2010年01月12日
治療
本日もお越し頂きありがとうございます
先日来、バス熱望枯渇症候群を患っている私
それを治療するべく通院してまいりました
び わ こ という名の病院に
日曜日、午前中だけ時間が出来、出撃決定
待ちに待った今年の初釣り
お魚ちゃんを一目みたい
お魚ちゃんを触りたい
という思いはあまりにも強すぎ
少しでも仮眠しようと床に就くも
期待と妄想でなかなか眠れない
それでも2、3時間くらいは眠っただろうか…
夜明けにはまだまだ早すぎる時間に
眠い目をこすりながら
一路琵琶湖へと車を走らせる
向かうは 湖西 方面
先週は雪が降ったり止んだりのこの地域
タイヤはもちろん
ノーマルタイヤ
だ、大丈夫かな…
と思いながらもスピードは落とさず
なんとか路面は積雪も凍結もなさそうだ
まだまだ暗い5時半、現地到着
駐車スペースには1台の車が止まっていた
仮眠しているのか、爆酔しているのか
人が動き出す気配は全く無い
他人のことはさておき支度に取り掛かる
今回からは先日購入した
ネオプレーンウェーダー
果たしてどれほどの効果があるものか
ひじょうに楽しみである
初めてのネオプレーン
ナイロンと比べて分厚いこともあり
着替えるのにずいぶん手間取る
途中転びそうになり
焦るな!焦るな! と自分に言い聞かせ
逸る気持ちを抑えつつ、ようやく準備完了
早速浜に降りてみる
先行者はいないようだ
そりゃそうだ
こんなクソ寒い中、釣りに来るなんて
一般人のすることではない
しかもウェーディングで水の中に
ジャブジャブ入っていくなんて
ごく稀な変人、変態、マニアックな人しかやらないだろう
とうとうそんな世界に足を踏み入れたか…とつぶやく
時折南西からの風が吹き付けるが
これくらいなら十分釣りはできる
風は冷たいが
なんと清清しいことだろう
胸一杯に朝の冷たい空気を吸い込む
まず思ったこと
『 俺、今、釣りに来てるぅ! 』
それだけで嬉しさがこみ上げてくる
数週間溜まりに溜まったストレスが
一気に抜けていく感じがした
そしていよいよ入水
一歩、また一歩、歩を進める
おお! ぜ~んぜん冷たくな~い!
こりゃ快適、快適 ♪
これなら真冬のデカバス狙いの釣りも
楽勝!楽勝!
が、そう甘くはいかない
いくら寒さがマシだからといって
楽勝なわけではない
最初の1時間くらいは
久しぶりに釣りに来たということで
嬉しい、ただそれだけだった
やがて1時間以上が経過し
まだか、まだかとアタリを待ちわびる
性格は適当な私だが
釣り糸を凝視している時の集中力は
ナカナカのもの
完全に時間の経過を忘れるくらいに
集中しきっている
気が付いたら前に時計を見てから
2時間経過
なんてのはしょっちゅう
その分、ひじょうに疲れるのだ
少し疲れを感じ時間を確認すると8時半
3時間やって、1度のアタリもない
真冬の湖西の釣り
釣れたら デカイ らしいが
それは 釣れたら のこと
新年早々ボーズは避けたい
デカバス狙いは諦めて
小バスでも良いので
とにかく釣りたい
冬場バスが集まると言われる
湖北のとある港に移動
さあ、仕切りなおし
今度は大小にかかわらずバスを釣りたい
自ずとリグは小さくなる
湖西の浜でのノーバイトを考えると
とにかくネチネチやるしかなさそう
またもや糸に集中すること
約…たぶん2時間くらい
まったくアタリすらない状態が続く
私が港に到着したとき一人のヘラ釣師がいるのみだったが
気が付くと、小さな港にバサーが10人以上はいるだろうか
さらによく見ると、誰一人として釣れていない
水はキレイに澄んでいて
3~4mくらいの底がはっきり見える
また、所々にウィードの塊が見える
ウィードに潜っているのか…
いや、全然姿もアタリも無い
どうやら港にバスはあまり入っていないようだ
そういや最近見るようになったあるブログにも
同じような事書いてたな…
今年はバスが港に入っていない、と
結局、港を2ヶ所ハシゴして ノーバイト
時間切れで納竿
まあ、しょうがない…
久しぶりに琵琶湖で竿を振れただけでもいいか…
無理やり自分に言い聞かせる
真冬のデカバスはおろか
アタリすら感じることが出来なかった
この時期の釣り
デカバスかBo-zuか
ホームランか三振か
結果は三振
まあ、こんなもんか…
次に期待しよう
ん?
アタリすらないんだったら
完全試合
じゃないのか?
治療釣行のはずが、治療にはなりませんでした
〝診察のみ〟ってとこでしょうか
それでも少しはストレス発散になりましたよ
今後も通院は続きます