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Posted by naturum at

2009年12月18日

我らのバイブル

本日もお越し頂きありがとうございます



私が釣りを初めてやったのは小学2年の時

その当時、ものすごーく山奥の田舎町に住んでいたが

そこの小学校では毎年、水泳の時期が終わると

プールに鯉を放流し、釣り大会的なものを開催していた

今ならPTAやら教育委員会やらが

やれ


『不衛生』


だの


『生き物虐待』


だのと猛反発しそうなことだが

その頃はたぶん今より随分ゆる~い感じだったのだろう






鯉といっても、釣堀にいるような立派なやつではなく

金魚がちょっと大きくなったぐらいのもの

錦鯉がいたり金色の奴や赤い奴がいたり

よく見ると口にヒゲがあり



ああ、一応鯉なのね 



と確認はできる


そんなプールに釣り糸を垂らしているのも

今思えば不思議な光景ではある






その日私は1匹の緋鯉を釣った

たぶん大きさは10cmくらいだったと思う

他の事はよく覚えていないが

とにかくその1匹が私を釣りの虜にした






その後、釣りの入門書を買い、穴が開くほど見入った

魚の図鑑を見るのも好きだった

子供の頃私は親戚のおっちゃんやおばちゃんに




〝おさかな博士〟




などと呼ばれていた

現在TVなどに出演している〝おさかなくん〟

もしその当時おさかなくんのような人がTVに出ていたら

きっと私はおさかなくんを目指しただろう







そんな私がある日目にしたマンガ

かの有名な









釣りキチ三平



釣りの描写、ストーリー

ところどころに釣りの解説あり

多種多様な魚を主人公三平くんが釣り上げていくさまが

私の心を惹きつけた











全65巻

その内の大半を所有しているが

実家から持ってきたのがこの1冊





カナダのサーモンダービーを終え

帰国後初の釣りに出かけるお話し

なぜだか分からないが、この1冊だけ手元に置いてある

理由は分からないが・・・










釣りキチ三平で、特に印象に残っているシーンは

第3巻 【夜鳴谷の怪物】

三平くんが炭焼銀次の作ったご飯を

めちゃくちゃうまそうに食べているシーン

ワラビだかぜんまいだかの何かや、岩魚の塩焼き

味噌汁を頬張るシーンが

たぶん今見ても食欲をそそられるに違いない











他にも



【イトウの原野】

【桜吹雪のカラス鯉】

【少年の夏】




といった名作がたくさんあるが

そのどれもが、それを読んでいた当時の自分を思い出させる







思い出の扉






のようである

釣りキチ三平は私にとって




釣りのバイブル




であり

私自身の 




少年の夏 への扉 





でもある






今から思うと、釣りキチ三平を読んでいた頃も

もう既に ひと昔前 なのだが

読んでいたその時も

どこか懐かしい 日本の原風景 を思い起こさせる

そんな画風だったように思う

今は無くなりつつある

日本の四季折々の風景や伝統

そんなものが随所に盛り込まれている




釣りキチ三平





今度実家に帰ったら

もう一度読んでみたいと思う
























まずは あのシーン から



































































ユリッペのボヨヨ~ン


  

Posted by simesaba at 13:50Comments(2)思い出