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Posted by naturum at

2011年01月08日

BULL DOG



本日もお越し頂きありがとうございます






年末年始、実家に帰省した時

今は物置部屋になってしまった私の部屋を物色した

基本的に、部屋の中の配置は変わっていないが

とにかく物が増えている







両親の旅行カバンやら、衣替えを待っている次の季節の衣類やら

悠々自適の生活を送っている親父の

テニスウェアやら書籍類やら

私がこの部屋を使っていた時よりも

はるかに多いモノが運び込まれている







私の所有物は、押入れの中に押し込まれていて

帰省する度に、押入れを開けては

懐かしいものを発見し、もの思いにふける

それは釣り道具であったり

中学時代の野球のユニフォームだったり

使い込んだグローブだったり

何度も繰り返し読んだ〝釣りキチ三平〟だったり

どれをとっても懐かしい記憶が蘇ってくる







ひとしきりひっくり返しては眺めることに満足し

押入れのもと居た位置にそれぞれを戻した私は

部屋の窓から外を眺めようと窓際に移動した

その時、部屋の隅に置かれた本棚に

不釣合いなものが置かれてあるのに気が付いた

お? イカツイ顔をした犬がこちらを見ている



手に取ると、懐かしいパッケージのスピナーベイトだった








裏面は日に焼けて茶色く変色しているが

封は開けていなかった

買ったらすぐに使いたくなる私にしては

珍しいこともあるものだ






昔の釣り道具には、何かしら思い出があるのだが

これに関しては、これといって特別な思い出はない

一時期このメーカーのスピナーベイトをよく使っていて

春先、まだ寒い時期によく釣れたことは覚えている



特別な思い入れがあるわけではないが

このパッケージには懐かしさを感じる

そういや最近見かけないが

今はもう売ってないのだろうか






それよりも

一体いつからこの本棚に置いていたのだろう

なんで今まで気が付かなかったのか

そして、なぜこれは片付けずにここにあるのか

不思議でならない

まあ、いいか・・・

懐かしいパッケージに出会えたので







今度使ってみようかなと一瞬思ったが

折角ここまで開封せずに残っているのなら

このまま取っておくのも悪くはない







  

Posted by simesaba at 12:58Comments(4)昔の道具

2010年10月01日

トーナメントワーム





本日もお越し頂きありがとうございます





ひと月ほど前

釣人の集いに向けて

昔のタックルボックスを整理していると

きったないビニール袋が出てきた













汚れて脂ぎった感じの

どう見てもゴミ袋のように見える袋

中を見てみると、使い古したワームが数本入っていた

その中に、なんとも懐かしい形をしたものがあることに気が付いた













これ 〝トーナメントワーム〟 やん!

よくまあ、こんなものが残っていたものだ

今から四半世紀以上前のワームだ

よく溶けずに形をとどめているなぁと

少々感動したりした








私が小学生の頃ワームといえば

このトーナメントワームかジェリーワームぐらいしかなかった

このでっかい ドバミミズ のような形をしているのを

ワームオイル と呼ばれる油に漬けていたりしたものだ

タックルボックスもワームプルーフになる前の時代で

普通にボックスに入れていると

ワームがドロドロに溶けて、ボックスそのものも変になったりする







触った感触も、現代のワームよりも固い感じで

分かりやすく言うと グミ みたいな感触






買ったばかりのワームのテカテカと光っている様子は

ミミズの形をしていなければ

ちょっと美味しそうにも見えたりする

ちなみに、ちゃんとした見た目はこういう感じである













これを、確かその当時はバラ売りしていたように記憶している

駄菓子屋さんのイカの串刺しとかが入ってそうな瓶に詰められていて





好きな色のやつを選んで買うのが、とても楽しかった








そして、更にガサゴソやっていると

この当時使っていたワームフックが奇跡的に一本出てきた










ウィードレスフック と呼ばれるやつで

今みたいにオフセットしていないストレートフックである

先日の釣人の集いの際に

じゅんさん、三ツ木さんと

このフックをいじっては

『懐かし~!!』 と言い合った

20年、30年前から釣りをしている人には

本当に懐かしいものに見えるはずだ








以前、タックルボックスを記事にした時に書いた

〝懐かしい香り〟 の正体は

この古びたフックの錆のニオイだったり

原型をとどめているのが不思議なくらい古い

トーナメントワームのニオイだったようだ

このニオイを嗅ぐと

子供の頃を思い出す

懐かしい景色だったり

子供の頃のままの友の顔だったり

二度と戻れない古き良き時代に

タイムスリップする

ああ・・・懐かしいなぁ・・・








♪ 今夜夢のバスに揺られている 街はまだ眠る
  晴れた夜に輝く月 どこまでもついてくる
  10年前にもしもちょっと行けるのなら 何をしようかな
  あの懐かしい街に出掛け 月の影を目指して

  気がつけばほら あの時のにおいがする
  見覚えのある石を蹴飛ばして夢見てる少年    

  晴れた夜には誰の後ろにも 月はついてくる
  変わったもの 変わらないもの 全ては胸の中に ♪









20年前にもし少しだけ行けるとしたら・・・

友と通ったあの池に

釣りに行ってみたいなぁ・・・








今から20年後、30年後

今あるワームやフックは

果たしてどうなっているだろう

それ以前に

今のように バスフィッシング が楽しめる

そんな環境が保たれているだろうか

綺麗な湖西の浜は

今の綺麗な浜のままで

存在しているだろうか









できることなら

今よりももっと美しくなっていることを願い

できることなら

30年後も

バスフィッシングができればよいと

切に願う、今日この頃である



  

Posted by simesaba at 11:27Comments(16)昔の道具

2010年09月10日

再生



本日もお越し頂きありがとうございます






以前からず~っと放置していた昔のロッドを

ちょこっと修理してみた

前にも記事にしたことがあるが

なんせ20年以上前の代物

正月に実家に帰省した折に

クローゼットの奥から引っ張り出してみると

トップガイドの付け根近くからポッキリ折れていた



一般的にはこういう場合の修理方法は

ガイドの付け根を火であぶり

コーティングを溶かしてガイドを取り外し

バット側をガイドが入る太さにヤスリで削って付け直す

だが今回、トップガイドのリング自体が取れてしまっているので

別のロッドのトップガイドを取り付けることにした

(折れてしまった竿をパーツ取り用で残していたので)






しかし、ちょっと問題があり

一般的な方法とはまったく異なる方法をとることにした

その問題とは、新たに取り付けるガイドの根元の径が細く

ブランクをヤスリで削っても、とうていその太さにはならない、というもの

ブランクの太さに合うガイドを買ってくればそれで済むのだが

手持ちのパーツを使わないのも、もったいない気がするので

そこはあえて買わないことにする







そこで考えたのは、ガイドとブランクの中にパイプ役の竹を通し

印籠継ぎ のようにしてつなぐこと

竹の棒を削り、ガイドとブランクの中に入る太さにし接着剤で固定

それだけでは強度的に弱いので

その上をスレッドで巻き、エポキシでコーティングして








一応、できあがり





ロッドビルドなどしたこともなく

自分でガイドを取り付けるのも初めて

適当にやったので、見た目も悪い

もう一回エポキシ盛ったら凸凹消えるかな・・・

古~いロッドをとりあえず使えるようにしてみたが(ぱっと見だけは)

果たして、使い物になるだろうか

トップをちょい投げするぐらいならできるかな







元々、記事にするつもりではなかったので

途中の工程の画像がまったくありません

文章だけでは、ちょっと分かりづらかったですよね







ちなみにグリップは、過去にも登場したこんなやつ



握る度に懐かしい感覚が蘇る

週末にちょっと振ってみようかな
















ああッ! 乗せるリールが無い!



  

Posted by simesaba at 13:52Comments(4)昔の道具