2010年10月25日
another favorite
本日もお越し頂きありがとうございます
週末は釣りは完全に封印し
別の楽しみを満喫してきました
(興味の無い方はスルーしてください)

大阪 長居陸上競技場
日韓W杯でも会場になった、あのデッカイ競技場
今日はサッカーではなく、アメフトの試合観戦
日本社会人アメリカンフットボール
Xリーグ ウェストディビジョン
パナソニック電工インパルス VS アサヒ飲料チャレンジャーズ
ここまで4戦全勝同士の対決
すでに上位リーグ進出は決定している両チームの
1位、2位の順位を決める試合
もちろん1位になった方が、その後の展開が優位になるのは言うまでも無いが
プレーしている選手にとっては、それも大事だが
とにかく目の前の敵に勝ちたいはずである
意地と意地のぶつかり合いだ
私にとっては久しぶりのアメフト観戦
アメフトから遠ざかること数年
久しぶりに味わう真剣勝負の緊迫感を肌で感じたかった
以前はよく試合会場に足を運び、一流選手のプレーに見入ったり
自分ならここはこうするのに・・・などと
勝手な戦略を練ったりしたものだが
ここ数年は、とんとご無沙汰している
まあ、今日は楽しく観戦するとしよう
そんなこんなで、久しぶりに観戦するため
今シーズンの両チームの戦力など知るはずも無い
知っているのは、ここまで4戦の試合結果の得点のみ
そこから想像するに
パナソニック電工は爆発的なオフェンスで得点を重ね
他を圧倒している
だが、それなりに失点もしているので
アサヒ飲料は十分つけ入る隙はあるだろう
一方、アサヒ飲料は
得点力こそパナに及ばないものの
危なげない試合で順調に勝ち進んでいる印象
しかし最も驚くべきは、その失点の少なさ
4試合で僅か9得点しか許していない
完封2試合、1タッチダウンの7失点1試合、セーフティによる2失点1試合
ここまでは完璧に相手オフェンスを封じている
パナのオフェンスVSアサヒのディフェンス
ここが見所になるのか
そしていよいよ KICK OFF
開始早々、パナソニックのリターナーがエンドゾーンまで駆け抜け
あっという間にタッチダウンで先制、TFPも決まり7点先取
そのままパナソニックのペースになり
1Qにもう1TD追加で14-0
ワンサイドゲームになるかと思われたが
徐々に落ち着きを取り戻したアサヒ飲料はFGでまずは3点
2Q終了間際にもう3点追加で 14-6
TD1本差まで詰め寄り前半終了かと思われたが
ここでパナソニックが相手の反則に付け込み3点を奪う
ここで前半終了
アサヒ飲料にとっては、最後のFGの3点はやってはならない点だった
これが最終的にどう影響するか・・・

後半開始
パナソニックはディフェンスの体型を時折5-2から4-3に変更
前半でラン攻撃をある程度押さえたことで余裕が出たか
後半、どうしても点が欲しいアサヒ飲料がパス攻撃にくることを予想して
セカンダリーを厚めにしたのか
だが、依然としてアサヒ飲料はラン攻撃主体で攻めてくる
中央のダイブやブラストがスルスルと抜け
薄くなったディフェンスラインの間隙を縫ってラン攻撃でナイスゲイン
そして
3Q 5:04 アサヒ飲料#22 RB佃選手のランでTD、TFPも決まり 17-13
後半はどちらも譲らず互角の戦いに見えるが
パナソニックは要所要所でのプレーに落ち着きが見られ不気味ではある
それに対しアサヒ飲料は押せ押せのムードで
ジワリジワリと点差を詰め寄るも、少々落ち着きの無いプレーでバタツキを感じる
1発ロングゲインを狙ったリバースパスなどを繰り出すも失敗
ビッグプレーを狙うタイミングが少しおかしい気がする
また、ここぞという場面でのつまらない反則も目に付く
後半に入ってから、ようやく本来のディフェンス力を発揮し始めたアサヒ飲料
パナソニック電工の攻めを封じ、後半はここまで0封
そして運命の第4Q
一進一退を繰り返し残り時間が少なくなってくる
4Q 10:15 アサヒ飲料#27 RB椙田選手のランでTD、TFP成功で 17-20
アサヒ飲料が逆転
そのまま終了かと思われたが
またしてもパナソニック電工の粘りで
FGによる3点追加で同点
延長戦に入ることに・・・
やっぱり、前半終了間際のFG3点がここにきて影響してくる
あの無駄な失点が無ければ、20-14で終了のはずだったのだが・・・

延長戦はタイブレイク方式
お互い敵陣25ヤードから攻撃を開始して得点を競う
まずはパナソニックの攻め
ポンポンとパスが通り前進
簡単にTDを取るかと思われたが
アサヒDFの頑張りでFGの3点にとどめる
対してアサヒの攻撃
ここに来てもラン攻撃、ラン攻撃の単調な攻めの繰り返しで
大したゲインを得られず4thダウンでFGを狙うことに・・・
1stダウンを獲得し前進した位置からのFGだったパナソニックに対し
少し遠目の位置からFGを狙うことになってしまった
本気で勝ちたい気持ちがあるのであれば、2ndダウンで一発TDパスを狙えばいいのに
あのフィールドポジションからならエンドゾーンを狙うことは十分可能だったはずだ
失敗しても3rdダウンでもう一度パスという手も残る
その時は、まず1stダウンを狙いに行けばいいのだ
しかも3rdダウンでもランプレイというチョイスはいただけない
最初からFGしか頭にないかのようなプレー選択
この時点で〝勝ちたい〟気持ちの差が出てしまったか
結局、FGは惜しくもポールに弾かれ失敗
これで勝負あり
パナソニック電工の2年連続西地区制覇が決定した
今日は私は知り合いとの絡みもありアサヒ飲料側の応援席にいたが
客観的に戦局を眺めてみて
試合巧者のパナソニックが地力に勝っていたように思う
試合後パナソニックの監督は
「いいプレーがなかった・・・」 と言ったらしいが
ビッグプレーこそ少なかったが
随所に試合巧者ぶりが見て取れ
後半アサヒ飲料に逆転されてからも普段通りのプレーを続け
延長戦に持ち込んだところなどは巧さを感じた
なんといってもQB高田選手の存在は
相手チームに大きな影響を与えるもので見ごたえがあった
彼のプレーには思わず 「巧い!」 と言わされること度々
立命館の時よりも更にプレーに磨きが掛かっているように思え
正にいぶし銀な感じがした
一方、アサヒ飲料は〝勝てる試合〟を落としてしまった
せっかく互角の戦いに持ち込み、一時はリードしながらも勝ち切れなかった
これは選手がどうのというよりも、監督、コーチに責任があるように思う
パスが必要な場面でランプレーを選択してしまったり
逆に、必要ない場面でビッグプレイを狙ってみたりと
ゲームプランそのものに問題があったように思う
勝負どころを見極める目が
相手の方が一枚上手だったということだろうか
ともあれ
負けてはしまったが選手の皆さんは
たいへん頑張っていたと思います
お疲れ様でした
そして久しぶりのアメフト観戦を楽しむことができ
これはこれで満足の一日
たまには釣りから離れてみるのも
悪くはない
Posted by simesaba at 23:29│Comments(2)
│ただの日記
この記事へのコメント
こんばんは!
興味ありありです(笑)
実は私の勤めていた元予備校の
学科の講師は、京大アメフト部出身者が多く
関西リーグは時々見に行ってたんですよ。
京大のミーティング1回見させてもらいましたが
あれ、スポーツというより、学問でしたね、、
〆さんやってはったんや、、
まあ、社会人は見に行ったことはないんですが
NFLは良く見ます(笑)
興味ありありです(笑)
実は私の勤めていた元予備校の
学科の講師は、京大アメフト部出身者が多く
関西リーグは時々見に行ってたんですよ。
京大のミーティング1回見させてもらいましたが
あれ、スポーツというより、学問でしたね、、
〆さんやってはったんや、、
まあ、社会人は見に行ったことはないんですが
NFLは良く見ます(笑)
Posted by ゴッキー
at 2010年10月26日 00:06

>ゴッキーさん、こんばんは!
京大アメフト部はある意味特殊です。
ほとんどの選手が高校までは他のスポーツをしていた人ばかりです。
それが毎年強いチームになるのは〝水野監督〟という優れた指導者の力量でもあり、
またアメフトという戦略ゲームを、
すぐに理解してしまう頭の良さを持った選手の集まりだということ。
近年は不祥事などもあり低迷気味ですが、
やはり名門中の名門です。
私も学生の4年間と、社会人で少しプレーしましたが、
奥が深いスポーツです。
私も学生の試合はよく見に行きましたよ。
宝ヶ池や西宮には足繁く通ったものです。
学生の試合の方が実は好きなんですけどね
京大アメフト部はある意味特殊です。
ほとんどの選手が高校までは他のスポーツをしていた人ばかりです。
それが毎年強いチームになるのは〝水野監督〟という優れた指導者の力量でもあり、
またアメフトという戦略ゲームを、
すぐに理解してしまう頭の良さを持った選手の集まりだということ。
近年は不祥事などもあり低迷気味ですが、
やはり名門中の名門です。
私も学生の4年間と、社会人で少しプレーしましたが、
奥が深いスポーツです。
私も学生の試合はよく見に行きましたよ。
宝ヶ池や西宮には足繁く通ったものです。
学生の試合の方が実は好きなんですけどね
Posted by simesaba
at 2010年10月26日 00:51

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