2010年01月24日
本日の釣行詳細
(画像が悪くてすみません)
本日もお越し頂きありがとうございます
今朝は、現場からの速報でしたので
詳しく書かせていただきます
やっと、まともな釣果がご報告できます
ブログを始めたのが11月末
寒さの影響が出始め
バス釣りが難しい季節に差し掛かる頃
今思えば、よくそんな時期にブログを始めたもんだ
と我ながらあきれてしまうが
逆にこれがモチベーションになっていることも事実
次こそは、次こそはと
厳しい季節にもかかわらず、足繁く琵琶湖へ通う
本日(1月24日)午前3時起床
先週は、こともあろうか寝坊してしまった私
今日は先週とは気合の入り方が違う
夕べも床に就いてから、期待と興奮とで、なかなか寝付けなかった
2時間ぐらいは寝ただろうか
なかなか寝付けない時間を過ごしつつ
『どうしても寝付けなかったら、一睡もしてなくてもいいや!』
ぐらいに思っていた
それほど気合が入っていたので
先週はあんなに煩わしく何度も鳴った目覚ましを
今日は一発で止め、目覚める
準備は昨晩バッチリ済ませてある
あとは着替えるのみ
慌てることも無く、しかしすばやく着替えを済まし
寝ている嫁さんを起こさないように静かに家を出る
寝不足の割には頭はスッキリしている
期待のワクワクはあるものの、なんだか妙に心が落ち着いている
夜明けまでにはたっぷりと時間がある
という時間的な余裕からくるものなのか
イヤ、それだけではない
今回は、事前の準備をしっかりしてきたつもりだ
先日、少しご無沙汰の年下の師匠と、電話で話しをした
3連続ボーズをくらっていることも話し、場所の相談もした
私 :『色々行ったけど、どこもあかんねん。どこがイイと思う?』
師匠 :『・・・○○がイイと思うんですよね、この時期』
私 :『やっぱり! 俺も気になっててん、そこ』
意見も一致した
その場所についての情報を出来る限り入手した
航空写真で、どこがブレイクになっているのかも確認し
どこから攻め始めるかも決めた
時間帯も、この時間帯で合っているはず
釣り方も、今回はいつもと違うことをしてみるつもりだ
そして一路琵琶湖、湖西方面へ
先週はすっかり夜が明けてしまった湖西道路を
今日は暗闇の中ひた走る
途中、和邇を過ぎた辺りから白いものがちらつき始める
いつもならブルーになるところだが
先日も記事にしたように、それすらも大歓迎
但し、路面にだけは注意しながら車を走らせる
4時半、現地付近到着
初めて来る場所だが、地形は頭に入っている
ただ駐車スペースだけは、現地に行かないと分からない
どこかよい場所はないものかと探しながら走っていると
突然ふたつの茶色い生き物が目の前を横切る
道路を挟んで両側にある畑を
シカの親子(たぶん)が右から左に渡っていった
『かわいそうに・・・山にエサがないんだろう・・・』
『こんなとこうろついてたら駆除されるぞ』
とつぶやいてみる
それから間もなくして運良く、浜に近い場所に広い空き地を見つけ車を停車させる
車を降りると、思ったよりは寒くない
気温計は2℃
先週はマイナスを示していたはず
これなら水温もさほど冷たくは無いだろう
逸る気持ちを抑えつつウェーダーに着替え
忘れ物がないか確認し車をあとにする
浜に下りてみると、風は微風だが少し波立っている
向かって右前方から斜めに波が押し寄せてくる
これぐらい波があるほうが、今日の釣り方には調度いいかも
いつもは師匠譲りの〝センコーノーシンカー〟でスローな釣り
今日は、昨日の記事にも登場したアレを宣言通りに使う
そう、 サスペンドミノー
夏や秋、活性が高い時には、浜でミノーを使ったことはあるが
この時期に使うのは今日が初めて
しかも先日買ったばかりのドデカイやつ(130㎜)

普段は70~95㎝ぐらいのミノーしか使わない
私にとってはドデカイと感じるもの
今日はこれで、シャローにフィーディングに来ている
食い気のある元気なやつを狙う
長く続く浜の中から、今下り立った場所を選んだのには訳がある
航空写真を見ていると、岸からブレイクまでが一番近いのがこの場所
大遠投をしなくてもすぐ届くところにブレイクがある
距離にして15m以内
浜を横に移動しながらキャストを続ける
このブレイクの底から
食い気のある奴がシャローにベイトを求めて上がってきている
そう信じ、とにかくゆっくりリトリーブする
バスにルアーの存在を気付かせるため
時折軽くジャークをいれてみたり
食わせる間を与えるために少し長めに止めてみたり
繰り返すこと約30分
その時は突然にやってきた
食わせの間を取った直後、再び巻き始める時に
特に注意を払っていた
その時
コツンッ!
頭で考える間もなく、反射的に腕は動いていた
ガッ!
掛かった!手応え十分の重さが手に伝わる
?
一瞬の間を置き、直後に
首を左右に振り、懸命にフックから逃れようとしている動きが
ヨッシャー! 乗ったァー!!
思わず声が出る
次の瞬間、いきなり走り出す
ジッ! ジィィィィィィーーーーーーーーーー!!!!!!
ドラグが鳴り、勢いよく糸が出て行く
すぐさまドラグを締めなおす
ここである程度サイズの想像がつくはず
締めても止まらないのか
ドラグが効く程度の大きさなのか
と、止まった・・・
しっかりと竿に重みが乗り、更にサイズの判断がつく
おっ、重い! デカイな!
でも十分やりとりできそうなことを感覚的に悟る
重みはあるが、主導権は取られてなさそうだ
後は少し弱らせれば上がってくるだろう
しばし、久しぶりのバスの引きを楽しむ
この感覚、やっぱり楽しいなぁ・・・
1、2分は経っただろうか
どうやら観念したようだ
ジワジワと寄ってきた
岸から約10m・・・7m・・・5m・・・
波の影響をモロに受けるこの距離
寄せる波に力を借り
一気に砂浜に引きずり上げる
今年初のバスをようやく手にすることが出来た
暗闇のせいか、第一印象は
『もっとデカイかと思ったけどな・・・』
が、とにかく重い
ライトを付けてみる
『ああ、やっぱデカイわ!』
サイズを測ってみると
55cm
今年の初バスが50UP
なんと幸先が良いことか
喜びが込み上げてくる
ここまで長かった・・・
先月(12月6日)以来のバスの姿にしばし見入る
50UPとなると、11月8日以来、約80日ぶり
湖西のバスはやっぱり美しい
しかも、食い気のある奴だけに、しっかり食っているのか
お腹がパンパン
こりゃ重いはずやわ
思わず 『ありがとう・・・』 という言葉が漏れた
その後も浜を移動しながらキャストを繰り返すが
一度アタリはあったものの
フッキングが決まらずゲットならず
アタリの出方だけならさっきのよりデカかったのだが・・・
結局、お昼前までやって
2バイト 1フィッシュ で終了
いつもなら丸一日粘るところだが
いいのが釣れたこともあり早々に納竿
たまにはこういうのもアリかな
車に戻り後片付けをしながら
今まで背にしていた比良山系の山並みを仰ぐ
気持ちのいい青空が広がっていた

今回の釣行
狙い通りの1本だった
こんなに上手くいくこともあるんですね
そうそうあることではないと思いますが
予想した場所
予想した時間帯
予想したルアー
ピタリとはまった気がします
偶然ですが・・・
それにしても 浜のプラッキング
これヤバイです
面白すぎる・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました