がたいへんやねんな・・・
やっぱり、ここはやめといて・・・
この先の磯にしよ
あら! あんなとこに池がある!

今どきバスがいない池なんてないくらいだ
きっとあの池にもデカバスがいるはず
あのオーバーハングの下にぶち込んで
チョコチョコっとしたら
ガツーン!! っと
・
・
・
・
ニヤニヤ
・
・
・
・
ニヤニヤ
・
・
・
・
延々
・
・
・
・
延々
・
・
・
・
・
そんなこんなで、後部座席で
実にお行儀良く座っていた少年時代
大人になり、自分で車を運転するようになった今
自分でハンドルを握りながらも
水が見えると、つい嬉しくなって
『うわぁぁ! いい川やなぁ・・・』
などと感嘆の声を上げたりしてしまう
その度に、助手席の嫁さんに
『よそ見してたら危ないよ』
『ゴ、ゴメン・・・』
などと言いつつ・・・
・・・横目でチラリ
『危ない言うとんねん!! ゴルア!!』
『・・・』
と性懲りもない私
誰か
止めてくれ
脳内フィッシングぅぅ・・
2010年01月03日
お正月の過ごし方
本日もお越し頂きありがとうございます
新春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか
私、釣りに行きたい欲と必死に戦いつつも
どうにかこうにか親戚一同のお相手をしてます
久しぶりに実家に帰っておりますが
先日の記事にも書きましたが
〝我らのバイブル〟
釣りキチ三平

を再読し、昔を懐かしんでおります
先日の予告通り、まずはあのシーンから
そうです
ユリッペのボヨヨ~ン
ご存じ無い方もおられると思いますので
ちょっとだけサービスショット

実際には、こんなシーンです

お楽しみ頂けましたでしょうか?
続きましては・・・
漫画でさえも斜めの角度から見ている私が感じたこと
長寿アニメではありがちですが
連載当初とあとのほうでは
登場人物が微妙に変化?進化?している様子が伺えます
まずは一平じいさん

連載当初の一平じいさん
いかにも職人さん、といった頑固ジジイぶりを発揮してます
金持ちのぼんぼんが
『金に糸目はつけねえ! とにかくいい竿を作れ!』
と言った言葉に マジギレ して
上のセリフ
まったく商売気ありませんなぁ・・・
次長課長の
『おめえに食わせるワンタンはねえ!』
みたいですし・・・
それが・・・
後半では、まるでキャラまで変わってしまったかのような
好々爺(ここうや) に変身

そして・・・
お次は魚紳さん
最初に魚紳さんが登場したのは
第4巻 三日月湖の野鯉

右ホホに大きな傷があり
ほとんど
ヤ●ザのおっさん
しかも、最初の頃はよく
サントリーオールドみたいなビンから
酒をガブ飲みしながら釣ってます
それが後半では
誰の目にも
好青年に大変身
ホホの傷もほとんど目立たない状態に

家の中なのに
フィッシングベストに帽子をかぶり
ブランデーか何かを
左手で転がしちゃったりしてます
一平じいさんといい
魚紳さんといい
漫画が進むにつれて
更生したんです・・・かね?
新春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか
私、釣りに行きたい欲と必死に戦いつつも
どうにかこうにか親戚一同のお相手をしてます
久しぶりに実家に帰っておりますが
先日の記事にも書きましたが
〝我らのバイブル〟
釣りキチ三平
を再読し、昔を懐かしんでおります
先日の予告通り、まずはあのシーンから
そうです
ユリッペのボヨヨ~ン
ご存じ無い方もおられると思いますので
ちょっとだけサービスショット
実際には、こんなシーンです
お楽しみ頂けましたでしょうか?
続きましては・・・
漫画でさえも斜めの角度から見ている私が感じたこと
長寿アニメではありがちですが
連載当初とあとのほうでは
登場人物が微妙に変化?進化?している様子が伺えます
まずは一平じいさん
連載当初の一平じいさん
いかにも職人さん、といった頑固ジジイぶりを発揮してます
金持ちのぼんぼんが
『金に糸目はつけねえ! とにかくいい竿を作れ!』
と言った言葉に マジギレ して
上のセリフ
まったく商売気ありませんなぁ・・・
次長課長の
『おめえに食わせるワンタンはねえ!』
みたいですし・・・
それが・・・
後半では、まるでキャラまで変わってしまったかのような
好々爺(ここうや) に変身
そして・・・
お次は魚紳さん
最初に魚紳さんが登場したのは
第4巻 三日月湖の野鯉
右ホホに大きな傷があり
ほとんど
ヤ●ザのおっさん
しかも、最初の頃はよく
サントリーオールドみたいなビンから
酒をガブ飲みしながら釣ってます
それが後半では
誰の目にも
好青年に大変身
ホホの傷もほとんど目立たない状態に
家の中なのに
フィッシングベストに帽子をかぶり
ブランデーか何かを
左手で転がしちゃったりしてます
一平じいさんといい
魚紳さんといい
漫画が進むにつれて
更生したんです・・・かね?
2010年01月01日
迎春
明けましておめでとうございます
本年も
ちょっと斜めから
世の中を、そして釣りを
眺めてみたいと思います
どうぞ、宜しくお願いいたします
正月早々、釣りに行きたい気持ちと格闘しております
馬鹿者でございます
そんなワタクシ、現在実家に帰省中です
坂の上の雲 の国からお送りしております
ロシアや清国とちゃいますよ

日本の百名城のひとつにも挙げられるこのお城
きれいなお城です
街の中心に位置する山の頂に聳え立つ
街全体を見渡しているかのような姿が
正に街のシンボルとして人々の心に
大きな存在となっております

学生時代、体育会系のクラブに所属していた私は
ほぼ毎日のようにこの坂道を駆け上がったものです
そんな実家でのんびりと
でも頭の中は
次いつ釣りに行けるか
そればっかり考えてます
今年もおバカなバス中毒ぶりを
皆様にさらけ出していきたいと思います
宜しくお願いします。
Posted by simesaba at
17:36
│Comments(4)