2010年01月31日
夢をもう一度・・・
本日もお越し頂きありがとうございます

先週、ようやく今年の初バスをゲット
それに続け!とばかりに今週も行ってまいりました
今回は前回の好結果をもう一度とさらに意気込んで
昨日の晩から出撃しました
現地到着22時半
目的地は先週のあの場所
〝2匹目のどぜう〟を狙い、同じ場所に
真冬のこんな時間に
釣りしている変人なんていないだろう
と思いきや、先行者が5人
なんや、けっこうおるな
空には大きな満月が
薄曇りの中にぼんやり浮かんでいる
〝満月の夜には何かが起きる〟と期待して
人はこの夜更けに集まってくるのか
もちろん、私もその一人
先週釣れたポイントには3人の人影が見える
ライトを点けて何やらワイワイやっている
大物でも釣れたのか!?
撮影会でもしているのか
や、やられた!もう少し早く来るべきだった
と少し悔やむ
しょうがないので少し離れた場所から始める
小1時間ぐらい経った頃
3人の人たちが向こうからやってきた
防寒具に身を包んでいるが
その手に釣竿はない
私 『こんばんは!』 とこちらから挨拶すると
おじいさん 『バス釣りか? 釣れるけ?』と返ってきた
私 『さっき来たばかりなので…、釣りちゃうんですか?』
おじいさん 『うん、小魚集まってるか思てな、これや』
おじいさんの肩には投網が乗っかっている
ああ、投網か・・・ちょっと安心した
3人組が帰ったあと、しばらく場を休め
ポイントに入る
1週間前の光景が目に浮かぶ
さて、再現といきたいところだ
だが、先週とは明らかに状況が違う
先週は、程よい感じの波があったのだが
今は、無風のべた凪
湖面は鏡のように平らに静まり返っている
今まで昼間の釣りでも
べた凪の時にいい思いをしたためしがない
ましてや湖西のキレイな水が満月に照らされて
水の中からでも、陸上の様子が分かってしまうんじゃないか
そう思うぐらいのパーフェクトベタ凪
見ているだけなら美しくてよいのだが・・・
その後、満月は雲間から顔を見せたり隠れたり
だが風はいっこうに吹く気配はない
確か天気予報では、午前3時からは南東よりの風が吹くはず
風を待ちながら、浜を横に移動しつつ釣りを続ける
無風のせいか、寒さは全然感じない
時計をふと見るといつの間にか4時
え?4時? 相変わらず無風
さすがに少し疲れを感じ、砂浜に腰を下ろす
ちょっと腰にダルさを感じたので
ゴロっと仰向けに転がってみる
砂浜の上に寝そべっても全然寒さを感じない
波の音もなく、風もない
かすかに虫の声がきこえるだけの静寂
やばい、このまま寝てしまいそうだ
寝ようと思えば、たぶん平気で眠れただろうが
無理やり起きあがり、釣りを再開
結局、朝6時過ぎまで粘るもノーバイト
移動を決意する
別の場所を3ヶ所流すがいずれもアタリなし
午前10時半納竿
実に徹夜の12時間釣行でアタリなし
これが真冬の現実
先週が夢のように思える
今回の釣行でした
〝 満月の夜は…
…何も起きませんよ 〟

再び