2011年11月18日
スピード
私はおそらく
他の釣り師よりも手返しが遅い
そう自覚している
良く言えば丁寧だとも言えるが
きっと他の人が見た時
なんて手返しが悪いんだろう
と思われるかもしれない
それぐらいゆっくりと巻くようにしている
しかも完全に手元にルアーが帰ってくるまで
岸際ギリギリまで
沖でアクションさせているのと同じように
リトリーブを続けている
それが良いのか悪いのか
賛否両論あるところだろうが
岸際に魚が寄っていることが多いので
回収直前に食ってくることも多い
だから最後まで気を抜かずに巻く
それが手返しの悪さに繋がっている
だが、少々手返しが悪くても
魚が居る場所で
猛スピードで回収するよりはマシだと思っている
場を荒らすことをしないように釣りをすれば
散々粘った後でも
魚が口を使ってくれることもある
ルアーを自然の中に溶け込ませることによって
スレさせず、釣果に繋がるのであれば
手返しの悪さは逆に〝効率的〟とも言える
キャストの回数に対してのバイト率が高い
という風に言えなくも無い (良くいい過ぎ)
本当に魚が居ない場所であれば
猛スピードで回収するのもアリだが
そこは〝見切り〟の世界
私は、そこに魚が居ないと判断するのにも
少々時間がかかってしまうが
これは私の経験の少なさゆえ
〝見切り〟をすばやく付けれるように
もっと精進しなくてはならない
ある時、サムルアーズのレポート常連の方と
共に竿を振る機会があったが
その方は、私から見れば
ものすごく手返しが早く
また、ルアーチェンジが早い
あれよ、あれよという間に
チャチャチャとルアーをチェンジし
その日のパターンを探り出す
状況判断の素早さ
ルアーチェンジの素早さ
そして見切りの素早さ
何もかもが素早い
嗚呼・・・
私もいつか
あの方のように
なりたいものだ
そう願って止まない
今日この頃