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Posted by naturum at

2011年07月25日

夏は夜、月の頃はさらなり・・・



本日もお越し頂き、ありがとうございます





キャスト開始わずか5投目

コン という小さなアタリに、半ば半信半疑でアワセを入れると

そのアタリの小ささとは逆に重い手ごたえが返ってきた

鈍い動き出しで抵抗を始めた魚は

激しさこそ表さないが、とにかくその重量感は

久しぶりに味わう良型の予感

バスなら50は軽く超えているだろう

掛かった直後から沖へ沖へと走り出したのを、なんとか堪え

岸から15mくらいまで寄ってきたところで

ラインの角度が無くなってきた

浮いてきたと思ったその瞬間

ドバシャッ!

ジャンプ一発、痛恨のフックアウト

アタリが小さかったので、半信半疑でアワセを入れたのが

中途半端になってしまい、フッキングが甘くなってしまったようだ

かなりデカかったので残念ではあるが

幸先良く魚の反応があったので、期待は高まる






大きなジャンプで湖面を騒がせてしまったので

釣り始めて間もないが、しばらく場を休ませることにした

石の浜に腰を下ろし、夜空を見上げると

南西の空に青白く光る流れ星が

綺麗な余韻を残し流れ去るのが見えた

久しぶりの深夜釣行をかみ締めるように

見える範囲の景色を楽しんだ

もちろん景色と言っても暗闇が広がるばかりだが

暗闇の中にも明と暗があり

遠い対岸に灯る明かりの明滅や

雲に見え隠れする半月

そしてそれに照らされる湖面

薄明かりの中で見える黒っぽい石や白っぽい石

日中ほどの鮮やかさは無くても

確かに色はそこに存在する

そしてそれを楽しむのも、夜釣りの楽しみの一つでもある

滑らかな湖面を渡る風は、日中の暑さとは打って変わって涼しい

今年の夏は、何かが変だ

湖風に真夏らしくないものを感じさせる

どこか夏の終わりというか、秋の始まりというか

肌寒さすら感じるくらいに冷たい風が、時折体をかすめていき

半袖から露出した肌に鳥肌を立たせる

ウィードの成長が良くないのも、このせいなのだろうか

蒸し暑く不快な夜と比べれば、過ごしやすいのは助かるが

夏らしい暑さも、それはそれで恋しくなったりもする

そんなことを、ぼんやりと考えながら15分ほど場を休めた






さっきから流れ込みの脇で魚の気配がしている

何かがしきりに小魚を追っている

再びキャストを開始し、流れの脇にチャンクを放り込み

ゆっくりとチャンクのブルブルを感じながら巻く

数投した時、プチバックラッシュを直していると

突然ラインが走り出した

すばやくたるんだラインを巻き取り

今度はガッツリアワセを入れた

よし! フッキングは決まった!

先ほどバラシたやつほどではないが

なかなかの重量感が手元に伝わる

右に左に、手前に奥に

さんざん走り回った挙句上がってきたのは・・・








60cm近いニゴイでした

その後、投げては移動、投げては移動を繰り返すも

夜明け前までアタリもカスリもせず

元の流れ込みに戻ってきたところで

長い長い沈黙の後にきたのは・・・









またしてもニゴイ

最近この顔ばっかり見ています






夜明け間近

竿をスピニングに持ち替えケタバス狙いに切り替えると

その容姿に似つかわしくない ガツン!! という金属質なアタリで

良型のケタバスが連発





ちょうどその頃、別の場所で釣っていたroboさんが現われ

roboさんもいいサイズのケタバスを釣っていました



その後は談笑したり竿を振ったりで

マッタリとした時間を過ごし

場所を移動してギル釣りに切り替え



日も高く昇り、暑さと眠さにやられ納竿

またしてもバスは釣れなかったが

たっぷりと琵琶湖を堪能し帰路に着いた




どうも最近、本命に見放されているな・・・

  

Posted by simesaba at 17:58Comments(8)ニゴイ